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定期戦   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/23(日) 22:10

●○●○○○●○
今日は良いのか悪いのか?いや、負けた将棋は宜しくありませんでした。でも遠方から室蘭以来の棋友が参戦してくれ、嬉しかったですね。彼はヘボの半分くらいの年齢で、ヘボが北海道にいる間は分が良かったですが、二人とも関東地方に引っ越した(ヘボは実家に舞い戻っただけですが)後は思うように勝てなくなりました。従って今日の戦いは絶対に負けられない。「首を洗って待っているように」と脅されて?いたので、少しでも勉強しておこうと思い、泥縄ですが対ミレニアムの棋譜を3局並べました。「いや、四間飛車にしたら穴熊を捨てなければならない。穴熊には潜りたいから、中飛車か?」ということで真ん中に振りました。先週まで頑固に四間穴熊を指していましたが、いずれ三間穴熊も中穴熊も指せるようにしたいので、今日は中飛車ということになった訳です。それで結論から書くと、この予感が当たっていたんですよ。ミレニアムにはならなかったですが、彼は私の四間飛車を予想してミレニアムを準備していたとのこと(夜の感想戦で判明)。結果もヘボに幸いしましたね。(^_^) 一度ミレニアムを穴熊で撃破したいのですが、何故かそのようなプロの将棋が無いんですね。(>_<) 何かヘボが気付いていない具合の悪いことがあるようです。皆さん、何かご存じですか?
O君、ありがとう、楽しかったよ。(^o^)
No.612 編集    削除

相振りの雄(雌ですけど)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/21(金) 09:20

倉敷藤花戦の第1局を観ていきましょう。挑戦者は伊藤沙恵女流四段です。
結論から書くと、香奈ちゃんはすごいですね。全然ブランクを感じさせない指し回しでした。何より発想が柔軟で相振りが上手いなあと思います。その根っこはやはり「中飛車を極めた」という自信があるのではないでしょうか。一つの戦法を指しこなす大切さを見せつけられています。

本譜、先手を握った倉敷藤花は▲5六歩から中飛車に。後手伊藤の対策が注目されましたが、やはり相振りになりましたか。伊藤さんはオールラウンダーで今期も好調ですが、発想の差が出ました。戦前の準備で福間vs西山も沢山並べたと思いますが、魅入られたように向かい飛車。しかも(結果論ですが)▽2四歩は突くことがありませんでした。当たり前ですが、中飛車の特徴は中央を厚くしやすい戦型です。敵玉の動きを見てから飛を振れるものなら振りたいところ。ヘボは伊藤さんがなぜ相中飛車にしなかったのか、残念でした。ヘボの実戦でも中飛車党は飛が真ん中で向き合う状態を嫌がります。多少でも相手の嫌がることをするのが将棋の鉄則。西やんとの戦いを並べ直す必要がありますね。

本譜、さらに続けると、5、6筋に位を取り巨大な空中要塞(ラピュタ?)を作り、高田流を経て中住まいです。作戦勝ちに落ち着いたところで、あとは攻めるだけ。おもむろに角切りから敵玉頭を強襲。あっという間に銀冠は落城しました。幾つか用意していた選択肢の一つなんでしょうけど、強いですね。倉敷で一回戦って終わりでしょうね。伊藤さんの抵抗が期待されます。(-_-)
No.611 編集    削除

これは酷い。(T_T)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/19(水) 16:35

ああ、管理人さんに変なことを振らなければ良かった。
中さん、大逆転負け(名人戦予選)。自分で転んだようなものですね。(>_<)
気を取り直して、次頑張って下さい。
No.610 編集    削除

それはショックですね。(T_T)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/19(水) 10:03

折角買ったDVDが再生できないんなんて。戸辺七段は紙の棋書も多く書いておられるので、そちらで我慢するしかないですね。古いものならアカシヤ書店で在庫があると思います(そういう問題ではないか?)。

バレンタインから思い切り跳びますが、まあ、仮にヘボが家庭を持っていたとしたら、現在のようにやりたいことしかやらない生活はできないでしょうから、(周りはともかく)自分にとっては正しい選択をしたと思いますけどね。「少子化がどうのこうの」と風当たりは強いですが、結婚しない方が良い人が居るんですよ、ヘボのように。(>_<)

ところで、中さんの将棋はどうでしょう?管理人さん、ご感想をお願いします。m(_ _)m
No.609 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2025/02/19(水) 07:47

>大山命さん
私が面白い将棋だと思うのは自分の戦法にこだわりがあるの対局ですね。
一見崩れそうに見えてもギリギリで捌いていったりするところは見ていて面白いですね。

戸辺七段の将棋講座は好きでしたね。参考にしたくて本を買ったけどDVDで見たいときに見れないんですよね。
しばらくしてから改めて見ようとしたら再生できませんでした。。。

男子校じゃなくてもバレンタインの思い出はないので涙を拭いてください。
道場での対局がんばってください。m(_ _)m
No.608 編集    削除

苦戦 (T_T)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/17(月) 18:44

●●○●●○○●○○
昨日は苦戦続きでした。対抗形でも相振りでも指し分け、合わせて指し分けで終わりました。家で頼まれて先に某所でチョコレート(ヘボも好物)を買ってからセンターに向かったのですが、甘くはなかったです。中高と男子校に通っていたこともあって、ヘボにはバレンタインの思い出自体がありませんね。(>_<) 昨日も小学生に負けたのですが(しかも2敗)、当てられる前にスタッフに「子供でも良いですか?」と確認され、「(ヘボと同じように)戦うのが嫌な人もいるのだろうな」と察しました。(>_<) 若くても良いですが、よそ見したり友餓鬼と喋ったり落ち着きの無い動物以上人間未満は正直勘弁願いたいです。(T_T)
No.607 編集    削除

丸ちゃんの謎   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/15(土) 08:35

丸山忠久九段、強いです。天狗の坊やを連破です(銀河戦)。しかし、(表現はあまり適当ではないかもしれませんが)ミステリアスな人でもあります。

ヘボが北海道を引き上げて、現在のOセンターに落ち着くまで、幾つかの道場をハシゴしましたが、実家に近いこともあって隣県の道場も試しました?ある歴史の長い道場で、木村一基九段の話が出ました。ご存じのように木村九段は普及に熱心で、気さくな人柄が知られています。その場でも「一基君は.....千葉出身の他の棋士は.....」というような内容になったと思いますが、同じ佐瀬門下でしかも元名人の丸山九段の話は全く出てきませんでした。何だか不自然だと思いましたが、それ以上ヘボは突っ込めませんでした。

不思議だな。ウォッチング半世紀、観る将でもあるヘボは思い当たる節もありました。丸山九段が低段時代「将棋世界」のインタビューを受けた記事を覚えているのですが、当時から「さあ?」「別に」とかはっきりしない答えが多かったですね(最近は大分マシになったと思います)。某棋士が対局後の感想戦で何も話さないので怒り出したこともあったようです。それだけなら良いのですが、ヘボは九段がタイトル戦で立ち合いを務めたり、他人の対局の解説をしている様子に記憶がありません(NHK杯ではあるんでしょうか?)。

自分が勝つこと以外興味が無いのかな?もっと外に出てきて欲しいし、仕事の分担という意味でもそうするべきだと思いますが。(>_<)
No.606 編集    削除

負けるべくして負けている(T_T)   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/14(金) 06:45

叡王戦のトーナメントで戸辺七段が藤井七冠に負けました。ヘボも負けた将棋を検討するのはストレスが溜まるので嫌ですが(自分の将棋はやむを得ないので、頭の中で必要最小限)、今回は書きたいことがあるのでネタにします。(>_<)

戸辺七段は佐藤天彦元名人と奨励会卒業同期で、奇数の筋に振るのが好きな振り飛車党です。「戸辺攻め」と称される切れそうな細い攻めを繋げる技術に長け、低段時代は強かったですよ。と言うことは今がパッとしないことの裏返しになる訳ですが。(>_<) 

なぜ勝てなくなってしまったのでしょうか?それは不急のことをやり過ぎていることに尽きます。
例えば横浜出身で地元プロ野球球団のベイスターズのファン。和服着て始球式をしたことが話題になっていました。有名なプロ棋士ユーチューバーでもあります。まだ四十前の若さですが、弟子も何人か取っています(小山四段、頑張って下さい)。そして無類のお人好し。今、wikipediaでカンニングしながら書いていますが、これが将棋に勝ってなんぼのプロ棋士にとっては逆に致命的な欠点となっています。勿論一般社会では絶賛される美点になりますが、「将棋は相手の嫌がることをやらないと勝てないゲーム」ですからね。
実際に棋界において、渡辺元名人他戸辺七段の人柄を称え、仲の良い人は多い(腹のうちまでは分かりませんが)。でも、戸辺さん、あなた何か勘違いしていませんか?普及は大切。タイトル戦の解説も必要でしょう。でも相居飛車戦の解説を(嬉々として?)買って出るあなたの姿に不利飛車党員としては違和感を覚えるのはヘボだけではないと思います。却ってファンの人への裏切りではないですか?ファンが最も望んでいることは他人の将棋を解説する棋士ではなく、対局場に主役として座っている棋士を応援することなのですよ!

飛ぶ鳥落とす勢いを持続している人が最も将棋を勉強していることは疑いありません。その人に勝つための準備を十分にやってきましたか?ヘボは仕掛け前の駒組を観て、もうダメだと思いましたよ。あんなに薄い玉形で勝てる訳がない。坊やが「押さえ込んで無理攻めを強い」終わってしまうだろうと確信しました。実際その通りになりましたよね。「力は出せたけど.....」って、それはそうかもしれませんが、「こんな力」で悔しくないのでしょうか?その人の人生ですからね。家族を含め他人があれこれ言うことではないのは百も承知ですが、ヘボは悔しい。これからも現役を張る心算ならば、今からでも生活習慣を改めて下さいよ!!
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面白い将棋とは?   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/12(水) 09:53

皆さん愛棋家の方々にとっての「面白い将棋」とは何でしょう?当然、人によって異なりますよね。将棋の強い人が「面白い将棋を指したい」とか仰っていましたが、彼の発言の「面白い」はヘボの「面白い」とは違うのです。

さて、今日の教材は王座戦予選、久保vs糸谷戦です。
久し振りの久保将棋ですが、試行錯誤の日々が想像でき、かつ努力が結果に結びついたということで胸に沁みる内容でした。

ネタバレですけど、将棋を観ていきましょう。
先手久保は▲6六歩の後に▲5六歩です。つまり最近はなかなかお目に掛からない純粋ノーマル中飛車を採用。これを見て、後手糸谷は居飛穴を志向、「来るなら来い」とばかり▽2二玉と寄る前に▽1二香と上がりバチバチ感が伝わってきますね?(ヘボの錯覚かも)更に振り飛車はこの動きを咎めるべく、▲3六歩から桂を跳ね藤井システムを思わせる攻撃態勢。早速▲2五桂から仕掛けていきます。

飛も4筋に転回し、玉頭を強襲、敵陣に馬を作る戦果を上げたのは振り飛車。居飛車は折角寄った玉を▽3二に戻さなければならず、手の遅れが生じました。お返しに馬を作りますが攻め駒不足は否めません。ここで振り飛車に妙手が飛び出します。57手目▲2七桂がそれで、居飛車の馬は進退窮まり敵飛と刺し違えることになりました。振り飛車は馬を一旦▲7九まで引き上げ、飛の打ち込みを消す流れの良さ。67手目の▲3六角も好手でした。打たれた時には冴えない感じでしたが、87手目に▲1四角と飛び出す形で敵玉を(居飛車から見て)右辺に逃さない拠点となりました。

93手目の▲5五桂で振り飛車は良い流れを確定させました。決め手になったのかもしれません。居飛車の端攻めは玉の移動で受け流し、これを逆用、挟撃の形ができました。仕上げには端攻めの足場として再度▲2七桂が活躍します。玉は流れ弾に気を付けながら▲7八まで移動し終局です。久保師匠は「好きな駒は角」と公言されていますが、本局、角桂が大活躍した将棋になりました。

もう一度タイトル戦で久保九段の将棋を観てみたい。「トリプルルッツよ、もう一度」かな?ヘボにとっての「面白い将棋」とはこのような内容ですけど、頭の固い坊やには解らないだろうな。(>_<)
No.604 編集    削除

中、恐るべし   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/11(火) 11:21

面白い棋譜が上がっていましたので、早速観ましょう。冨田vs中戦ですが、2年前の将棋(加古川青流戦)です。

何でこの棋譜が今上がったのか謎ですが、「徹底解説!将棋の定跡」さんには感謝します。元々ここをヘボはよく観ますが、これからも聡太以外の棋譜を積極的に拾って頂けると助かりますね。

さて、先手冨田が四間飛車、後手中は右四間模様から「見逃してね」って感じ?で▽1二香と上がりました。振り飛車はここで少し立ち止まったのでは(無論ヘボの邪推です)?31手目、意を決して指された▲8八飛から角交換、大決戦に突入です。今のヘボは穴熊目線で見てしまいますが、最悪のタイミングで戦いを起こされた気分で、振り飛車の判断は間違っていなかったと思います。

振り飛車は勢い敵陣深く攻め込みますが、▲7一角・8二角成が拙かったようで(ヘボの第一感です。(>_<) ▽6一飛に対しもっと過激に▲5三角成を決めた方が良かったようです)、居飛車は馬を▽2二に引き付け、建築途中のようだった自陣が引き締まりました。「馬の守りは金銀三枚」という格言もありますよね。振り飛車は攻めを続けなければなりませんが、敵飛に当てた59手目の▲7四金が重く、しかも結果的に狙った飛も最後まで取れなかったことが痛かった。形勢は一気に居飛車に傾きました。

ここから桂香を打ち合い、攻めのターンは居飛車に回ります。金銀を剥がし、自陣を警護していた馬が飛び出してきて必勝態勢。ところが幾らかの手順前後があって、再び振り飛車にチャンスが訪れました。
速い攻めが無くなった居飛車はやむを得ず馬を▽2二に引き付け、守りに入りました。振り飛車が攻めると持ち駒が入り、(居飛車側から)寄せられるという寸法です(所謂「キャンセル待ち」の状態ですかね?)。この過程で感心したのが、先ほど手放した▲7四金の動きです。他に有効な指し手が無かったこともありますが、いつの間にか▲4三までにじり寄っていて、ヘボが居飛穴を持っていたら間違えて▽3三辺りで捕まっていますね。(>_<) 一方の居飛車側も隠居してるように見える飛車がずっと横方向に睨みを利かせ、絶大な守備力を発揮している点も見逃せません。

更に玉頭周辺で揉み合いがありましたが、双方に致命的な悪手があり、最後に間違えたのは振り飛車の方でした。(T_T) 再び居飛車の馬が▽6六に飛び出し、敵玉を即詰みに仕留めた将棋でした。まあ、評価値的には悪手のオンパレードで居飛車党の(心無い)観る将はバカにする対局かもしれませんが、何十手も秒を読まれながらのせめぎ合い、ヘボは感動したのでありました。m(_ _)m いや、こういう将棋が指せるとなると、香奈ちゃんにも西やんにも好勝負が期待できますね(ヘボは「伊藤沙恵」タイプかなあと感じています)。いずれにしても楽しみにしています。(^_^)
No.603 編集    削除

棋譜はどこで手に入れるか?   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/10(月) 19:58

今日は図書館に行き、必要な文献のコピーをしてきました。いつ頃からそうなったのか知りませんが、今では都内の図書館が連携し、必要な本や雑誌を融通し合うようになっていて、これは大変有難いことです。このことに限定すれば、もう少し遅く生まれていれば良かったかな、と思います。

今から半世紀近く前の話ですが、プロの棋譜、特にリアルタイムには殆ど目にできませんでした。アマチュアの愛棋家はスポンサーの新聞社が棋譜を掲載するものを切り抜いて利用していました。プロは将棋会館に行き、コピーを出来ていたのでそれほどではなかったかもしれませんが。大山名人は棋戦を持っている新聞社全紙を購読し、他人の棋譜を観ていたそうです。

そのような歴史を考えると、随分棋譜の入手は楽になりましたね。情報の差がプロ・アマ間で小さくなっている。プロの将棋はより一層ガラス張りが進み、プロ・アマ戦などよりプロにプレッシャーが掛かる戦いになっているでしょうね。プロが勝っても誰も褒めてくれませんから。(>_<) 

さて、ヘボは究極のアナログ(アナクロ?)人間で、スマホは持たず、パソコンの操作すら危うい状態です。棋譜の入手は棋書に頼ってきました。実戦を除けばプロの棋譜を並べることが唯一の勉強法(詰め将棋も解きませんね)で、それは本腰入れて将棋を勉強することを決意した二十年前から変わっていません。今ではネットを覗けば多くの棋譜が上がっているので、そちらも大分利用させて頂いています。ここで投稿するネタにも随分助けになっています。良い時代になったものです。(^_^)
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Oセンターレポート   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/10(月) 10:16

もうすぐ1年と言うことで、データを見返してみました。

驚くことにもう百人近くと指しているんですね。中、最多はAさんとの9局、2回以上当たった人は23人以上ということでした。いかにスタッフの皆さんが手合いに気を遣って下さっているか分かりますね。

皆さん強いですけど、「暫く歯が立たないな」と感じる人は振り飛車党に多いですね。相振りのセンスが段違いです。
対抗形ではセンターでは振り穴ばかり指しているので、相手の対策も絞れてきました。勿論、他の対策が完璧という訳ではないですが、居飛穴を採用する人が最も手強いですかね。ヘボが細かい分岐を理解していないので、未だ踏み込むタイミングが手探りです。あと意外に左美濃に苦戦していること。急戦はそこそこいけるようになってきました。「急戦には穴熊」です。v(^_^)
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道場点描   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/10(月) 09:17

今の道場も通い始めてもうすぐ1年になります。最初、連敗スタートで「やっていけるのだろうか?」と不安になりましたが、その日何とか勝ち越せたことがささやかな自信になったように思います。それから段々図々しくなり、「できる限り振り穴で通す」というアホな目標を掲げて現在に至るのですが、人の観察も楽しみの一つとなりつつあります(これはネット将棋では味わえないでしょう)。

昨日の話。

Iさんは初手合い。小柄で眼鏡、マスク着用です。だいぶ減りましたけど、ヘボは相手の顔が全部見えた方が戦いやすい(笑)。初手▲5六歩を突いてきました。「相手が居飛車ならそのまま中飛車、振り飛車なら左玉だろうな」と思っていたら実際その通りになりました。中飛車左玉はヘボの課題の一つです。スペシャリストがいますよね。香奈ちゃんですが、相手(主に西やんですが)に向かい飛車を強要し、振り直して中央から左辺で戦うという高等戦術ですが、ヘボが悩んでいるのはもっと分かり易いことです。常に上目遣いにこちらを窺っているIさんには上手くはめられました。例により穴熊に囲ったんですが、端に戦力を集中され、姿焼きとなりました。大失敗の図。(T_T) で、終局後、感想戦なし。ヘボに厳しい評価が下されたようです。

Oさんも初手合い。額が広く、白髪交じり。対局の実況解説をしてくれました(笑)。うるさいのでヘボは正直この手の人は苦手です。実際序盤で間違って、勢いこちらが角を切る展開になってしまいました。「ほうほう、やってくれますねえ」とOさん。ヘボはここで初めて冷静になって盤面を見る。「意外とやれるんじゃないか?」と。ここからは「この人、口ほどではないんじゃないの?」と考え、飛を2筋に転換し、敵飛を隠居させることに成功、大分差が縮まりました。後は流れがこちらに来て、Oさんの攻めが切れ、独り言も全てぼやきに変わってきました。最後、詰み筋に入ると、駒を片付けようとしたので「投了ですか?」と念を押し、「そうだね」ということでした。

もう一局初手合い。Mさんはお喋りが苦手な人のようにお見受けしました。駒もヘボが振ったように記憶しています。相振りになり、思い切って穴熊に潜りました。Mさんの左銀が▲5六に上がったからです(先述のIさんとの対局が生きました)。端を絡めて4筋を攻め、ヘボの勝勢に。Mさん、急所に刺さると「うっ」とも「ぐっ」とも「げっ」とも何とも形容できない奇声を発するんです。その際、顔もしかめるので安心して指すことができました(苦笑)。
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参戦の日   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/09(日) 19:44

○●○○○●○
今日は7局指せました。敗局はどちらも相振り。難しいですね。穴熊(対抗形)の方は4戦4勝でした。服部君がB1に昇級したようで、おめでとうございます。ヘボはハッタリ君ですけどね。(>_<) しくじっても踏み止まれるようになりましたが、まだまだです。急戦、左美濃(銀冠)、居飛穴、色々な戦型で居飛車に挑まれますが、課題は仕掛けのタイミングですかね。良い形から仕掛けられれば五分以上の戦果ですが、まだ無理攻めをしている感が否めません。左の金銀の捌きも難しいですね。上手く玉側に引き付けられれば無敵ですが、(相手も十分になるので)今度は千日手の心配をしなくてはならなくなります。

でも、自分を鍛えるって楽しいんですよね。それに尽きます。(^_^)
No.599 編集    削除

升田幸三、日本を救う。   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/09(日) 19:27

【実話】GHQに勝った男。傍若無人にふるまうGHQに1人の日本人が戦いを挑み、GHQは態度を180度変えた byダヴィンチアカデミー_欲望の漫画 というユーチューブ番組を拝聴しました。

以前、取り上げたかもしれませんが、升田元名人が大戦直後にGHQと渡り合い、将棋を「死守」したという逸話があります。どういうことかと言いますと、米側の「将棋は捕虜(持ち駒)を使う残酷なゲームだから廃止しろ」に対し、名人は「それは違う。持ち駒を元の性能通りに活用する将棋は捕虜の能力を最大限引き出している。あんたらのチェスは何だ?取った駒が使えないとは捕虜の虐殺ではないか。それにチェスの王様は女王を盾に逃げ回っているではないか。それでもレディ―ファーストの国なのか?」と切り返し、GHQを黙らせたと言われています。

何と言うか、升田元名人は「物事の本質を掴む天才」だったと言われています。将棋は勿論のこと、ありとあらゆることで。この方のお陰でヘボ達が78年後の今も将棋を楽しんでいられるのです。深く感謝します。m(_ _)m
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「副業将棋」は止めて下さい。m(_ _)m   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/08(土) 11:21

将棋ネタのユーチューバーは多いように感じますが(実際はヘボが将棋に興味があるので結果的に「お気に入り」に番組が並ぶのかもしれませんが)それらの方々に一言二言。

勿論問題のある「主」は素人の人に多いです。再生回数の多寡で稼ぎが違う現行のシステムではやむを得ないのかもしれませんが、聡太人気にあやかった番組が多いですね。それは元奨励会員(○ユム氏や○ッシー氏、○田氏もか)でも変わりません。ヘボのように将棋は好きでも七冠が嫌いな視聴者もいる訳ですから、例えば、キチンと調べて「聡太の弱点」(勿論彼の将棋のことです)について番組を上げればヘボも観るんですがね。「お前がやれば良い」。はい、その通りですが、これまでのブログの投稿内容を見ればお分かりのように、如何せん棋力が足りない。(>_<)

さて、そのような方々は生活が懸かっている人もおいでかもしれないので深入りはしません。問題なのはプロの将棋指しです。「良かれ」と思ってやっているのかもしれませんが、石田九段の例を見ても分かりますが(実際に連盟からネタバレの件で注意を受けたのか、聡太応援番組をずっと休止しているようです。ヘボのお気に入りに上がって来なくなりました)、プロがやっているのに色々な面で不適切な内容も含まれています。再三書いていますが、ヘボは「まず自分が将棋で勝つことだろう!」と考えているので、成績が上がらないのに副業に精を出すのははっきり申し上げますが、みっともない!ファンも喜ばずに泣きますよ。更には何様だか知りませんが、同業者の将棋を結果的に貶めるような内容を連発する「○村八段とその子分」みたいな人達も存在します。「棋譜の使用」の裁判もありますが、番組を発信する側に問題が出てきていませんかねえ??
No.597 編集    削除

振りましょう!   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/07(金) 19:23

羽生会長がB2陥落の危機に立たされています。一人(大山康晴。聡太は不明)を除いて誰でも通る道とは言え、ファンの方々は気が気ではないでしょう。会長は元々居飛車党寄りでしたが、振り飛車も良く指され、しかも振り飛車党の参考になる(そのまま定跡になっている)良い棋譜を沢山残しています。そこで、ここは振り飛車党に転向されては如何でしょうか?

第一人者は好き嫌いを作らずあらゆる戦型に精通していなければなりません。誰かさんみたいに「振り飛車は捌けないから嫌」と言っているような人は、いずれ壁に突き当たります。復活を願うのなら居飛車に拘らず飛を振ることをお勧めします。歴史を辿れば、原田泰夫は(振ったのは一時的でしたが)A級復帰を果たしましたし、佐藤天彦は今や振り飛車党の筆頭です。振り飛車党を唸らせるような将棋を期待し、柔軟な会長はそれが十分可能だと思います。 (^_^)
No.596 編集    削除

道場に通うようになってから   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/06(木) 09:13

負けた将棋は記憶に残るようになりましたね。いや、失敗したところを記憶するように努めています。方法としては、道場を出る時に対戦カードを写して帰ります(余裕があれば戦型もメモします)。

大山名人は「勝っても負けても一旦全て忘れる」と仰っていますが、それは名人だから許される台詞だと思います。ヘボは勝って浮かれていると(必ずと言っていいほど)倍返しを食らうので。(>_<)
No.595 編集    削除

流行ってる?廃れてる?   投稿者: 大山命   投稿日: 2025/02/06(木) 09:05

将棋の話ですけど。
今朝、普段なら絶対に見ないユーチューブの番組を覗きました。別に番組を上げている人が嫌いな訳ではなく、「ゆっくり解説」のフォーマットが嫌いなのと、主が振り飛車党ではなさそうなことが理由です。↓

なぜ将棋が流行らないのか真剣に考えてみた!【なるるのゆっくり将棋解説】

結論から申し上げますと、内容は平凡でしたが観て良かったです。ヘボが考えていることとそれほど開きが無かったので安心もしました。今、都市部の道場に行くと結構な盛況です。皆黙々と対局に集中しています。しかしながら90%はおじさんかおじいさんで、残りの9.9%は若者、0.01%が女の子です。これでは将棋の未来は苦しい(あ、数字は適当です)。だから上を目指すには(苦笑)若者、特に女性の参戦が必須です。他に道場に来ないでネットで楽しんでいる人もそこそこいると思われるので、人数的には少子化の中、将棋は健闘している部類ではないでしょうか?別に他と張り合う問題ではないですけどね。例えば囲碁はどうなんでしょうか?外を歩いていると碁会所の方が目に付くような気がするのは錯覚でしょうか?いや、ヘボは20年前、将棋道場を紙の電話帳から探しましたが、やはり碁会所の方が多かった記憶があります!

番組の中でも指摘がありましたが、強くなるまでの初期投資が大変だということがあります。つまり負けるのが嫌、勉強を止めると勝てなくなってしまう現実があります。観る将が増えているのに比べ指し将がそれほど(ヘボの実感として)増えていないようにみえるのは間違っていないのではないでしょうか。そして、ヘボは将棋のここが好きなのですが、所謂「運」に左右されないことです。結果は全て自分が引き受けることが潔い!こういう考えって変わっています?(>_<)
No.594 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2025/02/06(木) 08:15

>大山命さん

>気分的には漸く1勝1敗くらいですかね?と
私が勝った将棋を振り返ることが多いからかもしれません。
負けた将棋を反省しているとストレスなので。笑
序盤もさらに洗練されるといいですね。
No.593 編集    削除

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