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これまでも   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/25(日) 07:19

女性棋士問題?については書いてきましたが、根拠は道場におけるライバル同士の会話や、ネット上の感想などです。幸いヘボの周囲には「女が同じ立場に立つのは嫌」という方は管理人さんも含めていないですが。
かなり乱暴ですが、これはアメリカの大統領選と共通点があると感じています。トランプ推しの人には申し訳ないですが、ヒラリーとの決戦の結果、アメリカ人は女性でなく狂人を選びました。そういうことなのです。ロックバンドのクィーンがアメリカでウケなかったのも同じ理由です。日本が女性の社会進出が進まないことで叩かれる理由以前の問題だと思います。

これは感情の問題なので、理詰めで反対者を追い込んでもダメでしょう。厳しい結論になりますが、西やんや中さんが重い扉を開くしかないのでしょう。
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/08/25(日) 06:09

西やん(女性)が棋士になるのが嫌な将棋ファンが多いでしたか。私はなって欲しいですけどね。

菅井さんの対局見ました。
相手の指す手の対応に追われ続けた1局でしたね。
ストイックになりすぎて思いつめてしまうんですかね。
結婚するなら将棋と無関係な方のほうが煮詰まったときにリフレッシュできて
将棋にもいい影響があるきがしますね。
No.480 編集    削除

菅井再生計画   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/24(土) 09:27

いやあああ ダメですねええ

菅井君、絶不調。作戦負けがヒドいですね。単なる不調でなくて、根本の部分で迷っているようにヘボには見えます。将棋のことは釈迦に説法なのでできないですから、生活面での打開策を考えてみましょう。

①引っ越し 
最近どこにお住まいなのか確認できませんでしたが、菅井君は岡山在住で新幹線で対局場に通っているんです。これは大変です。そこで思い切って大阪(東京でも良い)に引っ越したら如何でしょうか。ヘボが引っ越し王?なので助言しますが、良い気分転換になると思います。勿論、一人暮らしになるので慣れるまでは苦労もありますけどね。
②結婚
「自分よりも将棋が強い女性と結婚する」とかなんとか発言されたと聞きますが、そんなつまらない理由は撤回して見合いでもして結婚すれば人生観が変わりますよ。今の菅井君にはそのようなダイナミックな変化が必要に思います。

天彦九段が調子良いので、「振り飛車総師交替か」などと言われていますけど、やっぱりこの人が元気でないと将棋界、特に振り飛車党は盛り上がりません(久保&猛もパッとしないし)。復活を心待ちにしています。
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もし北海道の有人島に渡るなら   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/22(木) 10:20

全然将棋に関係ない話で申し訳ない。
ヘボは先の旅行で一応道内の主要5島をコンプリート?しました。
最初の奥尻は2010年の7月でしたから、もう14年前の話。普通の旅行ならここが一番お勧めです。食べ物が美味しいし、アクセスも最も楽。辛党ならばワイナリーもあるので、満足できるでしょう。あと、島の西側には唯一の温泉が出る「○館」というホテルがありました。しかし、ここは残念ながらお勧めできません。食事が大したことなかったから。(>_<) 先にも書いたように宿泊は島東岸の民宿が良いです。
No.478 編集    削除

どちらかというと   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/22(木) 10:09

西やんはアウエーですからね。現実に「女性が棋士になるなんて生理的に嫌」と考えている将棋ファンが少なくない。そして、この中には西やんに平手で吹っ飛ばされたプロ棋士も何人か含まれている。もう一つ、試験の日程がどうなのか。香奈ちゃんの時はタイトル戦のまっただ中に突っ込んできましたからね。ヒドいな、連盟。よって厳しい戦いになると確信していますが、ヘボもまた彼女の剛腕炸裂を期待しています。頑張れ、西山朋佳!! v(^o^)
No.477 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/08/22(木) 06:26

残暑お見舞いありがとうございます。m(_ _)m
夏の北海道はいいですね。天売・焼尻ってすごいところに車で行ったんですね。
羨ましく読んでいました。(^^)

今は暑いので涼しい部屋では高校野球観戦ですかね。
9月になったら西やんの編入試験が始まりますね。
私は今はそれが一番の楽しみです。^^
No.476 編集    削除

残暑お見舞い申し上げます。   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/21(水) 11:27

皆さん、将棋を指していますか、観ていますか?
暑くてそれも叶わん、と言う人も多いでしょう。私もその口です。それでもこの掲示板は毎日覗いています。ネタは考えていますので、もう少しお待ち下さい(って誰も待っていないって)。
No.475 編集    削除

プロを目指して   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/08/02(金) 06:07

少し前の対局ですが、加古川青流戦の稲葉聡vs生垣戦を観ましょう。

稲葉聡さんはアマ強豪の一人で、稲葉陽八段のお兄さんです。一方の生垣三段は奨励会、前回のリーグ戦で次々点くらいだったかな。今期は苦戦しているようですが、まだ20歳なのでチャンスはあります!

後手生垣の四間飛車に対し、先手稲葉は急戦を匂わせながらの銀冠で応じました。振り飛車は穴熊に潜ります。淡々と序盤の駒組みが進みますが、居飛車が角道を止め、▲6七金右と囲いを完成させた所で、振り穴が△4五歩を突けたのが大きな一手でした。居飛車はこれを伸びすぎとみて、▲3七桂と跳ねて争点としますが、ここからの振り穴の指し手が地味ですが、素晴らしかった。角交換も▽2二飛&▽4四角(好所)で2筋突破を防ぎ、▽3七歩成と敵陣突破。苦しくなった居飛車は▲8五角打ちの勝負手から、6筋に手を作りますが、振り穴にも▽6六歩と拠点を作られたのが痛い所。

以降、▽8四桂&▽7六歩が入り、振り穴の手厚い寄せを見るばかりとなりました。飛車は▽2二に留め置かれた形ですが、立派に横利きで受け駒となっています。こんなに気持ち良く勝てたら良いですね。ヘボの理想とする将棋でした。今でこそ大事な情報(棋譜)を誰でも手に入れられる良い時代になりましたが、プロ(奨励会員も含む)にとってはある意味受難。序盤の失敗が取り返せない将棋が増えていると聞きます。生垣君の将棋は初めて観ましたが、頑張って欲しい人だと感じました。四段になって振り飛車を元気にして下さい。

中さんは厳しいですね(泣)。
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ここまで来た、居飛穴潰し!   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/07/31(水) 09:56

王将戦予選の豊島vs西田戦を観ていきましょう。

名人戦で完敗し調子が上がらない豊島九段、一方、力を付けてはいるものの「ブレイク」と言えるような活躍はできていない西田五段の対戦です。

藤井(猛)システムが居飛穴退治の優秀な戦法であることは言うまでもありませんが、玉が薄いことがネックです。ヘボをはじめとするアマはその辺りが気になります。ヘボの目の範囲ではありますが、システムで居飛穴を攻め潰している将棋を道場で見たことはありません。

では実戦。
先手豊島が居飛穴模様に対し、後手西田はミレニアムの含みを残し玉を▽6二に止めたまま攻撃態勢を築いていきます。桂跳ねが早いのは定跡ですが、本譜▽6五歩と位を取り、▲5七銀と凹ませたのが工夫のように思いました。ここから右玉様に囲っていき、▽6四銀と立てたのがポイント。これでいつでも▲7七角の頭を狙えます。敵角頭の歩を交換したタイミングで居飛車は▲6八角と引いたのが幸便に思えましたが、振り飛車は構わず▽7四金と力強い。▲2四歩は大丈夫なのでしょうか?

この後、互いに間合いを計りますが、振り飛車の金は両方とも四段目に。天空の城ですね(苦笑)。更に56手目に▽9三香、58手目に▽6三玉と上がり、誰が見ても飛の右翼への転回を待つばかりとなりました。見え見えなのですが、居飛車からの有効な攻撃手段が見当たらず、振り飛車の駒組みの巧みさが感じられます。そして満を持して▽9六歩からの総攻撃!途中▲8七歩に対して▽8三飛と駒得(▲5六銀が浮いている)には目もくれずジッと引いた手が白眉でした。あとは玉頭攻めが決まり幾ばくもなく居飛車の投了となりました。勿論この流れでもヘボは間違える自信がありますが。(>_<)

西田君、会心の勝利となりましたが、順位戦とタイトル挑戦、頑張って下さい!!
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渡島始末記   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/07/28(日) 14:24

そうですね。先々週北海道の天売・焼尻に渡ってきました。車で新潟からフェリーで小樽まで行き、羽幌からまたフェリーです。天売では宿泊の前日に船が出たので、ウニを堪能しました。変な話、ウニ特有の臭みが全く無いんです。これならウニ丼も食べられそう。もし出掛けるなら民宿が良いですよ、安いから。2食付きで6,000~8,000円でいけます。v(^_^) でも肝腎の昆虫は成果が今ひとつだったんですよね。(>_<) ライバル(?)の方々の鍛錬も気になる所です。^^;
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/07/27(土) 18:30

出かけた先で昆虫の写真を撮影しつつご当地グルメもいいですね。
インドア・アウトドア両方の活動ができていいですね。
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休場中   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/07/27(土) 06:43

某所で昆虫の写真を撮る毎日で、そのデータ整理と合わせて棋譜を並べる時間が無く、殆ど将棋の勉強ができていません。^^;
もう一つ、振り飛車党棋士の結果が今ひとつ冴えないので、投稿する気持ちになれませんでした。
もう暫くこの状態は続きそうですので、ご安心(?)の程を。
No.470 編集    削除

資格はゲット!   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/07/04(木) 13:00

西やんが阿部光瑠七段に勝って、編入試験の資格を得ました。対プロ棋士に対し、直近の成績13勝7敗、大したものです。上手く自分の土俵に引きずり込めば十分チャンスはあります!アホな男共(プロ棋士にも居る?)を黙らせて下さい。 (^_^)
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その6   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/07/02(火) 20:12

もう1球変化球を。1975年の佐藤大五郎vs大内戦(棋聖戦)です。

佐藤大五郎九段は現在の佐藤姓棋士の誰とも血縁関係はありません。函館出身でA級を張り、王位戦に挑戦しています。「薪割り大五郎」の異名で、何でも指しましたが、まあ振り飛車党でしょう(「無敵四間飛車」の著作があります)。少し俗人というか、タニマチが居て、高価な服や腕時計を身に付け対局時に見せびらかすようなところがありました。そのせいかどうか、他の棋士の不興を買い、いじめに近いことをされていた。そんなことが河口俊彦八段著「大山康晴の晩節」に書かれていました。

将棋は先手佐藤の向飛車・金無双模様、後手大内の三間(石田流)穴熊!で序盤が進みました。相振りを厭わない振り飛車党でも「穴熊はちょっと...」という人もいることでしょう。しかし穴熊党総裁は違います。ヘボも「振り穴党」を目指していますので、折を見て試してみました。結論として、ヘボの技術が足りないこともありますが、格上には足りず、格下には割合簡単に勝てます。特に矢倉等を目指し穴熊を侮っている人は「こんなはずでは」と顔色が変わります。皆さんも指してみては。

そもそも相振り戦は先攻できるか否かがポイントの一つ。同格以下で受けが強靱な人にはなかなかお目に掛かりません。佐藤九段はどうか。本局以外の将棋も何局か並べたことがありましたが、序盤は不利でも中盤以降に勝負手を連発して力でひっくり返すパタンが多いようです。これは対抗形には有効な棋風ですが、相振り戦では好ましくありません。序盤の組み立てが物を言うからです。本譜も後手の先攻を許し、穴熊の深さが生きる展開になってしまいました。タダでさえ金無双は狭い上にペラペラな囲いですから、玉頭に味付けをされただけでガタガタです。攻め合いに持ち込もうにも、駒を渡すと反動がキツい。それでも先手は手を尽くして玉頭から襲いかかりましたが、受けも強い大内穴熊に攻めをいなされました。金無双は速攻の囲いですから、穴熊に早く手を付ける工夫が必要だったように感じました。何度も並べて、特に攻守のタイミングを勉強しようと思います。
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振り穴研究 その5   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/06/29(土) 06:05

今回は昭和の将棋を観ていきましょう。1969年の王位戦予選、大内延介vs松田茂行戦です。

大内九段はご存じの方も多いと思います。「穴熊党総裁」の異名を取り、名人戦でも振り穴を駆使し、当時の中原名人をあと一歩まで追い詰めたシリーズは語り草です。それで本来であれば教科書に出てくるような大内穴熊の快勝譜を紹介するべきなのでしょうが、本譜は違います。その穴熊党総裁が振り穴に負かされてしまう内容に、ヘボは面白いと思いました。
松田九段は売り出し中の頃、「鳥取のダイヤモンド」と称され、当時の大山康晴と双璧でした。何かの棋戦で二人が当たり、松田の勝利。タニマチのような人が「私は負けるのが嫌いだから、勝った松田君にご馳走する」とか何とか言って、松田と一緒に対局室から出て行き、残された大山が悔し涙に暮れた、そういうこともあったそうです。松田九段はセンスは抜群でしたが、将棋一筋になりきれず、結局大山の後塵を拝すことになったと歴史の本には書かれています。おじさんの好きそうな話。(>_<)

では漸く将棋。
大内・松田ともオールラウンダーでした。そこで駆け引きの末に先手大内の左銀急戦、後手松田の四間穴熊になりました。実は大内九段、本局の2年前に王位戦で大山名人に挑戦し、敗退しているのですが、まだ振り穴は使っていなかったようです。それで居飛車急戦だったのかもしれませんが(因みに相振りもよく指されており、穴熊でもよく勝っていました)。そもそも居飛穴という発想も棋界全体には無く、「振り飛車には急戦」が支配的でした。その中で升田幸三が名人戦で居飛穴を指したのが1968年のことです。いや凄いですね。おっと、また脱線してしまいました。(>_<)

とにかく休戦、違った、急戦です。
振り穴はどうにか▽9一玉まで潜ったものの、▽8二のハッチは閉めておらず大丈夫なのでしょうか?対する居飛車は▲5五歩で角道を止めたのが工夫の一手。今では定跡ですが、飛は勿論、振り飛車に角を捌かれると悪くなるという感覚があったのだと思います。しかし備えも空しく、派手な駒の取り合いから結局は居飛車が飛(いや、竜2枚になりました)2枚、振り穴が角2枚を持ち、目論見は頓挫することになりました。

中盤(かな?)、駒の損得はありませんが、ヘボは断然振り穴側を持ちたいですね。船囲いの残った居飛車陣に大きな傷がある訳ではないのですが、振り穴の玉が「遠い」。竜2匹いるのですが、自陣では威力が半減、「竜は自陣に」ではしっくりきませんね。(>_<) ここからの振り穴の指し回しが上手く、自陣の外壁を破られる間に「駒の裏を取る」攻め、マムシのと金の活躍です。76手目の▽6九銀のタダ捨てで玉を下段に落とし、82手目の▽2六角で挟撃体勢、全ての駒が目一杯働きました。相手の大内は後の「怒濤流」ですが、怒濤の寄せとはこのような展開を言うのでしょう。攻め始めてからは一度もターンを渡さない完勝でした。

ヘボは本譜のような将棋が大内穴熊戦法誕生のきっかけになったのだと思いました。ある戦法で負かされて「よし、次はこいつを攻略する」と考えるか、「これは俺が使えるのでは」と感じるのか、どちらも正しいですが、大内延介は後者だったのではというのが今回の結論です。因みに松田九段が大内得意の「ツノ銀中飛車」の創始者であったことも付け加えておきます。(^_^)
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やっぱりテンテーでしょ!   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/06/28(金) 11:39

順位戦を観ましょう。佐々木慎vs藤井猛戦です。

佐々木七段は個人的に将棋を教わっているので(二度指導対局、2敗)応援したい気持ちは山々ですが、本局の主役はテンテーです。何というか、「美しい振り飛車」という点では右に出る人がいませんね。基本に忠実だからこそ教科書のような収束になるのでしょう。

先手佐々木は初手▲2六歩。ヘボは譲り合いの精神が無いので理解できませんが(苦笑)。三手目▲7六歩に対して▽4二飛。ここから角交換になりましたが、駆け引きでお互い角を自陣に打ち合い、振り飛車は穴熊に潜ります。これを見た居飛車も銀冠から穴熊に組み替えました。長い将棋になりそうな予感でしたが、振り飛車が▽5五歩と位を取り敵角の動きを牽制した手が結果的に大きかったように思いました。

ここからの振り飛車の指し回しが秀逸。居飛車の右桂の活用が遅れているのを見て、中飛車に振り直し中央から動きました。特にその機動性を存分に見せつけた角の動きが絶品で、「相手に触れずに追い詰めていく」という感じでしょうか。気が付くと敵陣深く攻め駒が入り込み、受けが利かない状態になっていました。勿論、快勝です。名局と言うよりはむしろ「名曲」を鑑賞しているような気分です。(^_^) 皆さんも是非盤に並べて頂きたい!
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/06/28(金) 06:25

次は藤井7冠なんですね。
木村さんといい、対戦相手が編入試験より難しい気がする。。。
次も勝ったらすごいですね。
編入試験が見えてきて将棋を見る楽しみが増えた感じですね。
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はい、良い将棋でした。(^_^)   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/06/27(木) 10:06

ルーターの調子がおかしくなり、ネットが見られずメールも出せない状態が続いていました。昨日漸く某電器店のお助けマンにより不具合が解消されました。

西やんは次の将棋を勝つようなことがあれば、女流棋士(福間&西山のことですが)に難癖を付ける連中は居なくなると思いますが。何しろ相手は一つ失ったとは言え、七冠ですからね。ああ、だからこそ勝って欲しい!

話は少し変わります。最近振り飛車を指す「居飛車党」男性棋士が増えてきたように感じますが、気のせいかな?天彦九段は言うに及ばず、豊島、稲葉、澤田といった面々。背景について色々邪推出来そうですが、またの機会に。(>_<)
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/06/27(木) 07:32

>大山命さん
西やん金星をあげましたね。リアルタイムで見たかった。(><)
順位戦でやっていけるかは分からないですね。
年齢が若いほうが有利というのもあると思うので早く編入に受かってほしいですね。
編入したら女流の棋戦は不参加になるんですかね。対局数が減れば自分の研鑽の時間が増えるので勝率も上がるかもと個人的に思っています。
今の思い切りのよい棋風はそのままで編入した後も活躍してほしいと思っています。
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試験間近か?   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/06/26(水) 17:54

ということでNHK杯戦を。勿論西山vs木村一基戦です。

西やんは普通に男性棋士に勝っています。対局数は少ないですが、香奈ちゃんより勝率は上かもしれません。しかし、順位戦でやっていけるかというと、正直難しいかもしれません。花村元司を除き、編入試験でプロ入りした棋士はC2を抜けられていないからです。また、かつて、無敵を誇った清水さんや中井さんも今は勝率5割くらいでしょうか。そもそも普通に奨励会を抜けて将来を嘱望されている棋士でも長年留め置かれている人も少なくない訳ですから、これ以上は何とも言えませんけどね。

将棋は先手西山が初手▲7八飛から美濃囲い、後手木村の左美濃で始まりました。但し、西やんは石田流ではなく、▲7六銀の形です。ここから受け師は攻撃の糸口を作るのが難しいとみるや、▽1二香から変則的な穴熊に潜りました。この形は金銀が逆の位置(▽2二金・▽3二銀)ですので、見た目以上にペラペラです。西やんが正しく指せば「いける!」と確信しました。一方の木村九段と言えば、かつては「四間飛車破り、急戦の極意」が代名詞でしたから、随分変わったものです。ヒフミンのように意地になりすぎるのもどうかと思いますが、折角のテレビ将棋なので急戦に拘って貰いたかったとは外野の独り言。

西やんは▲9七桂と跳び、▽8五の歩をかすめ取りました。居飛車はなおもペラ穴に手を入れて銀冠穴熊に組み替えました。ここまでくれば憂い無く戦えるので、振り飛車はもっと早い段階で仕掛けられるような駒組を考えて欲しかった。いや、解説はテンテーで「早く▲6七に銀を引いて欲しい」と強調していましたね(結局引いたのですが)。中盤に入り、中央の折衝は居飛車が上手く立ち回り先手の馬を消しながら自角を捌くことに成功しポイントを上げました。桂馬の褌から▲4七金を削ったことも大きい。居飛車の穴熊がそっくり残っているのに対し、高美濃は見る影もなくなりました。

西やんは良くも悪くも思い切りの良い将棋でしたが、最近はジッと辛抱することも多くなりました。本譜も辛抱が実った流れとなりました。121手目の▲5五角打ち辺りから形勢は逆転、振り飛車の囲いが薄いうちに木村九段は金を手持ちに攻めを考えなければいけなかったように思いました。西やん、よく踏ん張って勝ちを引き寄せた将棋でした。

局後のネット民のコメントには「女に負けるのが恥」と考える人も少なくなく、悔し紛れに「編入試験は女流に有利な制度」と大いなる事実誤認。実際には全く逆ですね。ここでも再三指摘してきましたが、香奈ちゃんはタイトル戦を戦いながら試験に臨んだのですよ。(>_<) 西やんに棋士になって欲しいのは山々ですが、不安も多いのがヘボの偽らざる本心です。 (-_-)
No.462 編集    削除

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