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二番目に長い日?   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/29(水) 10:29

A級順位戦最終局は何時頃からか「将棋界の一番長い日」などと呼ばれてきました。ドラマがある年が多く、誰が挑戦し、誰が落ちるか、当人たちはたまったものではないですが、B1以下の棋士も含め将棋が好きな人は注目するのが最終局なのです。

ヘボの今期の注目は菅井竜也と佐藤天彦でしたが、菅井君は早々に期待を裏切ってくれました(残留して下さいよ!)。天彦九段は挑戦が見えるところまで来ました。戦い方が読まれている軍曹よりも鬼太郎さんの方が絶対チャンスがありますよ。

さて、そういうことで二人の将棋を(勝ったら)取り上げようと思っていたのですが、天彦vs渡辺明はナベ九段の体調不良のため41手で天彦勝ちとなりました。負傷を差し引いても投了図は(ナベ九段にとって)厳しいものでした。以上です。

菅井vs佐々木勇戦を観ていきましょう。
菅井君は原点に立ち返って、元々の原動力、中飛車穴熊を持ってきましたね。それで良いんですよ。対する勇気君は銀対抗を決めた後、一直線穴熊で対応しました。これは悪手かな?超速の変化か穴熊かで迷ったと思うのですが(あくまでヘボの推測です)相穴熊は急戦以上に粘れない戦型です。ヘボは(相手の経験の度合いによると思いますが)指し切るか、こちらが寄せ切るかの殆ど二択です(苦笑)。勿論相性もありますよね(菅井7勝vs勇気3勝)。

序盤、後手勇気が▽2四角と覗きました。これは振り穴にとっては厄介で定跡もあると思います。左金の動きが限定されるんですね。そこで先手菅井は▲2六~2五歩と角を追い、銀冠穴熊に組み換えました。居飛車はこの▲2五歩を金で取りに行きましたが、いかにも居飛車党の感覚で、仮にヘボが菅井君の立場なら「儲けた」ですね。ヘボもよくやりますけど金が上ずるのは形が悪い。振り飛車は取らせる時間を利用して飛を転戦しポイントを稼ぎました。そして65手目の▲5七銀引がヘボにとって本局一二を争う眼福でした。「金銀はこうやって捌くものなんだよ」と教えられたようです。

続いて居飛車からの8筋攻撃がありましたが、ここにおける折衝も見事でした。突き捨てから▽8八歩ですが(居飛車党の人、これ大好きですよね)、これを一旦同角と取って飛を走られたところで再び▲7七角と上がる。丁寧な指し回しとはこういう手順を指すのかもしれません。寄せも素早かったです。予め叩きの歩で金銀を上ずらせておいてバサッと竜切り!爽快です。こういう将棋を観ると勇気が出ますね(斬られたのは『佐々木勇気』だけれども)。もう暫く振り穴を続けていく決心がつきました。(^_^)
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将棋に勝つには   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/28(火) 15:50

大谷ファンの両親と話を合わせるつもりでNHKのBSをシーズンになると毎日のようにドジャース戦を観ています。観ていていつも感じますが、大谷君は球場に居る間は万事隙が無いですね。

その大リーグをネタにしているユーチューバーでサカイと名乗っている方がいらっしゃいます。声の感じや雑談の内容から千葉在住の20代後半から30代前半の男性で、塾講師を生業としてるようです。今は殆ど毎日動画を上げていますが顔は晒していません。これは好手だと思います。将棋の人はプロもアマも顔を晒している人が多いですが、SNSの危険性が取り沙汰されている時代ですからねえ。番組内容は丸1時間、メジャーの選手やチームの動向をネタに喋りまくるのですが、軽妙な語り口で結構気に入っています。

そのサカイさんが何と将棋好きで昼食を「将棋放浪記」(by藤森哲也五段)見ながら摂っているそうです。ヘボもここまではやれていませんが、更に「おぬし、やるなあ」と思わせる発言があって感心しました。曰く「将棋は相手の嫌がることをやれば勝てるゲームですからねえ」というくだりがあって、思わず「その通り!」と膝を打ちました。ヘボは「お手伝い」が多いお人好しの棋風?を改めないと。(>_<)
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穴熊を選べない時   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/27(月) 09:42

まだまだ振り穴は指すつもりですが、今より強くなれたとして、「穴熊を選ぶのは拙いかもしれない」と感じる時が来るかもしれません。その時の選択肢としてミレニアムも勉強しておきたいですね。そのような訳で、教材として棋聖戦予選、増田vs澤田戦を取り上げます。

マッスーは棋王戦の挑戦者になりました。遅い!彼の力からすれば、5年タイトル戦登場が遅いと思います。でも奪取すれば許します(笑)。しかし最近少し調子を落とし気味で、心配です。「増田は終わった」と言われないように頑張って下さい。一方の澤田七段はこれまでヘボはあまり注目してこなかった棋士でしたが、最近振るようになったのでにわかに仲間意識が湧きました(笑)。振った時は勝って下さい。

将棋は先手増田の居飛穴に対し、後手澤田は四間飛車からミレニアムに構えました。急戦は選ばなかったんですね。多分ですが、居飛車にとっても急戦は怖い作戦なんですね。へなちょこ急戦(ヘボは早仕掛けの一変化と解釈していますが)は三間飛車に対して多用されていますが、山本博志五段が有力と言われる対抗策、▽3一飛を提示し、現在検証作業中です。四間飛車では正しく指されるとダメなんですかね?因みに▽8二銀が入っている穴熊なら歓迎です(笑)。最後は玉の遠い穴熊が勝ち易い。プロだって間違えますからね。

お互い組み上がるまでの過程で、居飛車の▲6八玉に先んじての▲5八金右に感じるものがありました(マニアックで済みません)。これ、昭和の時代に流行った指し方で、歴史は繰り返すのかなあ?当時は5筋位取りも普通に指されていましたが(指す人は限定的でしたが)、現代では居飛穴が依然居飛車の有力戦法であることは変わりないものの、振り飛車側が正しく対応すると(プロ同士でも)負けてしまうことが増えているのかもしれません。いずれにせよ両者の戦いが、振りvs居飛穴または振りvs急戦のような単純な図式ではなくなっているようです。

その辺りが本譜でも読み取れます?!居飛車は松尾流(穴熊)の布陣です。ビッグ4に次ぐ堅さと言われますが、上部に薄いので(振り飛車が先手では)4筋から仕掛けられ玉頭戦に持ち込まれると意外に脆いです(あくまでヘボの経験ですが)。振り飛車は居飛車の揺さぶりを逆用し、上手く飛を中央に転換しました。以下、飛角交換、再度の打ち合いがあって、穴熊の金気が剥がされました。独り終盤戦の様相で、振り飛車陣は無傷です。澤田七段の攻めが切れなかったことが一番ですが、玉側の桂が攻めに参加できるのは大きなポイントですね。穴熊で同じように桂を跳ねると「パンツを脱ぐ」ことになるので、囲いの著しい弱体化と背中合わせです。ミレニアムは元々桂跳ねから囲いを構築するのでダメージは小さいのでしょう。

さて、本日の学びですが、ミレニアムやってみたいですね。そのためには振り穴を勝てるようにしなければ(両者の)違いが判りません。またミレニアムは急戦には使えないという説もあります。いずれにせよ、振り飛車党は検討に値する武器を手にしたというのがヘボの見解です。
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自虐が安全(笑)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/26(日) 13:10

これも将棋が主題でないことを予めお断りします。
ヘボは高校教員を生業としてきました。将棋部の顧問になったこともありますが、ここでは本業の授業について書いてみます。

ヘボは他の仕事は正直あまり一所懸命やらなかったですが、準備を含む授業には時間と手間暇を懸けてきました。方法はアナログそのものでしたけど(苦笑)。理科教員でしたが、教科書の内容がベースになります。教科書を熟読することは勿論ですが、それだけでは将棋の定跡書を1冊読むだけで実戦で勝とうとするようなもので、十分な実践(授業)とはなりません。従って教科書の指導書も熟読し、教える分野の該当領域の論文(殆ど総説ですが)も取り寄せました。他の教科は知りませんが、理科は生徒の好き嫌いがはっきり分かれ、しかも好きな生徒は小中高と上がっていくにつれて減ります。但し、好きな生徒はヘボのように生業にする場合も少なくありません。

教員になった直後はそのことに気が付かず、教室内の誰にも支持されない中途半端な授業をやっていましたが、そのうち仲の良かった同僚の先生方やPTA会長(!)から「大山命先生の授業は面白くない」と言われ悩みました。すると同僚の先生が「文化祭で私と漫才をやりましょう。授業はウケて何ぼです」と助け船を出してくれ、(つまらない葛藤もありましたが)実際に漫才をやり、授業でも「笑いを取れたら(つかみは)OK」と開き直りました。漫才コンクールを媒体で観ていた訳ではありませんが、とにかく戦型(棋風かな?)を変えた訳です。それで「自虐」なんです。(>_<) ネタに自分自身を据えれば他人を傷付ける危険は減りますからね。

退職まで「後継者(自然科学を志す人)を育てるのが目標」でしたが、それはついに目に見える形では達成されませんでした。ヘボの授業が拙かったことが主因でしょうけれど、「子供の嗜好ってかなり早い時期に決まるものではないのか?」、つまり理科(に限りませんが)が好きか嫌いかは「他者の問いかけ」が間に合わない時期に決まっているのではないかと考えています。将棋もそうですよね?!
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イチローと中居(松本)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/26(日) 10:52

始めに将棋の内容はほんの少しであることをお断りします。(>_<)

今話題の二人ですが、ヘボが関連ニュースを見ていてつくづく感じたことは「自分はプライドが高い人とは上手く付き合えないな」ということです。

ご存じの方も多いと思いますが、イチローこと鈴木一朗は日米とも殿堂入りを果たしたものの、どちらでも満票を取れませんでした。特にアメリカでは1票足りなかったようです。確かに成績だけ見ればおかしな投票結果かもしれませんが「好かれる人格ではなかったためなのかな?」と妙に納得してしまいました。元々野球好きの私の両親(特に母は長嶋茂雄の大ファン)がイチローを嫌っていたので、ヘボ自身も彼を斜めに見る癖がついてしまったこともありますが、屈折した発言内容はいつも気になっています。本当は日米のプロ集団の指導者をやりたいのに、できないでいる。高校生や女性の指導を見せつけることで自己PRをしている(ように見える)。何だか哀れですね。故河口俊彦八段が著書で中原誠を「自分を客観視しないことが名人の強さである」と評していましたが、外野は受け入れにくいことだと思います。幾ら彼が名外野手であったとしても。(>_<)

さて、中居(松本)氏ですが、ヘボは元々(最近の)お笑いが好きではない(変化はタケシ・タモリ以降だと思います)。既にオヤジの年代になっていることもあるのか、彼らの繰り出す笑いのツボがピンとこないんです(あ、中居氏は狭義の漫才師ではないですね)。むしろ不愉快になる。それはネタの多くが「他虐」であることなんですね。ダウンタウンの二人はプライドが高い。浜田氏なんて著書が「よめ!」ですものね。それだけで読む気を無くしてしまいますよ。彼らのギャグを面白がれる香奈ちゃんとはお互い振り飛車が好きでも話が合わないんだろうなあ。(T_T) 
中居氏の話し方もヘボは鼻についていました。今後、野球を取り上げた番組には出てこないだろうからホッとしていますよ。「俺はここに居る。認めろ」的な過剰な自我は却って周囲を遠ざけることが分からないのかなあ?犯罪以前の問題ですよ。
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自戦記   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/26(日) 09:59

昨日投稿すれば良かったんですけど、参戦当日は終局後いつもですが頭がボーっとして何も考えたくない状態になります。そこまで粛々と準備の勉強をやっている訳でもありませんしね(だから毎局その場で考えなければならない)。(>_<)

全5局。約5時間滞在して5局ですから少ない方です(大体早めの昼食をとってから始め、5時前後には帰り支度です)。顔見知りも何人かできました(向こうは覚えていないでしょうけど)。半年以上前に当たりたいと思っていた人と戦いましたが手も無くひねられました。そんなことを考えながら手合いが付いて本日の第1局。

Tさんとは10局前後を指しており、棋風もある程度把握しています。序盤は粗くて中終盤に力を出してくるタイプです。いつも小声で意味のない独り言を呟いています。ヘボは今「振り穴党」なので、こちらが攻め切るか否かが勝負の分かれ目。昨日も急戦調の「いかにも」な対応でした。ヘボが序中盤で致命的なミスをして勝てない流れになっていましたが、何とか玉頭周辺の戦いに持ち込みました。経験的に穴熊は広範囲の戦いになると全くダメです。もう休むと即投了みたいな感じになっていたので、あらゆることを度外視し、敵玉を裸のまま中段に燻り出すことに注力。詰めろになっていた桂を外したは良いが、入玉です。(>_<) ヘボの勝負手(連続の自陣への飛打ち)が功を奏し、Tさんは誤り「こうしておけば良かった」と具体的な手順を口にしながら、即詰みとなりました。こういう将棋を拾えることもあるんですね。(>_<)

格上のHさん。2度目の対戦で、前局は相振りで勝たせて貰っています。序盤が粗いので、本局も筋違い角から美濃の玉頭を狙い、手応えを感じていました。ところがHさん、それまでは殆どノータイムで指していたのに、不利になった途端長考するんですよ。そのうちにこちらも弱いので間違えて逆転負け。やっぱり中住まいはダメですね。キチンと右に囲っていれば良かったのでしょうけど、後の祭り。いつもヘボは「序盤不利になって離されずに付いて行き終盤誤魔化す」のがパタンなのですが、慣れないパタンは要注意ということですか?(>_<)

3局目はKさん。初手合いで、見た所ヘボより大分若く、色んなことを知っていそうな感じでした。指し手(内容もですが)も澱みなく、Oセンターも常連なのでしょう。相振りになりました。感想戦でも指摘がありましたが(ヘボも自覚)、左金が玉側に近づけられず、またKさんの攻めをヘボが受ける形になり、これは全然話にもなりません。ヘボが受けが苦手なのと相振り自体が最低でも攻め合いに持ち込まなければダメな戦型であることと二重の意味で。(>_<) 最後は「攻防ともに見込み無し」となりました。(T_T)

4局目。S1さんは真面目そうな三、四十台の風貌で、チラッと対戦カードを見ると本日は連敗スタート(自分も連敗しているし嫌なものです)。何となく定跡系は強いと思い、レグスペ(所謂角交換穴熊)に誘導しました。成功した将棋を思い出しながら指していたのですが、駒損の攻めが無理だったのかどうも一枚足りない。最後は詰めろを掛けたものの詰まされました。(T_T) 少し相手を信用し過ぎてしまった面もありましたね。

これで3連敗です。5局目はS2さん。初手合いです。ガチガチの居飛車党で、棒銀で来ました。これは振り穴党として大好物です。ヘボな好きな形として袖飛車がありますが、理由は棒銀を遊ばせて玉頭で勝負できるためです。しかし、この将棋も仕掛けの対応を間違えて(昨日はいつにも増して失着が多かった)角を失い駒損の劣勢に。踏み止まるにはどうすれば良いか?ここで頭に浮かんだのが「大山康晴の▽7三金打ち」でした。二上達也とのタイトル戦で「次に何を指せば良いか」分からない難しい形勢で指された手でした。持ち駒を自玉に打ち付けるのは攻め駒が足りなくなる心配もあり、迂闊に真似をするとヘボのように痛い目に遭います。しかもこの時は手駒に金も無かった。そこで▲3六の金を▲3七に引いたのです。居飛車に攻めさせて持ち駒を増やすのが狙いですが、お相手は調子が狂ったのかヘボの陣内に落ちている桂香を拾いに来ました。すかさず遊んでいる銀で桂を食いちぎり、馬金両取りの褌を掛け、形勢が一気に縮まりました。流れというものは恐ろしく、気が付くと駒損は回復し、結果的に穴熊は手付かずのままで挟撃から敵玉を仕留めることが出来ました。ぼやきまくるS2さんにヘボは「お粗末様(勿論、「ヘボの将棋が」です)でした」と謝りました。(>_<)

昇段はまだまだまだ先の話ですね。(T_T)
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女性棋士がなかなか誕生しない理由   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/24(金) 17:15

女性棋士が出てこない原因として女流棋士の意識もあるでしょうね。

まずわだかまりを取って、一つになることですね。
現在の女流棋士は二つの団体に分裂しています。Wikipedia等ネットにその辺の理由が書かれていますが(例えばY元会長との軋轢とか)、ヘボは良く解りません。外から見ると仲が悪いように思われますよね。実際は普通に対局している訳だから、しがらみを解消し、元通り一緒になりましょう。

もう一つは、こちらが主題ですが、連盟における女流棋士の立場が固定化されていることによる弊害です(まあヘボの推測ですが)。
最近は観ていませんがAbemaか何かで「棋士の一週間」を暴露する企画がありましたよね。前からヘボが気になっていたのは「明日の予定は?」という男性棋士の問いかけに「お仕事です」との答え。それで画面を見ると「タイトル戦の聞き手」とか「道場指導」とか入っている訳ですよ。「えっ?トーナメントプロの仕事の第一は対局ではないのか?」と感じてしまいます。要するに、「強くなることは二の次」の人が多いから強い人が出てこない訳で、折角の順位戦が泣きますよ。ユーチューバーのKさんなんかはその筆頭。Kさん、タイトルも2期獲得しているし、強かったんですよ(風貌も軍曹に似ていたし)。その人の人生ですからあれこれ批判するのは筋違い角かもしれませんが、残念なことだと思います。(T_T)
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中はセンターになれるか?   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/24(金) 15:47

しょうもない題で済みません。(>_<)
中さん、順調にデビュー後5連勝で予選突破です。居飛車も振り飛車も指せるということで、居飛車党観る将の「居飛車も指して欲しい」願いに配慮したということですかね?(そんなことないよな)3強が全員振り飛車党では気に食わないですかね?男性棋界は8割居飛車党なのに欲張りですね。(>_<)

話、元に戻しまして。中さんはオールラウンダーですね。「得意戦法を決めていない」とスポーツ報知の記事に書かれていましたが、その辺が却って弱点になっているのかな。一般に居飛車党の人は相居飛車戦の戦法の指し方を色々覚えなければならず、将棋の知識は多いように思います。どちらも指せる人は的を絞らせないことで有利な点はあるでしょう。そうなると対2強の戦いは対抗形(中さんが居飛車)になる公算が大ですね。女流棋界は「三国志」状態になるのでしょうか?これからの活躍に期待します。(^_^)
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残念無念。(T_T)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/22(水) 18:39

西やん、何であんなに薄い玉形で戦ったの?作戦負けのまま押し切られた感じですね。ヘボなら穴熊に組んで勝負を懸けますよ。少なくとも相銀冠にしておけば何が起こるか分からない。でも、まだこれで終わりではないので、次のチャンスを掴めるよう頑張って欲しい!
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我慢と辛抱   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/21(火) 10:30

今、これを書くために個人成績表をチラ見していたんですが、振り穴ばかり指すようになって、1年半が過ぎました。成績も6割くらいはあるでしょう。しかしながら将棋の全般に必要なことですが、我慢と辛抱がヘボの振り穴に必要だということを改めて感じます。「我慢と辛抱」、似たような意味合いがありますが、仕掛けを我慢、失敗しても直ぐに崩れず辛抱。無論、終盤も問題ありまくり(寄せが下手)ですけど、もう少し序中盤の戦い方を洗練していかないとダメでしょうね。(T_T)
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はい。   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/20(月) 14:21

そうなんですけど、ヘボが語るとツキが落ちそうな気持もあるので、この場では止めておきましょう。でも思いは同じです、管理人さん。(-人-)
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飲みながら将棋   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/20(月) 14:13

スポーツ報知の取材で西日暮里の将棋バー、Argent(あるじゃん)が紹介されていました。ヘボもある方のお誘いで2度ほど利用したことがありますが、酒が弱いので(勿論将棋も)どっちつかずになってしまいます。(>_<) お酒がいける口の方にはお勧めです。「アルコールを飲め」というマスターの無言の圧力も感じましたが、店主さんは代わったようですね。(ローカルな話題で済みません)
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2025/01/20(月) 12:53

>大山命さん
道場参戦おつかれさまでした。
振り穴の研究がすすんでいるようですね^^
引き続きお互いばんがりましょう。

我らが西やんはいよいよ明後日ですね。
文字通り大一番ですね。
勝ってくれますように(-人-)
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やっと勝ち越し   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/19(日) 18:45

毎土曜に参戦しているのですが、昨日は(暇なくせに)色々あって本日になりました。今日は手が浮かばない冴えない日になりました。●●○●○○○

振り穴は斬り合いを好む人には良いのですが、じっとしている人には向いていないかもしれませんね。上手く引っ張り出すような工夫が必要ですね。相振りは2戦2勝でした。年度初めはボロボロでしたが、ここのところ少し勝てるようになってきました。石川泰さん(元奨励会三段ユーチューバー)ではないですが、(相振りは)振り穴とのシナジーが良いような気もしています。
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順位戦の運用   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/18(土) 08:30

誰も主張していないように見えるので、得意の筋違い角理論を展開していきましょう(苦笑)。(^^;
何の話かというと、「C3を新設せよ」ということです。現在(実質)男性プロの順位戦はA,B1,B2,C1,C2の5組に分かれており、B1以下の所属棋士はいきなり名人に挑戦できないようになっています(これが他棋戦と大きく違う点)。そしてこれが棋界における各棋士の「格付け」にもなっていることは皆さんもご存じの通り。

直前の投稿で「居飛車四天王」について触れましたが、彼らは他棋戦でよく勝っているにも拘わらず何故か順位戦では星が集まらない。ファンには不満が鬱積している訳です。ヘボも理由は良く解りませんし、居飛車党棋士が活躍すると振り飛車党棋士の頭が押さえられる訳で、できればずっと下に居て欲しいというのが本音。(>_<) それはともかくどなたかの一人勝ちから来る閉塞感に辟易しているのはヘボも同じ(どなたかのファンは感じないでしょうけど)。棋士の数も増えましたし、活性化のためクラスを増設してはどうかというものです。

これは実験ですが、ヘボは同様な「不幸な」棋士として屋敷九段を思い出します。九段は当時の最年少タイトルホルダーとして名を馳せましたが、C1に13期も停滞していました。一方四天王の状況をカンニングすると、Y七段はC212期、S七段は同10期、H六段は7期、K七段は11期となっており、確かに由々しき事態となっていますね。特にY七段は竜王戦では1組在籍で、棋戦との相性がありそうですが、ファンからすれば「強いのになんで?」となりますよね。ご本人達も「いつか上がれる」とは思えなくなっているのではないでしょうか?

将棋界は村組織ですから、ドライに勝てなくなった棋士を見捨てることはしません。民間人から訴えられ77歳まで貧乏ゆすりしていた人もいましたが、この人は天才で元名人なので広告塔としては使える。少し事情が違うかもしれません。話を元に戻すと、フリークラスを設けて延命措置を施している訳です。ヘボのように定年前に仕事を辞める人は少なく、ましては大好きな将棋を生活の糧にできる幸せをおいそれと手放さないでしょう。

人を切れないのなら枠を広げましょうということです(数は増えていませんが)。それで実際に四天王や番人達が掃けるのか否かはやってみなければ分かりませんが、試みる価値はあると思うのです。
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選り取り見取り   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/17(金) 13:09

最近順位戦の対局が多いこともあって、千駄ヶ谷(高槻もか)市場は活況を呈しています。紹介したい(ヘボから見た)好局が多く、嬉しい悲鳴?

「目移りする前に選んでしまえ」という心の声に従って、今回は順位戦、山川vs黒沢戦を観戦しましょう。
山川四段は西やんに勝って話題になりましたが、僭越ながら将来の見通しは暗いというのがヘボの見立てです(ヘボですから良い方に外れて欲しいですが)。少し前に中さんの小学生名人戦の涙について書きましたが(調べたら負けたのは決勝戦でした。つまり中vs山川の対戦。間違い失礼しました)、確か優勝は山川君であったという記憶があります。しかしヘボが中さんに注目していたこともあって影が薄い優勝者でした。またリーグ参戦が長かったこともあって、オーラのようなものが感じられませんでした。
さて、一方の黒ちゃん。「永遠の少年」のような風貌ですけれど、将棋は「力戦振り飛車(が得意)」。良くC2は「居飛車党四天王」(ヘボの認識では、八○七段、佐々木○七段、本○六段、○浦七段かな?)が話題になりますが、ヘボはヘボで「何でこの人がC2?」と密かに注目、応援しています。棋王戦の挑決で永瀬軍曹に負けて以来、認められるチャンスが巡ってきませんが、腐らず輝いて欲しい!

後手黒沢は面目躍如のダイレクト向かい飛車+穴熊。先手山川は剛腕をかいくぐって筋違い角、重厚な矢倉から主導権を握りました(うーん、振り飛車というか、ヘボから先に角を打ちたい)。振り飛車は敵角の機動性に翻弄され、陣形がバラバラ、穴熊に潜った方針を後悔するような展開になりました。防戦一方で辛抱に次ぐ辛抱を強いられる中、決めに来た居飛車が馬を切り、▲3二銀の割打ち(飛と金)!鮮やかな収束かとも思われましたが、これが大悪手とは将棋は難しいですね。ここからの振り飛車の対応が巧妙で、まるでこう進むことを信じていたかのよう。気が付くと居飛車の攻めは切れ、▲4一竜▲4二竜のリフレインが叫んでいました。

改めて、諦めてはいけないのだな、と思います。黒ちゃん、頑張って!
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お前は既に○んでいる?!   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/16(木) 11:53

まあ、将棋ですから「○=詰」でも良いですかね?

ある意味厳しい将棋を観たので、紹介します。順位戦、及川vs久保戦です。菅井君が不調から抜け出せず、久保九段も目を覆わんばかりの成績でかなり辛いのですが。希望の光が無い訳ではなく、杉本和・山本博のツートップは快調で、西田君も悪くはないですけどね。及川七段の奥さんは上田初美女流四段。ご本人が振り飛車で勝って話題になりましたけど、「遅咲きの」居飛車党です。

後手番久保が角交換振り飛車を選択。振り飛車は相手の出方に関わらず取り敢えず飛は振れますので、自分の土俵で戦えるところがヘボは好きです♡先手及川は左美濃から銀冠に進めました。互いに交換した角を打ち合い駒組が淡々と進行。こうなると序盤で一旦▲4六に出た銀が▲5七に下がるのは微妙。振り飛車は激しい流れを抑え、穴熊に潜りました。「松尾流右穴熊」です(笑)。

何と振り飛車が、54手目に桂頭を狙って▽3五歩と突っかけた時点では勝負がついていたようです。恐ろしいですね。相穴熊を何度も指しているヘボはまだまだ難しいと思っていましたが。(>_<) 確かに投了図を改めて観ると▽3八歩成を受けることが出来ず、振り飛車のみ大駒の進撃が約束されています。プロなら投げるしかないのでしょうか。ヘボくらいのレベルであれば、振り飛車側を持っていても逆転負けする自信がありますが、それではダメですよね。並べ直しですね。(T_T)
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相居飛車戦も強い!   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/14(火) 16:37

中さんの転向後の第2戦が上がっていましたので速報です。

加藤桃ちゃんと相居飛車戦で、矢倉vs雁木模様でした。序盤後手の桃ちゃんが積極的に右桂を跳ねていきましたが、それを咎めて少しずつポイントを重ねながら勝利を不動にしました。今期桃ちゃんが不調から抜け出せないことを差し引いても、流石元奨三段、強いなあと感じました(因みに桃ちゃんは元奨初段)。益々現役ツートップとの対戦が楽しみになりました。期待しましょう。(^_^)
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堅さが命   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/12(日) 10:04

先に書いたように、よく振り飛車は「手損」とか「消極的」とか居飛車信者に揶揄されますが、ヘボは「玉(王)将を大切に扱って何が悪い?」と返しますね。囲いって大事ですよね。「振り穴党宣言」(笑)して、相振りを指す機会が増えたせいもありますが、相手の攻撃を見越した最適の囲いを構築することが大事ですよね。今回は順位戦、遠山vs山本博志戦を観ていきます。

遠山六段は元振り飛車党、ベテランの域に入ってきました。今期の順位戦は不調で2勝5敗です。山本博志五段は期待の「三間飛車党」ホープで色々工夫の跡が窺える将棋を魅せてくれます。今年度は好調を維持しており、順位戦も6勝1敗と先頭集団です。

先手遠山の三間飛車対策が注目されましたが、飛先を早く決め早仕掛けを匂わせました。対する後手山本は4手目▽3二飛から20手目▽3一飛と引きました。これがオリジナルの急戦対策で備えは十分でした。これを見て居飛車は一転玉を深く囲い銀冠の堅陣を目指します。さて、振り飛車は?

▽3二金と上がっているので、(ヘボはいつも悩みますが)左の金銀を如何に玉側に寄せていくかが鍵の一つになります。振り飛車の取った部分作戦は早囲いから左銀を▽6四から▽7三に引き滅多に見られない囲いにし、左金で中央を押さえるというものでした。銀冠には劣るかもしれませんが、不満なしの布陣です。あとは大駒を捌いていくだけです(それが難しいんですけどね)。

2~5筋を中心に押したり引いたりの中盤の緊迫した戦いが続きます。ヘボもどこで形勢が動いたのかはっきりとは判りませんが、▲6五の桂を金で食いちぎり、▽5五桂と褌を掛けた辺りでしょうか。これで居飛車の銀冠が崩れました。この後、遠く▽7一の地点を見据えた▲2六▲1七の二枚角と▲3二竜のセットでピンチになりましたが、▽6二歩▽5一香▽5二桂と手順に外堀を作ることに成功し、形勢を引き寄せました。攻撃は少ない駒で指し切りを注意しながらの巧みな竜の動きが光りましたね。

終局図の振り飛車玉は入城時から一歩も動いておらず、山本五段が如何に上手く立ち回ったかが判ります。振り飛車党から見た振り飛車の戦い方は「先行投資」ということで。これが理解できない居飛車党は次々と枕を並べていくことでしょう。ヘボも実戦で実践していきたいですね。(^_^)
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今日のOセンター   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/01/10(金) 19:26

○○●●○○ 今日は3連勝券が5枚貯まったので平日参戦となりました。席料タダになります。(^_^)

振り穴3勝1敗、相振り1勝1敗です。今日は相穴熊はありませんでしたが、居玉で来た人に敗れました。攻めがつんのめってしまったようです。(>_<) 

相振りは負けた将棋も作戦勝ちできていたのでもうひと頑張りです。今、「相振り飛車の正体」(木本書店)という本を並べているのですが、奥が深いです。やっと相金無双を終わって美濃の章に入りました。これを全て並べ終えた頃、ビビらずに相振り戦に臨めるようになっている...予定です。(>_<)
No.566 編集    削除

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