羨ましいです! 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/07(日) 12:01
詰将棋はできるに越したことはないですね。大いにトライして頂きたい。
話は変わりますが、色んな人がユーチューブの番組を上げていますけど、殆どが「あの方」絡みなので残念。ヘボのお勧めは石川泰氏の番組です。振り飛車中心の内容なので、参考になると思います。
話は変わりますが、色んな人がユーチューブの番組を上げていますけど、殆どが「あの方」絡みなので残念。ヘボのお勧めは石川泰氏の番組です。振り飛車中心の内容なので、参考になると思います。
ありがとうございます 投稿者: エレキング 投稿日: 2025/09/07(日) 10:08
大山命先生、アドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきます。
ただ、詰将棋に興味がないというのは、意外な答え
だと思いました。
僕は詰将棋が好きで、今年の詰将棋解答選手権の
初級戦に、インターネットで参加しました。
結果は5問正解しました。
全部で6問あるのですが、来年は初級戦で全問正解
したいですね。
また、よろしくおねがいします。
参考にさせていただきます。
ただ、詰将棋に興味がないというのは、意外な答え
だと思いました。
僕は詰将棋が好きで、今年の詰将棋解答選手権の
初級戦に、インターネットで参加しました。
結果は5問正解しました。
全部で6問あるのですが、来年は初級戦で全問正解
したいですね。
また、よろしくおねがいします。
ヘボの考える上達法 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/07(日) 06:54
エレキングさんへ
特に注意を引くような内容ではないので、話半分で聞いて下さい。
まず根本的なことですが、将棋は強くならないと楽しくないですよね。そこで必要かつ最も有効な方法は実戦を積むことです。将棋道場に通って認知症手前のおっさんに負かされることが結構な勉強になります。どこが悪くて負けたのか我が身を振り返る機会になりますから。ネット将棋は相手の顔が見えないのでお勧めしませんが、時間の制約等がある場合は次善の策になるでしょう。
棋書の活用。
色んな本が出ていますが、ヘボには定跡書よりプロの解説が付いた実戦集がためになっています。お勧めは森雞二九段の「必勝!!四間飛車」(急戦編・持久戦編、木本書店)ですが、20年前に出た本なので手に入りにくい。それでも古書店(神田の「アカシヤ書店」等)では手にすることができるかも。ヘボはその方面弱いですが、アマゾン等を利用するのも手ですね。
詰将棋。
ヘボは大山康晴著の一冊きりです。ヘボは詰将棋に興味がありません。振り飛車の終盤戦は似通った流れが多いので、実戦の終盤を注意して棋譜並べをするようにしています。詰みより必至ですね。
他人の将棋を観戦する。
一緒になって「自分の将棋」として次の一手や今後の展開を予想する。(ヘボが)将棋部の顧問で生徒を引率した経験から、これは結構使える方法ではないでしょうか。
また何か思い出したらお話します。ご健闘(ご検討)をお祈りしております。
特に注意を引くような内容ではないので、話半分で聞いて下さい。
まず根本的なことですが、将棋は強くならないと楽しくないですよね。そこで必要かつ最も有効な方法は実戦を積むことです。将棋道場に通って認知症手前のおっさんに負かされることが結構な勉強になります。どこが悪くて負けたのか我が身を振り返る機会になりますから。ネット将棋は相手の顔が見えないのでお勧めしませんが、時間の制約等がある場合は次善の策になるでしょう。
棋書の活用。
色んな本が出ていますが、ヘボには定跡書よりプロの解説が付いた実戦集がためになっています。お勧めは森雞二九段の「必勝!!四間飛車」(急戦編・持久戦編、木本書店)ですが、20年前に出た本なので手に入りにくい。それでも古書店(神田の「アカシヤ書店」等)では手にすることができるかも。ヘボはその方面弱いですが、アマゾン等を利用するのも手ですね。
詰将棋。
ヘボは大山康晴著の一冊きりです。ヘボは詰将棋に興味がありません。振り飛車の終盤戦は似通った流れが多いので、実戦の終盤を注意して棋譜並べをするようにしています。詰みより必至ですね。
他人の将棋を観戦する。
一緒になって「自分の将棋」として次の一手や今後の展開を予想する。(ヘボが)将棋部の顧問で生徒を引率した経験から、これは結構使える方法ではないでしょうか。
また何か思い出したらお話します。ご健闘(ご検討)をお祈りしております。
ありがとうございます 投稿者: エレキング 投稿日: 2025/09/07(日) 02:46
大山命先生、レクチャーありがとうございます。
振り飛車の基本的な考え方がよくわかりました。
また、よろしくおねがいします。
あと、ウルトラセブンは何話か見たことがありますが、
おもしろいですね。
振り飛車の基本的な考え方がよくわかりました。
また、よろしくおねがいします。
あと、ウルトラセブンは何話か見たことがありますが、
おもしろいですね。
ようこそ(^o^) 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/06(土) 22:00
エレキングさんはウルトラセブンは好きですか?(関係ないですね、失礼)
ヘボも弱いですが、振り飛車が大好きなので同志の存在は心強いです。
さて、「気を付けたいこと」ですが、対抗形と相振り飛車の勉強が必要になります。ヘボの考え方として「自分の玉が相手の玉よりも常に堅い状態で戦うことを心掛ける」「玉頭戦に強くなる」「先攻する(特に相振り)」などがあります。
次に「アマチュアレベルでの考え方」ですが、これは根本的にはプロと変わらないと思います。但し、最近の対抗形は居飛車穴熊登場の影響で居飛車党にも「振り飛車陣よりも堅い玉形で戦いたい」と考える人も多いので、相手の陣形を見て臨機応変に対応する方法が求められていると感じます。つまり序盤を勉強しろということになるでしょうか?私が学生の頃(40年近く前)はもっとおおらかで駒がぶつかってから考えれば良かったのですが。
更に具体的にお話し頂ければ、エレキングさんの欲するお答えが出来る可能性がありますが、ヘボは強くないので管理人さんにバトンを渡します(管理人さんお願いします)。
ヘボも弱いですが、振り飛車が大好きなので同志の存在は心強いです。
さて、「気を付けたいこと」ですが、対抗形と相振り飛車の勉強が必要になります。ヘボの考え方として「自分の玉が相手の玉よりも常に堅い状態で戦うことを心掛ける」「玉頭戦に強くなる」「先攻する(特に相振り)」などがあります。
次に「アマチュアレベルでの考え方」ですが、これは根本的にはプロと変わらないと思います。但し、最近の対抗形は居飛車穴熊登場の影響で居飛車党にも「振り飛車陣よりも堅い玉形で戦いたい」と考える人も多いので、相手の陣形を見て臨機応変に対応する方法が求められていると感じます。つまり序盤を勉強しろということになるでしょうか?私が学生の頃(40年近く前)はもっとおおらかで駒がぶつかってから考えれば良かったのですが。
更に具体的にお話し頂ければ、エレキングさんの欲するお答えが出来る可能性がありますが、ヘボは強くないので管理人さんにバトンを渡します(管理人さんお願いします)。
はじめまして 投稿者: エレキング 投稿日: 2025/09/06(土) 21:01
はじめまして、エレキングと申します。
僕はこのごろ振り飛車を指すようになったのですが、
アマチュアが振り飛車を指すにあたって、気をつけたいこと、
またアマチュアレベルでの振り飛車の考え方について、教えて
いただけるとありがたいです。
よろしくおねがいします。
僕はこのごろ振り飛車を指すようになったのですが、
アマチュアが振り飛車を指すにあたって、気をつけたいこと、
またアマチュアレベルでの振り飛車の考え方について、教えて
いただけるとありがたいです。
よろしくおねがいします。
自分の将棋を 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/06(土) 11:27
棋王戦トーナメント、屈指の好取組(ヘボ的には)菅井vs永瀬戦を観ていきましょう。
ヘボの邪推ではありますが、菅井君は自分の将棋以外のものを色々抱え込んでしまっていると思います。まだ研究に集中すればタイトルも狙える力があると信じていますので、腐らず勝っていってもらいたい。一方の軍曹は挑戦はするものの坊やに跳ね返されている残念な結果が続いています。振らないからダメだと思います(苦笑)。相手の土俵で戦って倒せるほど現状は甘くありません。何か坊やに「この辺でヘマをするだろう」と見切られているように感じますね。
さて、将棋。軍曹が滅多に飛車を振らなくなって久しいので、今回も対抗形になりました。菅井君が先手を握ったこともあり、振り飛車の出方に後手の居飛車の対応が注目されます。
升田式向かい飛車から角交換になり、振り飛車は木村美濃、居飛車は四枚の左美濃に構えました。ここから桂跳ねを保留した振り飛車は▲1八香からペラペラ穴熊に。(>_<) さらに自ら▲1五歩と突っかけ戦いになりました。お互いに筋違い角を打ち合い、その捌きが勝敗の鍵となりました。結果的に、振り飛車の▲6三角は暫く動かず、居飛車の▽9二角は敵銀との刺し違い(+と金)となりました。加えて端攻めを逆用し、▽1七歩成を決めた所では居飛車好調の流れになりました。
劣勢の中、振り飛車は桂を犠牲に敵と金の消去に成功し、▽2四銀打(攻め駒を責める軍曹の好きそうな手ではありますが)▽2五桂打(ヘボなら手拍子でやりそうな手)と続いた敵失を活かし、形勢逆転です。あとは手厚い上部からの攻め。やはり対抗形の醍醐味は玉頭戦の勝利ですね!最後は沢山の持ち駒を手にした居飛車からの詰み筋を的確に外し、収束です(ここで漸く▲6三角が受けに効きました)。
まあ苦手の軍曹に勝利したことで、反転攻勢のきっかけになれば良いと思いますが、今後躓き気味の順位戦を盛り返し、昇級争いに加わって欲しいと念じています。菅井、甦れ!
ヘボの邪推ではありますが、菅井君は自分の将棋以外のものを色々抱え込んでしまっていると思います。まだ研究に集中すればタイトルも狙える力があると信じていますので、腐らず勝っていってもらいたい。一方の軍曹は挑戦はするものの坊やに跳ね返されている残念な結果が続いています。振らないからダメだと思います(苦笑)。相手の土俵で戦って倒せるほど現状は甘くありません。何か坊やに「この辺でヘマをするだろう」と見切られているように感じますね。
さて、将棋。軍曹が滅多に飛車を振らなくなって久しいので、今回も対抗形になりました。菅井君が先手を握ったこともあり、振り飛車の出方に後手の居飛車の対応が注目されます。
升田式向かい飛車から角交換になり、振り飛車は木村美濃、居飛車は四枚の左美濃に構えました。ここから桂跳ねを保留した振り飛車は▲1八香からペラペラ穴熊に。(>_<) さらに自ら▲1五歩と突っかけ戦いになりました。お互いに筋違い角を打ち合い、その捌きが勝敗の鍵となりました。結果的に、振り飛車の▲6三角は暫く動かず、居飛車の▽9二角は敵銀との刺し違い(+と金)となりました。加えて端攻めを逆用し、▽1七歩成を決めた所では居飛車好調の流れになりました。
劣勢の中、振り飛車は桂を犠牲に敵と金の消去に成功し、▽2四銀打(攻め駒を責める軍曹の好きそうな手ではありますが)▽2五桂打(ヘボなら手拍子でやりそうな手)と続いた敵失を活かし、形勢逆転です。あとは手厚い上部からの攻め。やはり対抗形の醍醐味は玉頭戦の勝利ですね!最後は沢山の持ち駒を手にした居飛車からの詰み筋を的確に外し、収束です(ここで漸く▲6三角が受けに効きました)。
まあ苦手の軍曹に勝利したことで、反転攻勢のきっかけになれば良いと思いますが、今後躓き気味の順位戦を盛り返し、昇級争いに加わって欲しいと念じています。菅井、甦れ!
木村朱里(じゅり)の振り飛車 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/05(金) 14:46
たまたま目に入ったということもあるのですが(失礼)、木村さんの将棋を並べてみましょう。
木村朱里女流初段は小林健二九段門下の高校生。若いことも伸びしろが見込めそうなので良いですね。早速Wikipediaでカンニングしたら、得意戦法は四間飛車と言うことで、先月関西女流新鋭戦で優勝しました。この棋戦はトーヨーカネツという石油等の備蓄用タンクを製造する会社の特別協賛で立ち上がった棋戦(但し非公式)で、木村さんは栄えある初代優勝者になった訳です(彼女個人でも初)。女流棋戦における戦績は昨年度までに33勝17敗となかなか優秀です。
そこで新鋭戦の準決勝&決勝の将棋を観ましょう。
準決勝:対松下舞琳女流初段戦
松下さんは佐藤秀司八段門下の居飛車党。成績はここまで13勝7敗。
対抗形になり、先手松下が居飛穴模様の早囲いに構えたのに対し、後手木村はノーマル三間に。居飛車は▲8六角と覗いて角交換から2筋突破を狙います。振り飛車は堂々と応じ、45手目▲2三角と打ち込まれ飛が捕まりますが、▽4五桂の跳ね出しが抜群の味。2筋は放置し、▽5七桂成と銀をむしり取り▽3九角と金に当てた手がなかなか。さらに56手目に▽9五歩と突貫。この端攻めが決まり、最善の運びであったか否かはヘボの棋力では分かりませんが、居飛車の反撃を凌いでゴチャゴチャした終盤を勝ち切りました。
決勝:岩佐美帆子女流1級
岩佐さんは岐阜出身の居飛車党で、とよぴー(豊島将之九段)門下です。角換わりが得意ということですが、本譜角交換振り飛車にはなりませんでした。先手岩佐は居飛穴、後手木村はミレニアムを採用しました。ヘボはいつも不思議なのですが、ミレニアムって余り堅そうに思えないんですよね。しかし角道を予め避けていること、自ら端攻めを敢行できること、右桂を攻めに使えること等良いこともいっぱいあります。▲6四桂のような手が入る前に攻め切ることですね。準決勝に続いて本譜も端攻めが炸裂し、振り飛車が押し切りました。
2局を観戦して感じたことは、まず木村さんが攻め将棋であるということ。しかも相手の動きについていくのが上手いということです。振り飛車を極めて奨励会を経ない女性棋士第一号を目指して欲しいですね。(^_^)
木村朱里女流初段は小林健二九段門下の高校生。若いことも伸びしろが見込めそうなので良いですね。早速Wikipediaでカンニングしたら、得意戦法は四間飛車と言うことで、先月関西女流新鋭戦で優勝しました。この棋戦はトーヨーカネツという石油等の備蓄用タンクを製造する会社の特別協賛で立ち上がった棋戦(但し非公式)で、木村さんは栄えある初代優勝者になった訳です(彼女個人でも初)。女流棋戦における戦績は昨年度までに33勝17敗となかなか優秀です。
そこで新鋭戦の準決勝&決勝の将棋を観ましょう。
準決勝:対松下舞琳女流初段戦
松下さんは佐藤秀司八段門下の居飛車党。成績はここまで13勝7敗。
対抗形になり、先手松下が居飛穴模様の早囲いに構えたのに対し、後手木村はノーマル三間に。居飛車は▲8六角と覗いて角交換から2筋突破を狙います。振り飛車は堂々と応じ、45手目▲2三角と打ち込まれ飛が捕まりますが、▽4五桂の跳ね出しが抜群の味。2筋は放置し、▽5七桂成と銀をむしり取り▽3九角と金に当てた手がなかなか。さらに56手目に▽9五歩と突貫。この端攻めが決まり、最善の運びであったか否かはヘボの棋力では分かりませんが、居飛車の反撃を凌いでゴチャゴチャした終盤を勝ち切りました。
決勝:岩佐美帆子女流1級
岩佐さんは岐阜出身の居飛車党で、とよぴー(豊島将之九段)門下です。角換わりが得意ということですが、本譜角交換振り飛車にはなりませんでした。先手岩佐は居飛穴、後手木村はミレニアムを採用しました。ヘボはいつも不思議なのですが、ミレニアムって余り堅そうに思えないんですよね。しかし角道を予め避けていること、自ら端攻めを敢行できること、右桂を攻めに使えること等良いこともいっぱいあります。▲6四桂のような手が入る前に攻め切ることですね。準決勝に続いて本譜も端攻めが炸裂し、振り飛車が押し切りました。
2局を観戦して感じたことは、まず木村さんが攻め将棋であるということ。しかも相手の動きについていくのが上手いということです。振り飛車を極めて奨励会を経ない女性棋士第一号を目指して欲しいですね。(^_^)
中の次は誰だ? 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/09/05(金) 13:31
先日、男性棋士、特に居飛車党にとってはショックなことが起こりました。斎藤明日斗六段が伊藤沙恵女流四段に敗れたのです。ヘボも斎藤六段をここで取り上げ、(ひねり飛車を)期待していたので驚きました。斎藤六段は基本居飛車党なので、居飛車党棋士は「相居飛車で女流棋士に負ける訳が無い」と高をくくっていたと思いますが、しかもロートルでなく順調に順位戦も昇級してきた新進気鋭の若手ですからね。つまり女流棋士も男性棋士のみぞおちに一発入れられる力を付けているということです。そういう意味で坊やの「棋力の担保」は些か軽率かつ余計な一言ですね。
さて、現状女流棋士は男性棋士に対して.650勝たなければ編入試験すら受けさせてもらえません。福間・西山の二強がほぼ5割ですから厳しいハードルですよね。しかしながら男性棋士において勝率.650が一体何人いるのか?8割超えている人がいる一方で5割を維持するのにも汲々としている人もいるのが現実。もう少し現制度をいじることで状況を変えられないものでしょうか?
これは清水会長に提案してみようと思うのですが、白玲戦にフリークラスの男性棋士を参加させるのは如何でしょうか?恐らく男性棋士の中では「女流ばかりの棋戦で勝っても無意味」という意見が多いと思われるので、男女一緒で女流棋士が白玲戦を勝ち抜けばたった1期であろうとも認めざるを得ないと思います。そしてその確率はそんなに低いものではないような気がしています。そこで現状を検証するために「棋力の担保はどうなのか?」という偉い人の疑問に答えるために木村朱里女流初段の将棋を観ていきましょう。
さて、現状女流棋士は男性棋士に対して.650勝たなければ編入試験すら受けさせてもらえません。福間・西山の二強がほぼ5割ですから厳しいハードルですよね。しかしながら男性棋士において勝率.650が一体何人いるのか?8割超えている人がいる一方で5割を維持するのにも汲々としている人もいるのが現実。もう少し現制度をいじることで状況を変えられないものでしょうか?
これは清水会長に提案してみようと思うのですが、白玲戦にフリークラスの男性棋士を参加させるのは如何でしょうか?恐らく男性棋士の中では「女流ばかりの棋戦で勝っても無意味」という意見が多いと思われるので、男女一緒で女流棋士が白玲戦を勝ち抜けばたった1期であろうとも認めざるを得ないと思います。そしてその確率はそんなに低いものではないような気がしています。そこで現状を検証するために「棋力の担保はどうなのか?」という偉い人の疑問に答えるために木村朱里女流初段の将棋を観ていきましょう。
早石田は消滅か? 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/22(金) 17:22
ヘボは「升田式石田流」(by升田幸三)の本を読んで将棋をやり直してみようと思いました。しかし当たり前のことですが実戦は本の通りにはいかず、石田本組も下手でした。そのため三間飛車を多用していた時も石田流は滅多に使わず、さらに流れでそうなった時も結果は芳しくありませんでした。ネットを見ても、いや石田流の本を書いている振り飛車党棋士も「早石田は使えない」で結論しているような口調です。本当でしょうか?
そこで西尾vs宮本戦(順位戦)を観てみましょう。
西尾明七段は居飛車党、コンピュータ関係に強くその分野の統括のために連盟の理事を続けています。一方の宮本広志六段は振り飛車党、見た感じではどの筋にも振っているようです。
先手西尾は飛先を突き、後手宮本は角道を開けたまま12手目▽3四飛と浮きました。角交換になり26手目に▽4四銀と繰り出したことで居飛車は▲5六角を決行。居飛車側には常にこの角打ちがあり、升田vs大山の最後の名人戦でも既に類似の筋が現れています。それで、お互い手詰まりになってしまうことが多く、なかなか本の成功例のように大捌きになりません。プロとアマの違いは丁寧な受けにあると思いますね。
▽3三飛と凹まされた振り飛車の打開手段はあるのか?それは銀と協力して敵角の丸い頭を狙った▽8四角でした。但し、露骨な▽6六銀からの角出は最後まで指されず、これを餌に玉頭戦に持ち込みました。大分駒損はしたものの敵玉頭を破り、「王手は追う手」ならぬ「王手は先手」で裸玉を追いかけます。居飛車は攻めのターンが回ってこないので、入玉に切り替えひたすら敵陣を目指します。
振り飛車の攻めはやや切れかけのような気もしましたが、▽7三歩(▲7四桂の防ぎ)や▽5三歩(大ゴマは近づけて受けよ)等の受けの手も挟みながら追い詰めていきました。最後は大駒4枚が全て振り飛車側に渡り、1分将棋の死闘は終了、優勢勝ちとなりました。時間がたっぷりある順位戦ですから、早石田終了と短絡的な結論を出すのは早いように思いました。そもそも本当に強い人は何(戦法)を指しても勝つんですけどね。(^_^)
そこで西尾vs宮本戦(順位戦)を観てみましょう。
西尾明七段は居飛車党、コンピュータ関係に強くその分野の統括のために連盟の理事を続けています。一方の宮本広志六段は振り飛車党、見た感じではどの筋にも振っているようです。
先手西尾は飛先を突き、後手宮本は角道を開けたまま12手目▽3四飛と浮きました。角交換になり26手目に▽4四銀と繰り出したことで居飛車は▲5六角を決行。居飛車側には常にこの角打ちがあり、升田vs大山の最後の名人戦でも既に類似の筋が現れています。それで、お互い手詰まりになってしまうことが多く、なかなか本の成功例のように大捌きになりません。プロとアマの違いは丁寧な受けにあると思いますね。
▽3三飛と凹まされた振り飛車の打開手段はあるのか?それは銀と協力して敵角の丸い頭を狙った▽8四角でした。但し、露骨な▽6六銀からの角出は最後まで指されず、これを餌に玉頭戦に持ち込みました。大分駒損はしたものの敵玉頭を破り、「王手は追う手」ならぬ「王手は先手」で裸玉を追いかけます。居飛車は攻めのターンが回ってこないので、入玉に切り替えひたすら敵陣を目指します。
振り飛車の攻めはやや切れかけのような気もしましたが、▽7三歩(▲7四桂の防ぎ)や▽5三歩(大ゴマは近づけて受けよ)等の受けの手も挟みながら追い詰めていきました。最後は大駒4枚が全て振り飛車側に渡り、1分将棋の死闘は終了、優勢勝ちとなりました。時間がたっぷりある順位戦ですから、早石田終了と短絡的な結論を出すのは早いように思いました。そもそも本当に強い人は何(戦法)を指しても勝つんですけどね。(^_^)
恥知らず 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/22(金) 09:59
ちょっと言葉が過激ですかね?T女流の男版という感じの中村太地八段。
ファンからは「一緒にするな!!」と抗議を受けそうですが、鈴木アマと組んでのユーチューブの番組はイジリ系・誹謗中傷系の吊りサムネで溢れています。以前触れましたが、福間・西山の将棋に対して「ガラパゴス」という表現をつかったこと。ヘボがたまたま生物の教員でしたから分かるのですが、生物学以外でこの言葉を使う際には注意しないといけませんよ。「(強度の)時代遅れ」「世間知らず」の意味合いがありますからね。また振り飛車を貶める表現・内容も多い。鈴木氏がむしろ振り飛車党なのによくそのようなサムネを許していますよね。不思議ですね。ヘボの気に障るのはそのようなお遊びを「小遣い稼ぎ」でやっているからですよ。本職なら「まあ仕方が無いのかな」とも思いますがね。
こんな人がA級張れるのですから坊やは向こう20年は安泰ですね。(>_<)
ファンからは「一緒にするな!!」と抗議を受けそうですが、鈴木アマと組んでのユーチューブの番組はイジリ系・誹謗中傷系の吊りサムネで溢れています。以前触れましたが、福間・西山の将棋に対して「ガラパゴス」という表現をつかったこと。ヘボがたまたま生物の教員でしたから分かるのですが、生物学以外でこの言葉を使う際には注意しないといけませんよ。「(強度の)時代遅れ」「世間知らず」の意味合いがありますからね。また振り飛車を貶める表現・内容も多い。鈴木氏がむしろ振り飛車党なのによくそのようなサムネを許していますよね。不思議ですね。ヘボの気に障るのはそのようなお遊びを「小遣い稼ぎ」でやっているからですよ。本職なら「まあ仕方が無いのかな」とも思いますがね。
こんな人がA級張れるのですから坊やは向こう20年は安泰ですね。(>_<)
清水会長の立場が(>_<) 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/20(水) 11:35
ヘボが前会長を許せないのは難題を清水現会長に押し付けたことです。羽生ファンはこのように仰るかもしれません。「羽生会長は東西会館の建て直しをした。まだタイトル100期が残っている。達成させてあげたい」と。しかしながら、現実を見て下さい。却って羽生「逆」マジックが頻発しています。それに建設が上手くいったのは佐藤元会長の地ならしのお陰ですよ。
「女の問題なんだからあんたがやれるよ(俺が起こした問題ではない。○長元会長が拗らせたんだ。俺はやりたくない)」ということですね。この場でも何度も取り上げましたが、プロ棋士云々の前に女流棋士の分裂が解決していません。仲良くやっているのなら一緒に元の鞘に収まるのが本来あるべき姿だと思いますが。もっとおかしいのが何故会長を退任してから白玲戦の話を持ち出してきたのかということです。自分の任期中に「継続審議で」というのならまだしも、難しい案件を他人に委ねるんですね。呆れています。これがスーパースターの成れの果てですかね。(>_<)
「女の問題なんだからあんたがやれるよ(俺が起こした問題ではない。○長元会長が拗らせたんだ。俺はやりたくない)」ということですね。この場でも何度も取り上げましたが、プロ棋士云々の前に女流棋士の分裂が解決していません。仲良くやっているのなら一緒に元の鞘に収まるのが本来あるべき姿だと思いますが。もっとおかしいのが何故会長を退任してから白玲戦の話を持ち出してきたのかということです。自分の任期中に「継続審議で」というのならまだしも、難しい案件を他人に委ねるんですね。呆れています。これがスーパースターの成れの果てですかね。(>_<)
困った人だよな(T_T) 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/18(月) 21:46
竹部女流がJT杯で放言女王を発動したそうで、渡辺・山崎両対局者は迷惑したとか、しないとか?!
ヘボは元々Abemaで彼女が出てきた時から「変わった人」「何か違和感」という感想を持っていて、彼女が出演する時は音消しで観ていました。やはりそういう方だったんですね。男性棋士で言えば、加藤一二三・石田和雄系列ですね。
こういう人がいるから坊やの暴言も通ってしまうんですよ(聡太教信者は「流石聡太様」でしょうが、「棋力の担保」は暴言ですよ。傷ついた人が大勢います)。女性棋士誕生の道はまだまだ長そうです。(>_<)
ヘボは元々Abemaで彼女が出てきた時から「変わった人」「何か違和感」という感想を持っていて、彼女が出演する時は音消しで観ていました。やはりそういう方だったんですね。男性棋士で言えば、加藤一二三・石田和雄系列ですね。
こういう人がいるから坊やの暴言も通ってしまうんですよ(聡太教信者は「流石聡太様」でしょうが、「棋力の担保」は暴言ですよ。傷ついた人が大勢います)。女性棋士誕生の道はまだまだ長そうです。(>_<)
⑦その他 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/15(金) 21:10
何の話でしたっけ?そうそう、棋士の副業でしたね。
副業ではありませんが、弟子の話をしましょう。今の制度ではプロになるためには誰かしらに師匠になって頂かなくてはなりません。如何なるルートを取ったとしてもこれはルールです。因みに皆さんもご存じのように羽生前会長の師匠は二上達也九段、坊やの師匠は杉本昌隆八段です。先崎九段辺りまでは内弟子制度、つまり師匠と同居するなんてことが珍しくありませんでした。ですから師匠の恩を返す意味で弟子は取るべきでしょう。取るべきなんですが、それは自分の将棋を徹底的に頑張って結果を出した人ができることです。前会長や佐藤元会長、丸山九段が弟子を取ったという話は寡聞にして知りません。テンテーや三浦九段もかな?これくらいの方々は弟子を取るべきです。逆に若いうちから弟子を取るとロクなことが無いと思います。菅井君なんかは「やっちまった」部類ではないでしょうか?肝腎の自分の成績が降下しているのに、これでは弟子の方もみっともなくて仕方がない。(>_<)
副業ではありませんが、弟子の話をしましょう。今の制度ではプロになるためには誰かしらに師匠になって頂かなくてはなりません。如何なるルートを取ったとしてもこれはルールです。因みに皆さんもご存じのように羽生前会長の師匠は二上達也九段、坊やの師匠は杉本昌隆八段です。先崎九段辺りまでは内弟子制度、つまり師匠と同居するなんてことが珍しくありませんでした。ですから師匠の恩を返す意味で弟子は取るべきでしょう。取るべきなんですが、それは自分の将棋を徹底的に頑張って結果を出した人ができることです。前会長や佐藤元会長、丸山九段が弟子を取ったという話は寡聞にして知りません。テンテーや三浦九段もかな?これくらいの方々は弟子を取るべきです。逆に若いうちから弟子を取るとロクなことが無いと思います。菅井君なんかは「やっちまった」部類ではないでしょうか?肝腎の自分の成績が降下しているのに、これでは弟子の方もみっともなくて仕方がない。(>_<)
⑥将棋と無関係な副業 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/15(金) 20:46
例えば麻雀のプロになった人もいらっしゃいます。将棋と麻雀の両方を舐めているのではないでしょうか?麻雀の仕組みは知りませんが、将棋は対局が組まれている限り収入がありますからね。本気で将棋を強くなりたいのなら退路を断って精進するのが本筋だと思いますが。どうせならK七段のように将棋を引退して株主優待で暮らすのであれば、これは許せますけどね。大谷君の二刀流の意味をはき違えているようですね。
⑤流行りのユーチューバー! 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/15(金) 20:38
勝っている人なら何をしても構わないと思いますが、ユーチューバーは弱いことを誤魔化していると思いますね。NA級八段、T七段、S七段、I六段、F五段、K女流四段等々、本職が低迷しているのに恥ずかしくないんですかね?元奨励会の人は立場が違いますよ。彼らは本職ですからね。今は休んでいるようですが、既に現役を引退しているI九段も酷かった。NHK杯戦だったか、自分の弟子であるS八段が優勝したことを放送前にバラしてしまったという大失着。晩節を汚すようなことは慎んで頂きたい。
④アマチュアとの関り 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/15(金) 11:35
②も関連しますが、将棋の裾野を広げるという意味で有意義だと思います。但し、③でも触れましたが、実際にやっている人が固定化されているんですよね。もう羽生前会長は会長職を解かれたのですから、講演会でも何でもやってファンの懐に飛び込んでいけば良いんですよ。それともまだ「目標二千勝!」ですか?ヘボは前会長(特に若い頃)の将棋に対する向き合い方やパフォーマンスは評価しますが、最近の振る舞いは坊やとは別の意味で受け入れ難いですね。
③立会人など 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/14(木) 21:00
これは厳密には副業にはならないでしょう。連盟の仕事ですからね。理事や会長を目指すのも良いかもしれません。どちらも引退していてもできそうですからね。ヘボが将棋を覚えたての頃は、理事の専門家みたいな人が多く、大体将棋が弱い人が多かったので、良いイメージはありませんが、背に腹は代えられませんか。
タイトル戦では立会人や解説&聞き手が必要なので、誰かがやらなければなりません。特に(弱い)女流棋士は積極的に手を挙げているのでは?こんなことではいけませんよね。将棋を強くなって男性棋士に勝てるようになり、ダブル解説者を目指して下さい!対局だけで食べていける人は逆にこれらの仕事を敬遠しているように映りますが。輪番制ではないのですかね?羽生前会長の立会人、見たいなあ。
タイトル戦では立会人や解説&聞き手が必要なので、誰かがやらなければなりません。特に(弱い)女流棋士は積極的に手を挙げているのでは?こんなことではいけませんよね。将棋を強くなって男性棋士に勝てるようになり、ダブル解説者を目指して下さい!対局だけで食べていける人は逆にこれらの仕事を敬遠しているように映りますが。輪番制ではないのですかね?羽生前会長の立会人、見たいなあ。
②道場の経営 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/14(木) 20:49
しかし、プロ直営の道場って意外に少ないようです。ヘボが指した道場は一つだけですが、ユーザーの立場からすればご本人あるいは門下のプロから直接指導を受けられる旨味がありますので、興味のある方は探してみると良いかもしれません。
おっと、話が逸れた。最近は場所代が値上がりしたこともあり、道場自体が次々に店仕舞いしています。恐らく左団扇という訳にはいかないでしょうね。
おっと、話が逸れた。最近は場所代が値上がりしたこともあり、道場自体が次々に店仕舞いしています。恐らく左団扇という訳にはいかないでしょうね。
①棋書の執筆 投稿者: 大山命 投稿日: 2025/08/14(木) 15:13
本来、特に贔屓の棋士の手による棋書の執筆は有難いことですが、彼ら彼女らの成績がパッとしないとヘボなんぞは複雑な思いになりますね。十九世名人なんかは別格として、丸山・郷田両九段が現在でも好成績を維持していられるのは、ご自分の将棋の研究に専念しているためだと思います。これが将棋の研究でなければ自分の発見は積極的に発表するべきですし、逆に普通の研究職であれば自らの研究成果を発表する(論文を書く)ことで、存在意義をアピールし生活も安定する訳です。将棋で研究発表するということはライバルに手の内を晒すことになりますからね。ですからヘボはわざわざ「○○ノート」等と称して本を出して悦に入っている棋士は信じられませんね。
「では大山康晴はどうなのよ?」と突っ込んでくる人がいるかもしれませんが、大名人はプロが注目するような定跡に関係する棋書は一切書いていませんよ。皆過去の自他の棋譜をアレンジした「次の一手」形式の内容が殆どです。この点、非常に注意深く急所を外しています。坊やも「藤井聡太監修」の本は沢山出ていますが(実際、リクエストは出版社&ファンからひっきりなしだと思います)、自分の頭を使って書いた棋書は一冊も出ていません。勝負に拘る人は自分から転ぶようなことはやらないのです。
どういう訳かプロの振り飛車党はお人好しが多くて、立派な棋書を数多く世に出していますが、これはアマの側に振り飛車党が多いことも関係しているのかもしれません。ヘボも「幾つかお勧めの棋書を挙げてくれ」と言われれば両手の指の数位直ぐに示すことができます。しかしながら、発表によって勝てなくなっているとしたら、ファンの一人としては何とも複雑な思いです。(>_<)
「では大山康晴はどうなのよ?」と突っ込んでくる人がいるかもしれませんが、大名人はプロが注目するような定跡に関係する棋書は一切書いていませんよ。皆過去の自他の棋譜をアレンジした「次の一手」形式の内容が殆どです。この点、非常に注意深く急所を外しています。坊やも「藤井聡太監修」の本は沢山出ていますが(実際、リクエストは出版社&ファンからひっきりなしだと思います)、自分の頭を使って書いた棋書は一冊も出ていません。勝負に拘る人は自分から転ぶようなことはやらないのです。
どういう訳かプロの振り飛車党はお人好しが多くて、立派な棋書を数多く世に出していますが、これはアマの側に振り飛車党が多いことも関係しているのかもしれません。ヘボも「幾つかお勧めの棋書を挙げてくれ」と言われれば両手の指の数位直ぐに示すことができます。しかしながら、発表によって勝てなくなっているとしたら、ファンの一人としては何とも複雑な思いです。(>_<)