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武者修行中   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/03(水) 22:16

今日は隣県の道場です。母親から「魚を買ってこい」と言われているので勝ってこないと。(>_<)

前回成績が少し良かったので、500円割引です。

1局目は相振りになりました。金無双になりましたが、何故か最近無双しているので、嫌ではありませんでした。相手玉は美濃です。入城した瞬間に端をいじるようにしています(いやな奴)。しかし手順前後の大失敗。相当勝ちにくい形にしてしまいました。ここは「間違えろ」と念力送るしかない。すると願いが通じたのか、敵飛の転回が遅れ、何とか勝負形に。入玉に注意しながら仕留めました。

2局目は奨励会員?!何でそんな人をヘボに当てるのか!六段格だそうですよ。飛香落ちとは卑怯なりいい!(将棋になりませんでした)(T_T)

3局目、今度はこちらが飛を落としました。3級(中学生?)だそうです。居玉棒銀で来ました。これだけで希望が持てます(笑)。感想戦でも台詞に困りません。ドサクサに紛れて飛を頂き、寄せ切りました。彼は負けてもしっかり感想戦をしてくれました。こういう人には強くなって欲しい。

4局目。この道場ではいつの間にかトーナメント戦に組み込まれるので、相手には困りません。くじ引きの結果、1局目当たったWさんと再戦。今度はエルモで来たので、振り穴+袖飛車で対抗。不慣れな感じがしたので、落ち着いて戦えました。感想戦で尋ねると、やはり「あまりやったことがない」とのことでした。

5局目。Sさんは大学生かな?相振りになり、またまた金無双。相手は美濃。端を受けずに生意気にも里見流。でも相振りは端攻めがキモです。▽3五銀が働く前に仕事をしなければなりませんが、指し過ぎの▽3七歩を打ってくれたので▲4八玉とかわしておいて、ターンが回ってきました。素抜きに注意しながら玉頭から圧し潰しました。

最終局は小学生。私のノーマル三間に棒銀で来ました。飛角交換になりましたが、敵飛のコビンを狙う▲4六角がきつく、間違えずに寄せ切りました。終局後、「棒銀が...」と言い掛けたら、目の前から消えていました。態度が悪いな。感想戦ができない奴は出入り禁止だ!!
これで一応ミニトーナメント優勝で、写真を撮られ、タダ券もゲット!益々勉強に励みましょう。(^_^)

さて、帰路、駅前の魚屋に寄り、サメと2割引きのアナゴを購入、醤油ベースで煮てもらい美味しく頂きました。ビールがあったら飲んでいたかも(笑)。
No.192 編集    削除

おかしな将棋   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/01(月) 10:00

王位戦リーグ、池永vs冨田戦より。
池永君は居飛車正統派でサクッと昇級、新人王にもなりました。冨田君は四間飛車党で、受け将棋。西やんの張り手にたじろぐ場面もありますが、振り飛車党の一人として応援していきたいです。

出だしは相穴熊でした。先手の居飛車が7筋に飛を展開し、一歩交換、戦機を窺います。振り飛車は交換で得た歩を、なんと▽7一に打ち、「攻めて来い」とやりました。花村九段の匂いがします(笑)。実戦的というか、何というか(苦笑)。
これに対し、居飛車の対応がさらにすごい!何と穴熊を這い出して飛は下段、右玉(正確には玉は左辺)様の形になりました。結局仕掛けの機会を失った居飛車が、どちらの玉にも王手が掛からないままに投了となりましたが、変な将棋でした。皆さんはどのような感想を持たれるでしょうか?(>_<)
No.191 編集    削除

次期会長候補へのお願い   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/05/01(月) 09:28

異論は多々あると思いますが、私は羽生九段のタイトル百期は難しいと思います。普通に年間6割は勝てるでしょうが、タイトルを獲得するとか、その前の挑戦権獲得への瞬発力が失われている。A級を陥落したということはそういうことです。

永世七冠は、そういう自らの状況を良しとしないでしょう。私は引退もあると思います。トップとして三十年以上棋界を牽引してきたプライドがある。惨めなフェードアウトは選ばないと思いますね。これからは滅私奉公、棋界の発展のために力を尽くして頂きたい。

私が次期会長にやってもらいたいことの第一ですが、会館建て替えが一息ついてからで結構なので、女流棋界を一本化して頂きたい。詳しい説明を見つけられませんでしたが、直接的にはY会長との軋轢が分裂の原因らしい。そして、これは私見ですが、日本社会における女性蔑視の考えが棋界にも残っているのが要因と思われます。

仮に坊やが女性であったらこうまでフィーバーにつながったでしょうか。私は嫉妬や「女には負けたくない」と足を引っ張りたい人が続出していると思います。負けん気だけなら良いですが、昨年の編入試験を振り返っても、連盟の「女性に厳しい」対応は明らか。棋譜をもって周りを唸らせることができなくなったロートルを保護して意味があるんですか?

以上のような理由で、歪みをただし、できるだけ早く、女流棋界を一つに纏めて欲しい。そして、プロ棋士の女性に対する偏見を無くし、一刻も早い女性棋士の誕生の地ならしを進めて頂きたい。加えてチェス等の人脈を生かした将棋の国際化の展開も急務です。囲碁を見てて羨ましいのは、(成績はイマイチのようですが)「世界一を決められる」感動があることです。野球のWBCとはいかないかもしれませんが、将棋の裾野を広げる意味でも羽生(次期)会長への切実なお願いです。
No.190 編集    削除

振り飛車の勝ち方   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/30(日) 21:16

いや、大した内容ではないのですが、前稿で取り上げたNHK杯の聞き手は中村桃ちゃんが務めています。皆さん、ご存じですよね。
加藤桃ちゃんはガチの居飛車党ですが、中村桃ちゃんの方は振り飛車党。それで番組の最中にふと彼女の漏らした言葉が気になりました。「この対局は互いが飛を成り込んで攻め合う形にはならないですよね」いえ、別におかしな発言ではないですが、「もしかして彼女は『横の攻め』こそが振り飛車の本質と思っているのでは」
単に、振り飛車に対する認識の違いでは済まされないことのような気がします。だから彼女は勝てないのではないのかな。言葉には出さなくても、プロの振り飛車党は皆(無論、ケースバイケースではありますが)「玉頭戦における縦の攻防こそが(対抗形における)戦いの本質」と理解しているはず。桃ちゃんが分かっていないはずはないですが(プロだから)「もしかしたら」と思った次第。
余計なお世話ですね、失礼しました。(>_<)
No.189 編集    削除

これぞ振り飛車!   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/30(日) 13:33

NHK杯、船江vs里見戦より。
昨年の本棋戦では今泉五段に苦杯を嘗めていた香奈ちゃんですが、今回はどうか。基本相居飛車戦しか勉強していない居飛車党棋士に負ける訳にはいきません(過激?)。

船江六段の先手、香奈ちゃんのゴキ中で始まりました。
銀対抗から▽5二金左から▽5四金が、重いが手厚い一手。解説の西川六段も触れていましたが、研究手と思われます。
銀冠に組んだ振り飛車に対し、先手は玉頭位取り。嫌な所を衝いてきます。互いに桂を跳ね合った後、開戦。直前の▽3一角がややボケた手に見え(局面が進むとちゃんと働いてきましたが)、少し振り飛車が悪そうに見えました。実戦も圧し潰されそうになり、必死に耐える香奈ちゃん。しかし、敵飛が吊り上がったところで▽5五角打ちとそれに続く▽6五金打ち(▲8八玉のコビンが開いているので飛は逃げられない)が起死回生の勝負手で、悪いながらも差がグンと縮まりました。船江君の動揺した表情が物語っていました。難しい形勢が続きましたが、流れは振り飛車。最終盤放たれた▽7一銀の犠打が詰めろ解除の妙着で、香奈ちゃんが勝ちを手繰り寄せました。
玉頭戦を制するのは大変ですが、気持ちが良いですね。私もこういう将棋を指して勝ちたい!!(^_^)
No.188 編集    削除

将棋会館レポート(後)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/29(土) 11:13

ここでは前編で書かなかった戦いに触れていきます。

1局目は認定試験ということで、同じく初段(私は仮免)のMさんと戦いました。私の後手四間に対し、左銀斜め棒銀を見せたので、穴熊に潜り、迎え撃ちます。「必勝四間飛車急戦編」で見たような局面になったので、少し安心。▽5四歩と突き上げて角交換を強要。と、そこであっさり歩を取ってくれ、王手飛車!まずは1勝です。

2局目は二段のKさん。やはり後手を引き、三間に。居飛車は角道を開けず、鳥刺しのような形になりました。中盤で飛を切り、敵玉を裸にしたまでは良かったのですが、寄せを誤り、逆転負け。(>_<)おかしな表現かもしれませんが、「将棋会館はレートが高い」と感じました。

3局目。Iさんは棒銀を臭わせてきたので、向かい飛車に。私が角道を止めなかったので、力戦型になりました。居飛車は居玉です。私の玉頭付近の折衝で、相手の攻めを吸収し厚みを築けたので、有利を意識しましたが、居飛車は時間を掛けて粘る、粘る。入玉模様でないのに二百手近くになったと思います。気合を維持することを自分に言い聞かせての勝利でした。

本日の最終局は駒落ち戦。大学生風のAさんが相手。私の二枚落ち上手です。初めての先手(笑)。
皆さん、上手の指し方を解説している棋書をご存じですか?私は30局以上上手を持って指していますが、初手は大体▽3二金ですかね(笑)。後は分かりません(苦笑)。心掛けていることは、自玉を下手の飛角の直射から遠ざけること、歩交換を狙うこと、位を取ること等々ですか。いつも駒落ち特有?の物足りなさは残りますが、少ない戦力の活用という面で勉強になっていることも確かです。
さて、Aさんは純粋居飛車党のようで、矢倉棒銀で来ましたが、私の方も端の位を取り、二か所で歩を交換できたので、まずまずの分かれ。その後、下手の大駒がどちらも自陣に通りそうになる最大のピンチが訪れますが、頼みは下手玉の薄さ。銀の割打ち等が入り、矢倉囲いは▲7七銀を残して崩壊です。こういう時は「怪しい手」を繰り出さないといけません(笑)。私は桂を取ったと金を▽2八に引き飛に当てました。こんな手は取っても取らなくても良いのですが、真面目なAさんは悩んだようです。▲同飛と取ってくれ、飛の横利きが消えました。詳細はもう忘れましたが、飛を取り、懸案の▲4四角出の機会を許さなかった私に勝ち運があったようです。でも7級なんて嘘でしょう?

結論:私が住んでいる所から会館までは遠いのですが、これならかなり楽しめそうですし、棋力向上にもつながりそうです。v(^_^)v
No.187 編集    削除

将棋会館レポート(前)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/29(土) 10:16

昨日は初めての千駄ヶ谷でした。駅で予定通りに友人と待ち合わせ、「鳩やぐら」に。日替わり定食でガソリン補給をし、神社を経て会館へ。因みにお店の給仕担当の店員さんは将棋が全然分からないそうです。

会館2階の道場へ。荷物を置き、まずは旧交を温めました。1局目は振り駒で私の後手三間、友人は銀冠からの早仕掛け&飛先突破です。どこかで見たような形になりましたが、Nさんの対振り飛車の得意戦法は「かまいたち」。実戦を暫く指していないことで勘が狂った模様。捌き合いになり、腕の見せ所?▽4七角の強打が決まり、恩返し?に成功しました。
2局目は、私の後手四間、Nさんの5筋位取り。圧力に耐えて、左の金銀が捌け、棋勢の好転を感じた所で判断ミス。苦杯を喫し、仲良く1勝1敗となりました。
その後は手合いを担当の方々に付けて頂き、当日の面子と各自対局しました(その模様は後編で)。
気が付くと、18:00のお開きが迫っており、最終局では時計を使うことに。急ぎ足で、新橋の大盤解説会に向かいました。立ち見でしたが、鈴木九段と梶浦七段の師弟コンビの解説は良く見え、聞こえました。
結果はご存じのように名人の連敗。鈴木氏の名人を少し揶揄するようなコメントにイラっときた私は、そこで友人と別れました。
盛りだくさんの一日でしたが、充実の将棋日和ということで(笑)。(^_^)
No.186 編集    削除

センスの問題?   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/26(水) 14:54

佐々木大地七段が棋聖戦の挑戦者となりました。中盤から作戦勝ちによるリードを維持し、軍曹に付け入る隙を見せませんでした。個人的には▲3六銀・▲3七歩の形が気になっていましたが、戦いが進むにつれて解れましたね。
新風が吹いた形ですが、番勝負は厳しそうですね。得意の相掛かりで全局勝負できればチャンスが出てくるかもしれません。「最強のC2棋士」などという最悪な誉め言葉(>_<)を返上すべく、坊やに一泡吹かせることを期待します。ここで大地君が結果を出すようなことになれば、相居飛車戦だけに、坊やは意外にガタガタっとくる気もします(先日の敗戦で、ニワカは動揺して右往左往)。

さて、全然関係ない将棋を紹介します。
古森vs徳田戦(棋王戦予選)より。
古森君は振り飛車党棋士の間では評価されているようです。師匠(久保九段=ここでは大山命の心の、という意味)も「よく勉強している」と仰っていました。私も応援しています。一方の徳田君はどうも「勢い」という貯金を使い切ってしまったように見えます。元々対抗形は苦手なようでしたが、本局はどうか。

先手古森の三間、後手徳田の左美濃で始まりました。
序盤、振り飛車の突いた▲7五歩を狙って居飛車は▽6四銀と上がりました。ここで▲7六銀がお試しの一手?この形で位を維持する指し方は、昭和40~50年代は見られましたが、令和の世ではすっかり姿を消していました。私も個人的には「▲6七銀と引くタイミングはいつか?」気になって、よう指さんですね(飛先が重く感じる)。
ここで居飛車が驚愕の?駒組を披露。左美濃から穴熊に組み換えたんです。それも銀冠を経ず、▽3二銀・▽2二金の形。これは「ただ、穴熊にしました」というだけで、ペラペラな囲い、全然堅くありません。実際、戦いが始まると、古森君の▲5三桂成や▲4九歩等、好手が多かったこともありますが、火がついてからあっという間に落城しました。後手ですから銀冠で待っていた方が良かったのでは。

古森君はしっかり力を付けて早くB2に上がって下さい。徳田君は周りから将棋を覚えられたと思うので、自分の得意戦法を確立することでしょうね。また、「振り飛車党は少ないから大丈夫」などと考えていると本局のような憂き目を見ること間違いなし!(T_T)
No.185 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/25(火) 08:16

>大山命さん
叡王戦第2局は振り飛車の良さが出ましたね。
取られる直前が一番働いている、という表現がよく合う1局のように見えました。
ライブで見たかったです。^^
旧友との懐かしい再会楽しみですね。楽しんできてください。m(_ _)m
No.184 編集    削除

岡山の棋友上京   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/24(月) 17:11

大学の研究室で机を並べていた友人と三十年振りに再会することになりました。研究室で勉強していたことは昆虫学でしたが、彼とは将棋の話ばかりしていました(笑)。彼は将棋部にも所属していて初段を名乗っていましたので、当時級位者であった私は全く歯が立ちませんでした。
当日は千駄ヶ谷で指して、名人戦の大盤解説会にも参加する予定。少しはマシ(私の棋力が、です)になったのか、今から楽しみです。様子は報告します。
No.183 編集    削除

惚れ惚れしました(^_^)   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/23(日) 18:28

叡王戦第2局は相穴熊になりました。
菅井君が先手で、三間から向に振り直し、自然な手を重ねてリードを広げていく理想的な展開でした。
特に角の活用が素晴らしかったですね。中でも63手目の▲7七角上がりからの▲5五、天王山への飛び出しは美しかった(笑)。以下、居飛車に攻めさせず、光速の寄せが炸裂、着地で飛角を叩き切り、粘る余地を与えませんでした。
これでタイ。次が大事ですね。武運長久をお祈りしております。
(^_^)v
No.182 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/22(土) 07:07

>大山命さん
フランスの将棋事情の動画見ました。
以前より少しずつ愛好家が増えているようですね。
第2のカロニーナさんがでてくると普及が進かもしれないですね。

平日の道場おつかれさまでした。準席主はさすがに強かったですかね。
夕方以降だとまた雰囲気が変わるかもしれないですね。
将棋道場を巡る動画もあるようですね。
いろいろな道場の雰囲気が事前にわかるかも。
No.181 編集    削除

平日の道場   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/22(土) 05:33

仕事を持っているとまず平日の道場には行けませんが、暇人になったので、物は試しと足を運びました。
昼過ぎに到着しましたが、土日の賑わいが嘘のようにガランとしており、準席主が一人いるだけ。その方に教えてもらえることに。

序盤、定跡とは違うルートを辿りましたが、結局相銀冠に。敵玉は端です。互いにやや手詰まり気味の中盤「飛を7筋に回っていこうか」と打開を考えていた矢先、角切りの強攻に動揺、一気に局面が動きました。
こちらの反撃は4筋と端攻めですが、まず飛成を防がなくてはならない。端を絡め馬を作り敵玉を▽1三に引きずり出しましたが、1枚金気が足りないんですね。「もう一押し」が出来ず敗局。

2局目、先に書いた▲6八金を採用。5筋の位を取り、筋違い角を打つ展開に。中央を突破しましたが、駒損。敵玉の右側面を壁にしたので、端攻めに勝負を賭けますが、ここでも1枚足りなかった。左金が遊んでしまい終局となりました。

長めの感想戦をしていると小学生とその母親、それからマスクで良く判らなかったですが、30代くらいの女性が入室。私はまず小学生の女の子と戦うことに。飛香落ちです。居玉棒銀でガンガン来ました。私は1、2筋は放棄して駒が入るのを待ちました。Kさんは飛当たりにも目もくれず、二枚替えに。大体棋力が分かって落ち着きました。感想戦では居玉を避け、分岐点で少し立ち止まって考えるように話しました。

この日の最終局はマスクの女性です。Mさんは某大棋士と同じ苗字(笑)。Kさんを香落ちで軽くいなしていたので、警戒です。手合いは私の角落ちです。将棋を始めた時、ゴキ中を最初に覚えたのでしょう。中飛車で来ました。私は駒の交換をされないように注意して攻撃を待ちました。中盤からの彼女の構想が秀逸でした。飛を6段目に浮き、美濃のコビンを突いて位を取った空間に回ってきました。「嫌だな」と思いつつ、敵角頭をいじめに行きます。ところが大きな読み抜けに愕然!金が浮いたタイミングで王手で玉頭の歩を交換され、十字飛車が受かりません。飛成を甘受し、▽5一に底歩を打って耐えます。そこからはMさんの攻め急ぎもあって逆転しましたが、脂汗の将棋でした。
感想戦は褒めることが多かったですが、Kさんと言い、Mさんと言い、攻めが大好き。私も受けが下手で、やむを得ず攻めることが多いので偉そうなことは言えませんが、これで受けを勉強し、「一手ためる」ことを覚えると強くなるのでしょうね(上から目線、お許しを)。

小学生、苦手ですが、やっぱり休日に来るしかないか。(>_<)
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勝手に宣伝   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/20(木) 05:41

元奨励会員でユーチューバーの石川泰氏がフランスの将棋事情について、仏将棋連盟会長の方と対談している番組を上げてきました。
前後編あり、全ての(日本の)愛棋家に見てもらいたい。坊やの宣伝も大切かもしれませんが、こういうことも普及においては大切な側面です。国際化の視点からは、明らかに将棋界は囲碁界に後れを取っていますね。これをお読みの皆さん、ぜひご覧下さい!(^_^)v
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菅井流の模倣です。   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/18(火) 11:28

2017年の王位戦第5局で、菅井式阪田流三間飛車が炸裂しましたが、これを先手番でやれないかというのがテーマの一つです。

玉頭位取りの話が出ましたが、この対応は実は美味しい(笑)。
実戦では、▲4六に左銀を繰り出し、交換した角を▲5七辺りに打って、▽3五歩を強引に取りに行きました。折角取った位を奪取されるダメージは私の想像を超えるものでした(結果、居飛車の歩損になり、位に手を掛けた分手損にもなる)。一方角打ちのデメリットは大したことがなく、却って▽7九角打ち等を防いでいるので、飛金が自由に動けます。居飛車側の対策としては、▽3五に利かせて角を打ち直すのが無難ですが、それだけのために角を手放すのは気分が悪いと思います(笑)。働きの度合いも振り飛車側に軍配が上がるでしょう。
因みに王位戦では、当時の羽生王位が交換に応じましたが、他局で佐藤天彦九段は交換を避け、居飛穴に組みました。どちらも菅井君の勝利に終わったのは周知の通り。「交換した角を自陣に打ち直す」アイデアを菅井八段から学びました。
以上の理由で、角交換してもそれなりに戦えます。読み抜け御免!
No.178 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/18(火) 08:13

>大山命さん
角交換になっても困らない駒組の構想があって、金で押していけば面白い展開になりそうですね。
初見なら格上の人でも苦戦してくれるかもしれないですね。
玉頭位取りの対策も準備しておけば有力な大山命流になりそうですね。
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「大山命」流三間飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/17(月) 20:36

以前、ここでも紹介させて頂きましたが、▲7六歩▽8四歩▲7八飛▽8五歩▲7七角▽3四歩と進んだ時の7手目、角道を止めるのが癪なので「▲6八金」が成立しないかずっと考えています。
昨日、四段との触れ込みの小学生と当たった時に、実戦投入の機会が巡ってきました。眼鏡掛けた老けた少年でした(失礼)。彼は私の挑発?をスルーして▽6二銀と上がりました。駒組勝ちに自信があったのでしょう。居飛車が角交換を避けると、こちらは▲6七金▲5七銀に進みます。これで急戦は怖くない。若干左の金銀が重いので、これらにいかに活を入れるかがポイントになります。
序盤の終わり頃、私が▼7五歩と位を取ったので、居飛車は中央に飛を回りました。これがやや軽率な構想と思われましたが、左美濃に構えた居飛車は最初から玉頭戦勝負の発想だったのかもしれません。5筋の折衝で駒交換をさせた代償に竜を作り、自陣に引き上げました。敵さんが▽2四角▽3三桂と中央を狙ってきたからです。▲4八竜と回り4筋を補強したつもりでしたが、折角の竜を取られる展開に。負けずに▲4四歩を拠点に▲4三銀と打ち込み勝負です。更に▲4九金は「敵右の」成桂にむしり取られましたが(これはダメなパタンですね)、こちらも▲4二に馬を作り良い勝負(と対局中は思っていましたが、実際はこちらが少し足りなかったようです)。
寄せ合いは私に味方したようです。まず▲2六桂と控え、▲3四跳びを狙いますが、居飛車も▽2五銀と受けそれを許しません。却っていつでも▽2六銀と食いちぎられ▽3五桂打ちが必殺になるので、少し早まったようです。実戦もそのように進みましたが、何とかこちらも▽3五桂を食いちぎることができる工夫(▲3四に成銀を作っておいた)をして居飛車玉を追い込みます。そして最終盤、私の▲4三馬の王手に対し、▽4一金を上がった移動合いが当然のように見えて失着となりました。すかさず▲同馬と切り、▲4三銀▲3二金▲2二金とベタベタ打ち付け、▽1三玉と追いやりました。そこで▲3三金と桂を取っておいて▲2三金までの詰めろ。詰めろ逃れの詰めろで返されましたが、そこで(珍しく読み通り)要の▽3五桂を成銀で外し、勝負が決まりました。

彼は5人の小学生の中で最も強く、自分の感情を抑えた感想戦もできました。こういう礼儀をわきまえた人と指すのは年齢に関係なく気分が良いです。

さて、結論ですが、「大山命流」十分に戦えると思います。でも「先手三間でそこまでしなくても」という声は当然あるでしょう。まあ初見の相手を惑わすのには有効ではないでしょうか。金銀の捌きに自信のある方にお勧めです。(^_^)
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黒沢流届かず   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/17(月) 11:44

昨日高校生(中学生?)には負けました。中飛車左穴熊に対して、私が三間飛車・美濃囲いで対抗しました。早い展開に持ち込みたかったのですが、右の金銀が穴熊にくっつくまで仕掛けられず(第一の失敗)。
しまったと思いながら、高美濃の上の金を▲3六に繰り出し、角頭を狙っていきました。少年は明らかに嫌な顔をしていたのですが、▲3四に進出した後、敵右銀との交換になり、少し損をしました(第二の失敗)。
▲6六角の睨みから、▲7四歩を突いて飛交換になり、▲8四に角を捌きました。この後、寄せ合いとなりましたが、▽3六桂の方が早く、敗れました(第三の失敗)。
敗れはしましたが、「玉頭金」有力だと思います。お試しあれ(負けても苦情は勘弁ですが(>_<))。
No.175 編集    削除

ガキの躾   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/04/16(日) 21:09

私の将棋も新年度に入りました。ここまで8勝4敗なのでまずまず。
今日は小学生5人を潰してきました。彼らに共通して言えることは、態度の悪さ!(>_<) 大体よそ見するか、早押しクイズのような時計の叩き方。溜息が出ますよ。しかしながら、泣きが入ると(強くなると)それに比例して獣から人間に変身します。漸く(彼らが)負けてもまともな感想戦を開けるようになります。将棋教室の席主は大変だ!
No.174 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/04/12(水) 06:10

>大山命さん
途中からじりじり押される展開になってしまいましたね。
次に期待ですね。
No.173 編集    削除

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