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しっかりしろ!名人!!   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/15(月) 08:54

漸く名人が我に返ったような将棋で挑戦者を一ひねりした名人戦第3局でした。
ナベ名人の場合、トラウマや劣等感といった精神的なものを払拭することが課題でしょう。「ここは相手よりも優れている」という一種の拠り所がなければ、番勝負なんてとてもとても。
逆襲の4連勝&防衛を祈念します。
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新人キラー   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/12(金) 06:39

今泉vs柵木(ませぎ)戦(棋聖戦)より。

小山新四段が話題になりましたが、フリークラス参加からのC1昇級(勿論C2を経て)は難関で、最近では古賀五段くらいではないでしょうか。今泉五段にはいつも期待しています。佐々木大地七段や八代七段よりも先に上がって欲しい。
一方の柵木新四段。これを書くために大急ぎで調べたら、まず私が苗字を正しく読めていなかったことが判明。(>_<)それから、谷合(四段)タイプであることが分かりました。名大工学部の大学院中退はなかなか(大学院中退は学位取得のための方便?であることが「業界あるある」です)。私的には興味深い人ですね。でも残念ながら居飛車党のようです。

将棋は対抗形。先手今泉の三間(珍しい)。後手柵木の左美濃で始まりました。今泉さんは中飛車のスペシャリストですが、研究を外す意味もあったのか。
振り飛車の7筋歩交換から柵木君が▽6四銀と繰り出した場面がポイントになりました。ここで▲6五歩が決断の一手。やむを得ない?(見落としなのか?)▽同銀から▲7五歩・▲7七桂の銀挟み?が用意の一手。銀が死んだ居飛車は代償として8筋から突貫するしかなくなり、ヘボの目からはそれなりに手になっているように見えましたが、現実にはやはり少し苦しいようです。
ここからの振り飛車の指し回しが完璧に見えました。暴れる居飛車を押さえ込み、慌てず騒がず攻守のバランスが絶妙。ヘボが指すといつの間にかひっくり返っているような将棋ですが、流石プロ(失礼ですね)。緩まず寄せ切りました。

今泉さんは新人キラーです。坊やでさえ、NHK杯で負かしています。今回もその怪力が遺憾なく発揮された将棋でした。
No.199 編集    削除

退路は断たないのか?   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/11(木) 17:45

鈴木大介九段が麻雀のプロとしても活動するそうです。
もう、自分の将棋はどうでも良いのですね。残念なことです。フリークラスで良いのでは?二刀流が利くほどどちらの世界も甘くないですよ。連盟には籍を残していることに違和感を覚えます。
No.198 編集    削除

叡王戦補足   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/08(月) 13:24

もう少し時間を稼いで、▽7二飛回りを実現すれば、紛れなく進められたとヘボは思いました。実戦の進行は、(▲7二歩を決められても振り飛車が指せているのには、「流石、菅井!」と驚きましたが)凝り過ぎですよね。ご本人以上に悔しいかも!(>_<)
管理人さん、今度将棋会館、ご一緒しましょう!
No.197 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/05/08(月) 08:20

>大山命さん
旧友とのオフお疲れ様でした。
友人も腕を上げたと思ったかもしれないですね。^^
他の道場も徐々に活動の幅を広げているようですね。

第3局は私もライブで見ていました。
7六の拠点を作って77Xの形にうまく持って行けて面白い将棋でしたね。
将棋の指す内容を楽しめました。
振り飛車を指す人が少なくなると対策が楽になってしまう、とか
藤井さんの解説も面白かったですね。
菅井さんには次に期待ですね。
No.196 編集    削除

第3局   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/06(土) 19:05

ああ、何故▽4六馬と引けなかったのか?こういう味の良い手は真っ先に手が行くはずの菅井君なのに!
▲2二角と打たれてからは勝ちがありませんでした。好局を落としました。(T_T)
No.195 編集    削除

石田流について思うこと   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/05(金) 09:18

私は現在三間飛車の採用が最も多いです(最近は相振りとの関係で四間飛車も盛り返していますが)。しかし、石田流はダメです。振り飛車の好形と言われ、実際組みあがると惚れ惚れしますが、合わないんです(泣)。その場でも考えますが、結果が伴わない。特に中飛車+左穴熊には痛い目に遭っている。
思うに、石田流の戦法としての組み立てがヘボには向いていないのかもしれません。私は形勢の振れが小さい指し方を好み、(正しく指せば)良いと言われている流れも臆病なので選べないという傾向があります。石田流の醍醐味は大捌きですからね。軍曹の三間飛車を並べてみたのも、その辺に理由があります。
私の場合、▲7六には飛ではなく銀を上がる指し方を模索するべきなのかも(位の確保には敵桂の捌きを抑える意味があると思っています)。
No.194 編集    削除

抑え込み一本   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/04(木) 10:45

村中vs高﨑戦(竜王戦)より。
村中七段は居飛車党、未だにC2に在籍している意味が分かりません。昇級には地力+勢いが必要なのでしょう。一方、高﨑七段はB2で少し苦労しています。師匠に衰えが見え隠れしている(新たな試行錯誤、あるいは単なる不調ならば良いですが)現在、佐々木慎七段とともに昇級を期待したい振り飛車党の一人です。

先手村中の居飛穴、後手高﨑の三間で始まりました。高﨑君は一時期角交換振り飛車を多用していた時期があり、余り勝てていなかった印象がありましたが、角道を止めるようになってから成績が上向いたように思います。本譜も石田流狙いで早速序盤▽3六歩を突いていく展開になりました。穴熊が完成すると大変になるので、当然の進行。一方居飛車の対応ですが、▲5七の銀を▲4八に引いて3筋を受けたのがどうだったか。ここから歩交換を許し、▲2六銀と僻地?に追いやられたのが痛かった。振り飛車の▽3三飛上がりからの構想が秀逸で、居飛車の駒が全体的に重たい感じになりました。さらに6筋に飛角を好位置に捌き、振り飛車は笑いの止まらない形になりました。加えて左金を逆方向から盛り上げていき、居飛車の大駒は身動きができなくなります。何度か放たれた手裏剣▽3七歩も効果的。程なく穴熊城は崩壊し、美濃は手付かず。丁寧な指し回しが光りましたね。(^_^)
No.193 編集    削除

武者修行中   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/03(水) 22:16

今日は隣県の道場です。母親から「魚を買ってこい」と言われているので勝ってこないと。(>_<)

前回成績が少し良かったので、500円割引です。

1局目は相振りになりました。金無双になりましたが、何故か最近無双しているので、嫌ではありませんでした。相手玉は美濃です。入城した瞬間に端をいじるようにしています(いやな奴)。しかし手順前後の大失敗。相当勝ちにくい形にしてしまいました。ここは「間違えろ」と念力送るしかない。すると願いが通じたのか、敵飛の転回が遅れ、何とか勝負形に。入玉に注意しながら仕留めました。

2局目は奨励会員?!何でそんな人をヘボに当てるのか!六段格だそうですよ。飛香落ちとは卑怯なりいい!(将棋になりませんでした)(T_T)

3局目、今度はこちらが飛を落としました。3級(中学生?)だそうです。居玉棒銀で来ました。これだけで希望が持てます(笑)。感想戦でも台詞に困りません。ドサクサに紛れて飛を頂き、寄せ切りました。彼は負けてもしっかり感想戦をしてくれました。こういう人には強くなって欲しい。

4局目。この道場ではいつの間にかトーナメント戦に組み込まれるので、相手には困りません。くじ引きの結果、1局目当たったWさんと再戦。今度はエルモで来たので、振り穴+袖飛車で対抗。不慣れな感じがしたので、落ち着いて戦えました。感想戦で尋ねると、やはり「あまりやったことがない」とのことでした。

5局目。Sさんは大学生かな?相振りになり、またまた金無双。相手は美濃。端を受けずに生意気にも里見流。でも相振りは端攻めがキモです。▽3五銀が働く前に仕事をしなければなりませんが、指し過ぎの▽3七歩を打ってくれたので▲4八玉とかわしておいて、ターンが回ってきました。素抜きに注意しながら玉頭から圧し潰しました。

最終局は小学生。私のノーマル三間に棒銀で来ました。飛角交換になりましたが、敵飛のコビンを狙う▲4六角がきつく、間違えずに寄せ切りました。終局後、「棒銀が...」と言い掛けたら、目の前から消えていました。態度が悪いな。感想戦ができない奴は出入り禁止だ!!
これで一応ミニトーナメント優勝で、写真を撮られ、タダ券もゲット!益々勉強に励みましょう。(^_^)

さて、帰路、駅前の魚屋に寄り、サメと2割引きのアナゴを購入、醤油ベースで煮てもらい美味しく頂きました。ビールがあったら飲んでいたかも(笑)。
No.192 編集    削除

おかしな将棋   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/01(月) 10:00

王位戦リーグ、池永vs冨田戦より。
池永君は居飛車正統派でサクッと昇級、新人王にもなりました。冨田君は四間飛車党で、受け将棋。西やんの張り手にたじろぐ場面もありますが、振り飛車党の一人として応援していきたいです。

出だしは相穴熊でした。先手の居飛車が7筋に飛を展開し、一歩交換、戦機を窺います。振り飛車は交換で得た歩を、なんと▽7一に打ち、「攻めて来い」とやりました。花村九段の匂いがします(笑)。実戦的というか、何というか(苦笑)。
これに対し、居飛車の対応がさらにすごい!何と穴熊を這い出して飛は下段、右玉(正確には玉は左辺)様の形になりました。結局仕掛けの機会を失った居飛車が、どちらの玉にも王手が掛からないままに投了となりましたが、変な将棋でした。皆さんはどのような感想を持たれるでしょうか?(>_<)
No.191 編集    削除

次期会長候補へのお願い   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/01(月) 09:28

異論は多々あると思いますが、私は羽生九段のタイトル百期は難しいと思います。普通に年間6割は勝てるでしょうが、タイトルを獲得するとか、その前の挑戦権獲得への瞬発力が失われている。A級を陥落したということはそういうことです。

永世七冠は、そういう自らの状況を良しとしないでしょう。私は引退もあると思います。トップとして三十年以上棋界を牽引してきたプライドがある。惨めなフェードアウトは選ばないと思いますね。これからは滅私奉公、棋界の発展のために力を尽くして頂きたい。

私が次期会長にやってもらいたいことの第一ですが、会館建て替えが一息ついてからで結構なので、女流棋界を一本化して頂きたい。詳しい説明を見つけられませんでしたが、直接的にはY会長との軋轢が分裂の原因らしい。そして、これは私見ですが、日本社会における女性蔑視の考えが棋界にも残っているのが要因と思われます。

仮に坊やが女性であったらこうまでフィーバーにつながったでしょうか。私は嫉妬や「女には負けたくない」と足を引っ張りたい人が続出していると思います。負けん気だけなら良いですが、昨年の編入試験を振り返っても、連盟の「女性に厳しい」対応は明らか。棋譜をもって周りを唸らせることができなくなったロートルを保護して意味があるんですか?

以上のような理由で、歪みをただし、できるだけ早く、女流棋界を一つに纏めて欲しい。そして、プロ棋士の女性に対する偏見を無くし、一刻も早い女性棋士の誕生の地ならしを進めて頂きたい。加えてチェス等の人脈を生かした将棋の国際化の展開も急務です。囲碁を見てて羨ましいのは、(成績はイマイチのようですが)「世界一を決められる」感動があることです。野球のWBCとはいかないかもしれませんが、将棋の裾野を広げる意味でも羽生(次期)会長への切実なお願いです。
No.190 編集    削除

振り飛車の勝ち方   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/30(日) 21:16

いや、大した内容ではないのですが、前稿で取り上げたNHK杯の聞き手は中村桃ちゃんが務めています。皆さん、ご存じですよね。
加藤桃ちゃんはガチの居飛車党ですが、中村桃ちゃんの方は振り飛車党。それで番組の最中にふと彼女の漏らした言葉が気になりました。「この対局は互いが飛を成り込んで攻め合う形にはならないですよね」いえ、別におかしな発言ではないですが、「もしかして彼女は『横の攻め』こそが振り飛車の本質と思っているのでは」
単に、振り飛車に対する認識の違いでは済まされないことのような気がします。だから彼女は勝てないのではないのかな。言葉には出さなくても、プロの振り飛車党は皆(無論、ケースバイケースではありますが)「玉頭戦における縦の攻防こそが(対抗形における)戦いの本質」と理解しているはず。桃ちゃんが分かっていないはずはないですが(プロだから)「もしかしたら」と思った次第。
余計なお世話ですね、失礼しました。(>_<)
No.189 編集    削除

これぞ振り飛車!   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/30(日) 13:33

NHK杯、船江vs里見戦より。
昨年の本棋戦では今泉五段に苦杯を嘗めていた香奈ちゃんですが、今回はどうか。基本相居飛車戦しか勉強していない居飛車党棋士に負ける訳にはいきません(過激?)。

船江六段の先手、香奈ちゃんのゴキ中で始まりました。
銀対抗から▽5二金左から▽5四金が、重いが手厚い一手。解説の西川六段も触れていましたが、研究手と思われます。
銀冠に組んだ振り飛車に対し、先手は玉頭位取り。嫌な所を衝いてきます。互いに桂を跳ね合った後、開戦。直前の▽3一角がややボケた手に見え(局面が進むとちゃんと働いてきましたが)、少し振り飛車が悪そうに見えました。実戦も圧し潰されそうになり、必死に耐える香奈ちゃん。しかし、敵飛が吊り上がったところで▽5五角打ちとそれに続く▽6五金打ち(▲8八玉のコビンが開いているので飛は逃げられない)が起死回生の勝負手で、悪いながらも差がグンと縮まりました。船江君の動揺した表情が物語っていました。難しい形勢が続きましたが、流れは振り飛車。最終盤放たれた▽7一銀の犠打が詰めろ解除の妙着で、香奈ちゃんが勝ちを手繰り寄せました。
玉頭戦を制するのは大変ですが、気持ちが良いですね。私もこういう将棋を指して勝ちたい!!(^_^)
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将棋会館レポート(後)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/29(土) 11:13

ここでは前編で書かなかった戦いに触れていきます。

1局目は認定試験ということで、同じく初段(私は仮免)のMさんと戦いました。私の後手四間に対し、左銀斜め棒銀を見せたので、穴熊に潜り、迎え撃ちます。「必勝四間飛車急戦編」で見たような局面になったので、少し安心。▽5四歩と突き上げて角交換を強要。と、そこであっさり歩を取ってくれ、王手飛車!まずは1勝です。

2局目は二段のKさん。やはり後手を引き、三間に。居飛車は角道を開けず、鳥刺しのような形になりました。中盤で飛を切り、敵玉を裸にしたまでは良かったのですが、寄せを誤り、逆転負け。(>_<)おかしな表現かもしれませんが、「将棋会館はレートが高い」と感じました。

3局目。Iさんは棒銀を臭わせてきたので、向かい飛車に。私が角道を止めなかったので、力戦型になりました。居飛車は居玉です。私の玉頭付近の折衝で、相手の攻めを吸収し厚みを築けたので、有利を意識しましたが、居飛車は時間を掛けて粘る、粘る。入玉模様でないのに二百手近くになったと思います。気合を維持することを自分に言い聞かせての勝利でした。

本日の最終局は駒落ち戦。大学生風のAさんが相手。私の二枚落ち上手です。初めての先手(笑)。
皆さん、上手の指し方を解説している棋書をご存じですか?私は30局以上上手を持って指していますが、初手は大体▽3二金ですかね(笑)。後は分かりません(苦笑)。心掛けていることは、自玉を下手の飛角の直射から遠ざけること、歩交換を狙うこと、位を取ること等々ですか。いつも駒落ち特有?の物足りなさは残りますが、少ない戦力の活用という面で勉強になっていることも確かです。
さて、Aさんは純粋居飛車党のようで、矢倉棒銀で来ましたが、私の方も端の位を取り、二か所で歩を交換できたので、まずまずの分かれ。その後、下手の大駒がどちらも自陣に通りそうになる最大のピンチが訪れますが、頼みは下手玉の薄さ。銀の割打ち等が入り、矢倉囲いは▲7七銀を残して崩壊です。こういう時は「怪しい手」を繰り出さないといけません(笑)。私は桂を取ったと金を▽2八に引き飛に当てました。こんな手は取っても取らなくても良いのですが、真面目なAさんは悩んだようです。▲同飛と取ってくれ、飛の横利きが消えました。詳細はもう忘れましたが、飛を取り、懸案の▲4四角出の機会を許さなかった私に勝ち運があったようです。でも7級なんて嘘でしょう?

結論:私が住んでいる所から会館までは遠いのですが、これならかなり楽しめそうですし、棋力向上にもつながりそうです。v(^_^)v
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将棋会館レポート(前)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/29(土) 10:16

昨日は初めての千駄ヶ谷でした。駅で予定通りに友人と待ち合わせ、「鳩やぐら」に。日替わり定食でガソリン補給をし、神社を経て会館へ。因みにお店の給仕担当の店員さんは将棋が全然分からないそうです。

会館2階の道場へ。荷物を置き、まずは旧交を温めました。1局目は振り駒で私の後手三間、友人は銀冠からの早仕掛け&飛先突破です。どこかで見たような形になりましたが、Nさんの対振り飛車の得意戦法は「かまいたち」。実戦を暫く指していないことで勘が狂った模様。捌き合いになり、腕の見せ所?▽4七角の強打が決まり、恩返し?に成功しました。
2局目は、私の後手四間、Nさんの5筋位取り。圧力に耐えて、左の金銀が捌け、棋勢の好転を感じた所で判断ミス。苦杯を喫し、仲良く1勝1敗となりました。
その後は手合いを担当の方々に付けて頂き、当日の面子と各自対局しました(その模様は後編で)。
気が付くと、18:00のお開きが迫っており、最終局では時計を使うことに。急ぎ足で、新橋の大盤解説会に向かいました。立ち見でしたが、鈴木九段と梶浦七段の師弟コンビの解説は良く見え、聞こえました。
結果はご存じのように名人の連敗。鈴木氏の名人を少し揶揄するようなコメントにイラっときた私は、そこで友人と別れました。
盛りだくさんの一日でしたが、充実の将棋日和ということで(笑)。(^_^)
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センスの問題?   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/26(水) 14:54

佐々木大地七段が棋聖戦の挑戦者となりました。中盤から作戦勝ちによるリードを維持し、軍曹に付け入る隙を見せませんでした。個人的には▲3六銀・▲3七歩の形が気になっていましたが、戦いが進むにつれて解れましたね。
新風が吹いた形ですが、番勝負は厳しそうですね。得意の相掛かりで全局勝負できればチャンスが出てくるかもしれません。「最強のC2棋士」などという最悪な誉め言葉(>_<)を返上すべく、坊やに一泡吹かせることを期待します。ここで大地君が結果を出すようなことになれば、相居飛車戦だけに、坊やは意外にガタガタっとくる気もします(先日の敗戦で、ニワカは動揺して右往左往)。

さて、全然関係ない将棋を紹介します。
古森vs徳田戦(棋王戦予選)より。
古森君は振り飛車党棋士の間では評価されているようです。師匠(久保九段=ここでは大山命の心の、という意味)も「よく勉強している」と仰っていました。私も応援しています。一方の徳田君はどうも「勢い」という貯金を使い切ってしまったように見えます。元々対抗形は苦手なようでしたが、本局はどうか。

先手古森の三間、後手徳田の左美濃で始まりました。
序盤、振り飛車の突いた▲7五歩を狙って居飛車は▽6四銀と上がりました。ここで▲7六銀がお試しの一手?この形で位を維持する指し方は、昭和40~50年代は見られましたが、令和の世ではすっかり姿を消していました。私も個人的には「▲6七銀と引くタイミングはいつか?」気になって、よう指さんですね(飛先が重く感じる)。
ここで居飛車が驚愕の?駒組を披露。左美濃から穴熊に組み換えたんです。それも銀冠を経ず、▽3二銀・▽2二金の形。これは「ただ、穴熊にしました」というだけで、ペラペラな囲い、全然堅くありません。実際、戦いが始まると、古森君の▲5三桂成や▲4九歩等、好手が多かったこともありますが、火がついてからあっという間に落城しました。後手ですから銀冠で待っていた方が良かったのでは。

古森君はしっかり力を付けて早くB2に上がって下さい。徳田君は周りから将棋を覚えられたと思うので、自分の得意戦法を確立することでしょうね。また、「振り飛車党は少ないから大丈夫」などと考えていると本局のような憂き目を見ること間違いなし!(T_T)
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/25(火) 08:16

>大山命さん
叡王戦第2局は振り飛車の良さが出ましたね。
取られる直前が一番働いている、という表現がよく合う1局のように見えました。
ライブで見たかったです。^^
旧友との懐かしい再会楽しみですね。楽しんできてください。m(_ _)m
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岡山の棋友上京   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/24(月) 17:11

大学の研究室で机を並べていた友人と三十年振りに再会することになりました。研究室で勉強していたことは昆虫学でしたが、彼とは将棋の話ばかりしていました(笑)。彼は将棋部にも所属していて初段を名乗っていましたので、当時級位者であった私は全く歯が立ちませんでした。
当日は千駄ヶ谷で指して、名人戦の大盤解説会にも参加する予定。少しはマシ(私の棋力が、です)になったのか、今から楽しみです。様子は報告します。
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惚れ惚れしました(^_^)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/23(日) 18:28

叡王戦第2局は相穴熊になりました。
菅井君が先手で、三間から向に振り直し、自然な手を重ねてリードを広げていく理想的な展開でした。
特に角の活用が素晴らしかったですね。中でも63手目の▲7七角上がりからの▲5五、天王山への飛び出しは美しかった(笑)。以下、居飛車に攻めさせず、光速の寄せが炸裂、着地で飛角を叩き切り、粘る余地を与えませんでした。
これでタイ。次が大事ですね。武運長久をお祈りしております。
(^_^)v
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/22(土) 07:07

>大山命さん
フランスの将棋事情の動画見ました。
以前より少しずつ愛好家が増えているようですね。
第2のカロニーナさんがでてくると普及が進かもしれないですね。

平日の道場おつかれさまでした。準席主はさすがに強かったですかね。
夕方以降だとまた雰囲気が変わるかもしれないですね。
将棋道場を巡る動画もあるようですね。
いろいろな道場の雰囲気が事前にわかるかも。
No.181 編集    削除

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