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覚醒?イデ隊員   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/05/02(木) 10:34

ヘボの目標として、将来的には穴熊(居飛穴)退治にも力を発揮できるようになりたい。そんなことを思わせる将棋を、丸山vs井出戦(王将戦予選)を題材に観ていきましょう。

ここの所、丸ちゃんの対振り対策は居飛穴一本のようですが、戦績は芳しくないようです。直近では対杉本和戦において、姿焼きに近い状態で負かされています。他の戦法を考えるのが面倒なんですかね?一方のイデ隊員、雀士宣言後、対照的に成績を上げてきています。

先手丸山は早々に端を受けず、潜ることに専念。後手井出は四間に振り、様子を見ながら大嫌いな(笑)美濃囲いです。振り飛車は高美濃の形を作ってから入城、居飛穴が袖飛車から先攻しました。もっともこれはポイントを稼ぐためのもので本格的な攻勢ではなかったようですが、振り飛車の対応があまり見ない指し方で勉強になりました。従来の手順を変えたような感覚で、例えば▲3五歩と突っかけられると▽2二角と引き、▽5四銀と出ることで居飛車が一旦▲6八に引いた銀を▲5七に戻さなければならないような指し回しです(これは居飛車のミスに乗じたのかもしれませんが)。更に駒がぶつかっている最中に悠々と▽8三銀、▽7二金を決め、研究の奥深さが窺えました。

居飛車は▲2二歩と桂頭を叩き(この手、居飛車党の人好きですよね)と金で香を拾い、▲2九香と打ち据えました。緻密な計算から実利を重んじる丸ちゃんらしい指し手です。対するイデ隊員は満を持しての端攻めを炸裂させました。その一方で角を敵飛と相殺し、桂を手に入れたことも大きな成果でした。早速▽8五桂のお代わりです。大きな攻撃の流れが出来たところで、振り飛車は居飛車の最後の突撃に冷静な対処を施し、敵雪隠玉を仕留めました。

井出五段の丁寧緻密な指し回しが光った一局だという感想です。麻雀やったり、漫才をやったり、きょうびの振り飛車党員は何かと忙しいようですが、まずはご自分の対局に勝つことを最優先で頑張って頂きたい。 (^_^)
No.445 編集    削除

穴熊と三間飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/05/01(水) 09:57

モックンの三間飛車穴熊の将棋を観たことがありますが、4筋(6筋だったかな?)の位を取って(モックンは真部流を愛用している)、綺麗に捌いていましたね。だからセンスがあれば指しこなせるということなのでしょうし、プロの棋譜も少なくないのですが、ヘボが弱いせいもあって、何だか違和感があるんです。表現を変えると「怖い」んです。(>_<) 我慢して指し続ければ克服できるものでしょうか?

今、実戦の8割近くで穴熊を採用していますが、(三間に振ったと仮定して)最初から急戦をぶつけられた時にどのように対応するかが課題です。四間飛車と中飛車は強気に応戦して五分以上の結果なので、経験値の差ですかね??因みに色々な人が言っているように▲2八銀(▽8二銀)まで指せば、落ち着いて戦えます。
No.444 編集    削除

モックンは強い!   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/05/01(水) 09:39

実はそんなに彼の番組を観ているわけではないのですが、読みが広く確かで、まあ手が良く見えている人ですね。それでいて冷静である(実況は自分を客観的に捉えないと成立しません)。まず「手が泳ぐ」という場面が無いですね。だから「切れ負け」勝負を勝ち抜けるんでしょうけどね。個人的には二度と「切れ負け」は戦わないだろうなと思っています(この間ヒドい目に遭ったので)。(>_<)

もっと勉強して、ヘボも三間飛車を選択肢に加えたいです。
No.443 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/04/30(火) 21:29

>大山命さん
対局おつかれさまでした。1日8局は疲れましたね。
着実に実力がついているのではと思います。
「モックンの将棋実況」は三間だけで7段を目指していましたね。
三間飛車の勉強になりそうですね。
No.442 編集    削除

棋譜の引用   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/30(火) 06:04

少し前に棋譜の「著作権」裁判の判決が出て、棋譜を引用して食べている人達の勝訴となったようですが、そのような概要で良かったですかね?

ヘボも引用する側なので、この結果にはホッとしましたが、連盟ももう少し上手く対応できなかったですかね?ヘボは趣味で昆虫の研究をしているので、成果を報告する際に文献の引用には注意します。これと同じ(?)で、棋譜も「引用(使用)します」の連絡を連盟(あるいは新聞社やAbema等のスポンサー)にすれば良いのではないでしょうか。

ヘボが今後連盟に望むのは、「棋譜の引用ランキング」みたいな継続的な企画ですね。対局者の励みになると思います。必ずしもハ冠の棋譜が上位に来るとは限らないと思いますよ。アマの半分は振り飛車党ですからね。
No.441 編集    削除

本日の感想戦   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/27(土) 19:51

自分自身の反省もしないといけませんね。
今日は8局指してしまい、しかも帰宅はいつもよりも1時間近く早く、両親に怪訝な顔をされました。結果は5勝3敗で、先週の最終局で勝っていたので、出だし振り穴で2連勝、合わせて3連勝。「3連勝5回の規定で1回無料の利用」となりました。期限が切られていたので、ホッとしました。

それで少し気が緩みましたかね?(>_<) 3、4局目を連敗し、5、6局目をまた連勝。7局目を落とし、8局目を勝って味良く終わることができました。敗局は反省が多いものでした。やはり負けるということは失敗した訳で、理由があります。唯一の相振りは思い切り滑ってしまい、60手位で投げました。簡単に投げないことをモットーにしていますが、全く粘れないヒドい将棋でした。
飯島流に負けたのは悔しかったです。しかも逆転で。敗着を指した瞬間、盤面全体を観られていなかったことが悔やまれます。
銀冠に押し潰された将棋も屈辱でした。斬り合いでなく自玉を固めることを優先する人は振り飛車党になれますよ(苦笑)。ヘボ自身に関しては、左銀が遊んでいては勝てません。

まだまだまだ勉強が足りません。(T_T)
No.440 編集    削除

裏切られたな(>_<)   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/27(土) 19:33

最近、振り飛車党宣言していたくせに居飛車ばかり指している人がいます。佐藤和俊七段はそれでも時折振るのですが、石本女流二段の体たらくは何でしょうか?居飛車で勝っているのなら黙りますけど、格下に負けてばかりでは弁護の余地がありませんね。(>_<)
プロがこれでは情けない。拘りを貫き、勝っていくのが(女流)棋士と言うものだと思いますが。
No.439 編集    削除

モックン有難うございます。   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/23(火) 16:12

さっきネットを見ていたら、ヘボ推しの「モックンの将棋実況」で3手目▲7七角の実戦編が示されていて、思わず見入ってしまいました。結論から書くと、指す方も指された方もそれなりに指せるということです。指した方は美濃、指された方は雁木&中住まい系に組み、十分な形になりました。この将棋でも端攻めが決め手でしたね。勉強になりました。(^_^) ヘボの実戦が楽しみです。
No.438 編集    削除

相振り雑話2題   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/22(月) 19:42

昨晩、用足しに起きた時に何故か将棋のことが頭に浮かび、それが序盤に先手を握った時に「▲7六歩▽3四歩」の次の一手をどうするか?ということでした。そこで閃いたのが▲7七角です。これを道場の格上振り飛車党員に指してみよう(笑)。あ、その前に▲9六歩を入れるという選択はありだと思いますが。

これだけではつまらないので、後手を引いた時に、相手(振り飛車党)から筋違い角を仕掛けられた時にどうするか、ヘボの対策をお目に掛けます。大したことではないので期待しないで下さいね(苦笑)。

初手から▲7六歩▽3四歩▲2二角成▽同銀▲4五角▽6二飛▲3四角▽3二金▲8八銀▽3三銀▲5六角▽7二銀▲6六歩▽4四銀▲6八飛▽3三金▲7七銀▽2二飛▲4八玉▽6二玉...(以下略)。以前書いたようにソフト(先手)にこれを指され、振れないのは癪なので、無理矢理でも振ってやろうと考えたのがこの対応でした。歩損ですが手得(さらに相手は角を手放している)なので、結論として、十分戦えます。(^_^) 相手の方も「初見なので(ヘボが)考えるだろう」とぶつけてきたのでしょうが、将棋はそんなに甘くないんですよ(笑)。
No.437 編集    削除

端攻めこわい   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/22(月) 17:14

「まんじゅうこわい」という落語の演目があります。将棋においては端攻めも怖いものの一つです。昨日のNHK杯を振り返ってみましょう。古賀vs古森戦です。

中田功門下の古賀六段は次点2回でフリークラススタートでしたが、順位戦は順調に昇級し現在B2です。師匠・大師匠とも筋金入りの振り飛車党ですが、ご本人は居飛車党です。一方の古森五段はここでも度々取り上げている振り飛車党です。今プロフィールを確認しましたら得意は角交換と書いてありましたが、最近はノーマル三間が殆どです。

さて、そのようなことで予想通りの対抗形になりました。先手古賀が居飛穴、後手古森は三間です。振り飛車は早く仕掛けないと良いように暴れられるので、どこにきっかけを見いだすかですが、本譜は向飛車への振り直しを選択しました。特徴的だったのは桂を▽1三に跳んで2筋から飛交換を挑んだこと。この戦型はヘボ個人は西川六段の将棋で確認しています(相手は冨田現五段)。その後の展開は違いましたが、西川・古森とも関西所属ですから情報はインプットされているはずです。

捌き合いになりましたが、既に居飛車の四枚穴熊が完成していたので、やや不利飛車になりました。と金で迫られ古森玉は風前の灯火です。ここで五段得意の開き直り発動(失礼!)。端攻めに全てを託しました。9筋周辺で桂香歩を中心に駒の交換が繰り返されますが、短時間の将棋ですから、プレッシャーの中、勘違いがあったのでしょう。居飛車は竜を切って寄席、違った、寄せに出ますがまさかのすっぽ抜け!振り飛車の大逆転勝ちとなりました。

かように端攻めは恐ろしいものです。オチを期待した方、申し訳ありませんが、何もありません。このお話のネタは落語では無く将棋ですのでお許しを。そもそもヘボの語りにはオチ着きが無いんです。(>_<)
No.436 編集    削除

疲れました(>_<)   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/20(土) 19:44

今日は3勝2敗1千日手(笑)でした。
1局目に格上を相手に快勝して、波に乗れるかなと思ったのも束の間、次局優勢な将棋(先手番)を入玉され、投げ切れず、ゴチャゴチャやっていたらいつの間にか千日手になりました。まあ負けなかったので良しとするべきか?指し直しは先後逆になりますが、これを取りました。しかし疲労困憊で3局目(4局目か)を逆転され、続く将棋もビビって(以前からこの人の将棋を観戦していたので)中飛車振り直し左玉のようなダメな指し方をして敗れました。最終局は相振りになりましたが、何と相手の方が角交換筋違い角を採用。ヘボは過去ソフトと戦った時にこの戦型を経験していたので、寄せを愚図ったものの勝利を収めました。

時間的には7局分戦ったので、帰宅して夕食を摂り、風呂から出た今もまだ頭の中がグルグル(🌀)しています。もっと流せるところは流せるようになりたいです。(>_<) 振り穴は大分勘所が自分なりに解ってきたように感じています。結果が出ることが励みになります。(^_^)
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大山×猛=ハイブリッド天彦   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/18(木) 14:11

棋聖戦の準決勝です。佐々木大地vs佐藤天彦戦を観ましょう。

ハ冠の独走を許すのは全棋士の責任です。何とか岩盤をこじ開けて貰いたい。その有力な方法が振り飛車です。こういうふうに書くと「菅井はどうした?」となりますが、ヘボも正直期待外れでしたが、直前の将棋のヘボなりの見立てからストレート負けの気配も感じられたので、仕方ありませんね。T七段辺りが頑張らなければならないのですが、彼は自分の置かれている状況から目を背けていますからね。

さて、大地君は初手▲9六歩と突き、天彦九段は▽9四歩と返しました。最近の天彦九段は九割方振っていますから(相手が振り飛車党の時は居飛車)、この端歩の突き合いは微妙なところ。但し、後の展開を追うと居飛車が自信を持って突いたのではないことが分かります。

さらに居飛車は2筋を突かず、袖飛車に構え居飛穴に潜りました。振り飛車はシステム調の四間飛車です。居飛車は銀冠穴熊でも目指せば良かったのかもしれません。しかし本譜はペラペラの二枚穴熊で、振り飛車の四枚美濃に堅さの面で遙かに劣るものでした。さらに右辺の攻撃も上手くいかず、左銀を使われた手厚い端攻めを食らうことになりました。何とも大地君の「ぎこちなさ」が目立った将棋でした。自信が無いので奇策に走ったと思われても仕方ないですね。苦手な対抗形を克服しないと「C2四天王」は解消されないでしょう。

一方の天彦九段は大師匠を彷彿する駒捌き、テンテーの顔もしっかり立てた快勝譜でした。山ちゃんも下して、ハ冠の一角を崩すべく、ご健闘をお祈りするものです。(^_^)
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相振りの世界   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/16(火) 13:59

相振り戦は対抗形とは異なる哲学を要求されます。ヘボはメモしているだけで250局余りの相振り戦を戦ってきましたが、「勝てば圧勝、負ければ惨敗」が殆どで、「終盤の一失で好局を落とした」将棋は記憶に無いんですね。(>_<) 大山名人の仰るところの「粘りが利かない」将棋の作りになっているようです。

さて、材料は女流順位戦(D組)の梅津vs川又戦です。失礼な話ですが、お二人のお顔さえ定かでない。そこで泥縄で検索するのですが、写真がなかなか出てこない。あっ、そうか!連盟のHPだ(早く気付け)。お二人とも面長ですね。特に川又さんはお姉様に輪郭がソックリです(福間香奈は実姉)。振り飛車党同士なので、特に女流同士であれば九割方相振りになりますね。

先手梅津は三間、後手川又が向かい飛車となりました。双方美濃です。先手は7筋の位を取りましたが、やや守勢に回りました。後手は攻め味を見せるのですが、銀が中央寄りなので、敵陣に大きなダメージを与えるまでには至りません。却って玉頭に厚みを作られてしまい、模様は先手です。

先手は敵玉頭に味付けした後、手駒を増やすため?自ら右辺で動きました。これは厚みが解消し拙い選択ではなかったのか?押さえ込まれそうだった後手に手段を与えてしまいました。慌てて反対側に目を向けるも逆に敵馬に押さえ込まれ、端攻めも逆用されてしまいました。梅津さんは惜しい将棋を落としましたね。対する川又さんは(妊娠&育児からの)復帰2戦目。お姉さんに負けないような活躍を期待しましょう。

将棋を通して振り返ると、自陣に活を入れるために金気を打ち付ける筋は、余り得策でないようです。また、常に敵陣に目を向け、隙があったら突っ込むつもりでいないと勝利は難しい。当然のことですが、対抗形と相振りは違う種類の将棋です。(>_<)
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難しいのは自己分析   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/14(日) 19:48

ヘボが将棋を指す理由は幾つかありますが、その一つにスポーツ選手における筋トレの意味合いがあります。早い話がボケ防止(笑)。将棋は麻雀とは異なり、実力通りの結果が出ます。いや、勝った人が強いのでしょうか?まあ、どちらでも良いですが、運に結果が殆ど左右されないことはヘボの性に合っていると思います。

また頭を鍛える作業は苦痛で無く、楽しいものです。毎日のように棋譜を並べ、たまに定跡書を振り返るだけでも自分が強くなっているという実感があります。これがある限り、ヘボは「指し将」を続けていくつもりです。一つ前の道場に通っていた時、準席主の方に「頑張れば、県大会優勝者に一発入れられるようなレベルにはなれますよ」と励まして貰いました。営業トークであったかもしれませんが、これが心の支えです。(^_^) 穴熊で格上を倒せる力が付いたら「穴熊を(エース戦法に)選んだ理由」についても触れてみましょう。
No.432 編集    削除

簡単では無い   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/14(日) 10:21

管理人さん、今年度もよろしくお願いします。
すでに昨日の惨状を暴露しましたが、2勝1敗どころか5割維持も難しいような状況です。突然勝ち始めるという保証はどこにもないですからね。(>_<) まあ、穴熊が私に合っている戦法だと言うことは判ってきたので、次の目標は相振りでも穴熊を恒常的に用いることです(そこかい?)。(>_<)
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勉強やね   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/14(日) 10:11

ヘボは絵を観ることも描くことも好きなのですが、先刻、福田平八郎の作品を「日曜美術館」で観て、新たなる感動に襲われました。(ToT)

平八郎は孫娘に自らに言い聞かせるように「(一生)勉強やね」と呟いていたそうです。
特に将棋に関係するところ(平八郎自身は将棋とは無関係ですが)だけ取り上げますと、彼は写生の鬼で、その対象はついに児童画の模写にまで及んでいたとのこと。(・o・) この話を知った時、ヘボは升田幸三の逸話を思い出しました。升田はよくアマの、いやその辺のおっちゃんや子供同士の将棋を観ていたそうです。その成果が「雀刺し」であり「升田式石田流」でありました(居飛車穴熊も名人戦で採用しています)。

他人の将棋は自分の指した将棋以上に勉強になることがあります。(^_^)
No.430 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2024/04/14(日) 09:45

対局おつかれさまでした。
前年度は勝率.614で2勝1敗のペースということだったけど、
連敗するときもあるから体感的には3勝1敗とか4勝1敗じゃないですかね。
今年度も好成績がでるといいですね。
No.429 編集    削除

ポカ続発   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/13(土) 20:20

今日三連勝すればただ券1枚貰えるはずでしたが、冴えませんでしたねえ。(>_<)

相振りは2敗。格の違いというか、センスの差を見せつけられました。対抗形は1局玉頭位取りがありました。これも穴熊で戦いたかったのですが、相手が陽動居飛車だったので、美濃の玉を▽7一に留め置いて仕掛けていきました。最終盤逆転していたようでしたが、何とか逃げ切りました。残り4局は全て四間穴熊。中、3局は角交換穴熊でした(笑)。1勝2敗だったので反省が多く、特に踏み込んで滑った局面が多かったです。(>_<) 相穴熊戦は制しました。相手が慣れていないのがよく判りましたので、落ち着いて追い込むことができました。

少し安易な仕掛けが多く、その分反発も強かったと言うことでしょうか。もっと腰を矯めなければダメでしたね。(>_<)
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「お人好し説」とは   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/11(木) 17:00

はい、良い意味も悪い意味もありますよ。

プロは将棋に勝つことと並行して普及や啓蒙にも精励しなければなりませんが、これは丁度大学の先生が自らの研究と学生の教育の両方に尽力しなければならない構図と似ていると思います。自らの延命のためには勝負に勝っていかなければならないので、これは最優先事項。普及&啓蒙は二の次です。色々な方法がありますが、例えば「道場の経営」「棋書の出版」「指導対局」等がオーソドックスでしょう。

ヘボが思うに、普及&啓蒙に力を入れている人の割合は居飛車党員よりも振り飛車党員の方が高いように感じられるからです。棋書においては振り飛車戦法に関する内容がより需要が多く(なぜなら多くの道場で居飛車党と振り飛車党の割合はほぼ1:1という感触です)、ヘボも多数購入しています(笑)。これだけで振り飛車党員の方が熱心というのは早計かもしれませんが、タイトル戦等の解説でも相居飛車戦においても振り飛車党棋士の登場する頻度が高いように感じられるのは気のせいでしょうか。プロ棋士における居飛車党、振り飛車党の割合はほぼ居:振≓4:1となっておりますので、間違いないと思われます。

別に居飛車党棋士を責めているのではなく、人数の比に応じて対局以外の仕事を割り振った方が全ての所属棋士&女流棋士に公平なのではないですかね。アマチュアにおける人数比がプロと同じにならないのは、居飛車党、振り飛車党双方に責任があるように思われます(責任の中味は異なりますが)。
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テンテーのご高著   投稿者: 大山命   投稿日: 2024/04/08(月) 19:39

前回の続きになります。結果的に最多はテンテーの棋書です。ヘボには「プロの振り飛車党員お人好し説」というのがあるのですが(苦笑)、僭越ながらテンテーはその筆頭に挙げられると思います。この方は将棋指しと言うよりもむしろ将棋研究者の才能が秀でており、しかもサービス精神旺盛。お喋りも軽妙洒脱、嫌みの無い自虐ネタ?が好評です。実際にお目に掛かった時も解説時の雰囲気そのままでした。それで、肝腎の棋書ですが、これが読者の棋力に合わせた筆捌きで、当に変幻自在の藤井システムです。しかしながら強くなるのが目的で将棋を指されるヘボのような方は、買った当時内容が理解できなくても、テンテーの著作は持っていて損はありません。手の解説は勿論ですが、行間の将棋に対する思いについての筆致にみるべきものがありまして、例えば「この中でどの形が一番有力ですか?」「どれが勝ち易いんですか?」「おすすめはどの形ですか?」―「それは、あなたの一番好きな形です」(四間飛車の急所4の前書き)、基本図からの四手の手待ちは「早く形を決めろ」「嫌だ」の連続。(中略)それこそ4一金型を指しこなす生命線で、その力を養うために定跡の勉強を続けてきたのである。(同184頁)、あるいは「つまり、相振り飛車こそが将棋のあるべき本来の姿なのかもしれません」(相振り飛車を指しこなす本4、まえがき)といった表現、言葉遣いに惚れました。「この人は将棋を誰よりも愛しているかもしれない」と。もう一度、書いておきましょう。「ヘボにとって、藤井は猛」。
No.426 編集    削除

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