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それで勝ったのだから   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/24(火) 09:54

誰も文句は言えないでしょう。もっとも挑戦者は昔から銀をあのような場所に打つのが好きですからね。銀が無いから金を打ったのでしょう(流石にそれは言い過ぎか)。
管理人さんも冷静に現状をご覧になっていますね。私も1発入れば良いと思っていました。
どうせなら大村崑の眼鏡を掛けて欲しかった(笑)。
No.120 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/01/24(火) 09:29

>大山命さん
パッとしか棋譜を見ていないけれど▲8二金は素人でも思いつきそうな手が
深い読みに裏打ちされていたということですかね。
4連敗の可能性もあったので、失礼ながら1勝して喜んでしまいました。
ナベ方式は今の駆け引きの仕方を端的に表していますね。トッププロの指す将棋の内容がソフトの研究をベースになっているので
駆け引きの仕方がソフト以前と変わった点かもしれないですね。
羽生さんのたこ焼き姿も印象深かったです。笑
No.119 編集    削除

良く解りませんが   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/23(月) 09:21

挑戦者が勝ちました。管理人さん、お仕事ご苦労様です。
戦型は相掛かりかな?バランス重視のサーカスのような落ち着かない将棋でした。
▲8二金のような、常人からすれば俗手と思われる手がAI記憶装置の性能を狂わせたのか。記憶装置は人間の部分も残しているので、第3局以降もそこを衝ければ(シリーズ全体を通して)面白くなるかもしれませんね。いずれにしても「ナベ方式」を発展させないと勝てないということです。ナベ方式とは私(大山命)の造語で、「最も本筋の部分は(研究時に)敢えて掘り下げず、少し外れた部分を深く研究する」(by渡辺明)対策だそうです。ナベ名人は聡太君以外の人にはそれなりに勝っていますが、説得力を持たせるには「そうですね」(誰かさんの口癖)に勝利しないことにはね。横道に逸れましたが、最終盤は王将の王手ラッシュをかわした挑戦者が称えられています。
まあ、後手番の次局が勝負所でしょうね。
No.118 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/01/22(日) 19:00

羽生さん返したようですね。でさきだけど後で棋譜みたい
No.117 編集    削除

目覚めよ、千田翔太!   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/21(土) 06:09

千田翔太七段は現在B1、強いと思われている棋士の一人です。
しかし、デビュー時やタイトル挑戦時(ナベ名人最強時)の勢いを知るヘボから見ると全然物足りない。この間の反則負けもありましたし、何よりご本人が忸怩たる思いを溜めていることでしょう。

千田君と言えば、AIによる将棋研究家のはしりで、デジタル将棋!から見た現代将棋のトレンドみたいな内容を将棋世界で連載していました。私自身はAIアレルギーで良く解らないのですが、今振り飛車党の西田君や谷合君がやっているようなことを先行走者として洗練しているのでしょう。それがどうにも壁に当たっているような気がします。

そこで「お約束」(笑)ですが、今こそ振り飛車をAIで解析されてみては如何でしょう。きっと突破口が見つかると思います。以前ここでも書きましたが、彼が本物であれば「将棋解析ソフトなんてクソゲーの類ですよ」くらい宣言できそうな気がするのですが。買い被り?
No.116 編集    削除

これぞ振り飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/19(木) 14:55

やはりテンテーですね。やってくれます。
藤井vs屋敷戦(棋聖戦)より。
テンテーの先手初手は▲7六歩が99%ですが、最近は次の手から魅せてくれます(笑)。何と▽8四歩に対して▲5六歩!そして5筋位取り中飛車に進みました。多くの人が先手ゴキ中と称している形です。居飛車は超速模様の出だしで、角交換。馬作り定跡(但し、戦後逆)に進みます。でもこれは▲7四角で馬は消されるんですよね。居飛車はしつこくもう一度馬を作りますが、これも生飛との交換になり消えました。気が付くと▲5三にと金が出来、喉元に匕首を突き付けられ逃げ場のない形に。
本譜、印象に残ったのは振り飛車の右金の動きですね。飛頭に叩かれた▽5八歩、これを美濃囲いの金で取り、機を見て▲4八金→▲4九金と直し、終局図では何事も無かったかのように片美濃が残っている。「相手の力を利用して、投げる」振り飛車の奥義が存分に展開された美しい棋譜でした。(^_^)
No.115 編集    削除

振り飛車は美しい   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/19(木) 11:22

また久保ネタで済みません。

昨日、長崎の道路地図を買いに神田の三省堂まで行ってきました。夏に対馬・壱岐を車で回るためです。そこで、見てはいけないものを見てしまいました(苦笑)。「振り飛車年鑑2022」。北海道から引き揚げてきて困ったのが本の数、かなり両親から責められました。でも買ってしまったんです。(>_<)
「巻頭インタビュー:久保利明」。うーん、買って良かった(笑)。
1.小学校に上がる前に、父親から「大野の振り飛車」を買ってもらい「大野先生の将棋はきれいだな」という感想を持った。
2.「モーツァルトが楽譜を書く前に曲が(頭の中に)完成していたことがあった」という逸話に対し、「すごく分かります」と返答。
他にも私のような不利飛車党にとっても示唆に富む話が載っており、久保ファンは勿論、振り飛車を愛する人にとって買って損は無いと思いました。
そう言えば、テンテーも「美濃囲いは美しい」と仰っていたような。
同じものを見て、「美しい」と同じ感想を持てる人を応援しない訳にはいかないではないですか。久保大先生のように生活が懸かっている訳ではないですが、振り飛車で勝てるよう、一層の精進を誓ったヘボでした。(~_~)
No.114 編集    削除

管理人さんへ   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/18(水) 13:07

やっぱり見方が一致しましたね、嬉しいです(笑)。例えば、純粋居飛車党は▲2二歩(▽8八歩)のような手が好きですが、その時点で形勢が五分であれば、私なんぞは「もらった!」と思ってしまいますね(笑)。実際、星も拾っている印象もありますし。

夢に関しては、まあ夢ですからね(夢を見たのは本当です。笑)。世界の不安要因2人のプーさんはどちらもこの冗談?は通じないのかな??それは置いといて。師匠ご本人も色々試されていると思いますが、最近の不調がちょっと深刻に思えてしまいます。(>_<)
No.113 編集    削除

早仕掛け   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/18(水) 12:38

伊藤沙vs西山戦(女流名人戦第1局)より。
仲良し三人組(YouTube参照)の二人が激突する本シリーズですが、棋風的には名人は、香奈ちゃんよりはむしろ剛腕西やんの方がやりにくいタイプなのかなとヘボは思います。しかも手の内を晒しているし?

西やんに後手三間を誘導した(飛先を早めに決めた)名人が早仕掛けをぶつけた本譜、振り飛車が定跡通り一旦向飛車に振り直した後の展開が注目されました。居飛車としては、腰掛銀から▲4五歩を狙う展開が期待されましたが、▽5三銀から▽3二飛と戻った振り飛車の形が優りました。早仕掛けに対し、四間より三間が優る点は、駒がぶつかった際に桂頭を突き返すことで敵飛のコビンを攻められることだと思います。本譜は▲2六飛と浮くことで対処しましたが、今度は▽4四角を狙われました。振り飛車は敵陣の重要な守り駒である金2枚を
飛側に追いやり、攻めやすい形を決めたことで大満足です。私ならニヤリと顔に出てしまうかもしれません(笑)。後はお約束の飛切から綺麗に寄せ切りました。名人には悪いけど、一気に決着がついてしまうのでは?
No.112 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/01/18(水) 08:23

>大山命さん
徳田vs高田戦みました。
菅井流は独創性があって面白い形ですね。

居飛車側は2三銀、3三金と金駒2枚で押さえ込みに行ったけど
もっと軽い手はなかったんですかね。そういう展開も見越して後手が
指していたんですかね。

久保さんは夢にまで出てきたんですね。
また華麗な捌きで活躍してくれるといいですね。
No.111 編集    削除

昨日見た夢   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/15(日) 06:19

 久保利明九段は私が贔屓の棋士の一人だ。ファンレターも書いたし、あの「トリプルルッツ」の時はヘボもヘボなりに感動して、油彩の肖像画も描いたほどだ。勿論片思いだけど、いつも久保さんの将棋は気にかけているつもり。でも最近は調子が今一なんだよね。彼は私より十も若いけど、もうそろそろ加齢の影響が出てきてもおかしくないんだよ。それで食っているとは言え、プロの将棋って厳しいね。済みません、久保さん。勝って、またタイトル取って欲しいよ。
 あんまり贔屓過ぎて、この間、久保さん夢に出てきたよ。「いつか加古川で酒を酌み交わし、阪神タイガースの話をする」と決めているせいかな。本当は振り飛車の話を聞いてもらいたいけど、アマのヘボが語る将棋なんて、プロにとっては駒一枚の価値もないからね。
 そうそう夢の話。何故か久保さんと私は体育館のような所で一緒に座って何かを待っている。夢だからね、久保ファンの人許してね(笑)。仲良しの久保さんは私に「袋を探してきてくれないか?」とお願いしてきた。探し物って、実は私は不得手なんだよね。でも親友の頼みだもの。行くよ。それで結構長い時間探したんだけど、やっぱりダメだった。探すの下手だからね。それで二人で座っていた所に戻って「ダメだった」って言ったら、「やっぱりね」みたいな表情でクスって笑ったよ。久保さん、許してくれたのかな?それでまた二人で話をした。「えっ、久保さん、東京に住んでいたことあるの?」「うん」。何と共通の知人までいたんだ。「Kのこと知っているの?」「うん、豪快な奴だったね」「そうなんだ。でも彼、Kは…」(山で遭難したんだ)って言いかけて目が覚めた。涙が出ていたよ。もしかして久保さんも今辛いのかな。上手いこと言えないけど、頑張って欲しいよ。なかなか好きな振り飛車を使っても勝てないヘボだけど、将棋を楽しめているのは間違いなく久保さんのお陰だからね。
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菅井流三間飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/14(土) 19:50

正確には菅井式阪田流三間飛車とでも称すれば良いのでしょうか。
菅井君が永世七冠と激突した王位戦第5局は後世まで語り継がれることでしょう。形としては▽3三金・3二飛・3五歩ですが、相手が角交換を避けると、この金を押さえに使い、銀美濃(大山美濃)のような形に進みます。金が攻め駒として前に出ていくため、緻密さと腕力を兼ね備えていないと指しこなせない戦法で、他には大石七段が採用したのを見たことがあるくらい。本局、高田君が工夫を加えて臨みました。

徳田vs高田戦(新人王戦)より。
九割男が八割男に落ち込み、最近は連勝中の勢いを失いつつある徳田君ですが、立派な成績であることには変わりありません。香奈ちゃんとの編入試験局こそ勝ちましたが、対抗形がやや苦手であることは今後の課題です。対して、高田君は聡太君と同い年、まだ相撲で言う四つの型が定まっていない状態です。オールラウンダーと言えば聞こえは良いんですが。

菅井流は角道を開け合った状態で▽3二金・3三角で待つのが形。先記の王位戦の成功が鮮烈だったので、角交換を避ける変化の方が多く指されているかもしれません(例えば佐藤天vs菅井戦)。
私も身の程知らずで試してみましたが、知らない人にはあっけに取られている間につけ込めるので、割と上手くいきます(笑)。

さて、本譜は美濃を放棄し▽6二銀の早囲いで攻めを優先しました。4筋で銀交換がなされ、さらに重い▽3三金が敵角との交換になり後手満足。飛の侵入を防いだ▽1二の自陣角が光ります。居飛車は左美濃から木村美濃に▲5八金が付いた形で、振り飛車よりも玉が堅いはずなのですが、どうも攻め遅れている。結局、二枚角を活かした敵の攻撃に屈する形となりました。これでは居飛車党相手でも棋風を覚えられた後は苦しいかもです。一方、高田君は居飛車よりも振り飛車の方が向いているように感じられるので、振り飛車党になってしまいましょう!(^o^)
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頑張れ、玉頭戦   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/14(土) 15:04

井田vs谷合戦(順位戦)より。
二人ともあまり若くないので、早くC2を抜けられるような力配分をして欲しいですが。特に谷合君は大学の博士課程(工学部)に在籍しているので(ダニーは哲学科)、二刀流となります。私も博士課程で勉強した経験がある(コガネムシ博士ですが)ので、もう文句なしに凄いと思います。本質的に同じ競技内で異種の仕事をやっている大谷君より凄い。私は1年間将棋は休場しては博士号取得に専念した方が良いと思うのですが。ここから先は憶測ですが、彼の場合研究テーマが「AIによる自動車の運転制御」なので、恐らくは共同研究者が多く、しかも東大ですから資金も潤沢でしょう。論文を書く時間を確保できればゴールは見えている。そこまで含んで、現在の二刀流かな、と見ていますが。

さて、将棋ではそんなことは言っていられません。
先手の井田君は急戦を匂わせながら左美濃(天守閣)に囲い、やや左翼が重くなった振り飛車陣を見て、6筋に飛を転換し玉頭戦に勝負を懸けます。谷合君は居飛車の囲いを見て銀冠に進め、対抗。部分的には振り飛車の囲いが銀冠とは言え、2枚の金銀、ペラペラに見えるので、仕掛けも間違っているとも言えませんが。ただ、私見ではその前に▲8八玉・8七銀・7八金まで手を掛けておいた方が良かったと思います。結果論になりますが、▲8七の玉が戦火に近過ぎた。(>_<)
振り飛車も▲3七角が玉のコビンを直射しており、我慢を強いられていましたが、捻じり合いの途中、居飛車の攻めがすっぽ抜け、犠牲にした飛が自らの玉頭を直撃の形となり、圧し潰されてしまいました。振り飛車は辛抱良い指し回しで、左翼に取り残されそうになった金銀が捌けたのが勝因でしょう。

やっぱり対抗形の醍醐味は玉頭戦ですね。振り飛車党ファイト!
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どうする?康光   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/13(金) 06:05

佐藤康光会長、傍目から見て良くやっていると思います。
スポンサーを掘り起こし、東京と大阪の将棋会館の建て直しに動き、今期までA級棋士として奮闘してきた。聡太の扱いと女性棋士の育成については言いたいことがありますが、それ以外は申し分ないです。

会長は会長を目指して将棋を指していた訳ではないと思います。例のスマホ事件で、前会長が致命的な失着を犯し投了せざるを得ない状況に陥りました。この窮地を救ったのです。盲信的なファンが多いために余り語られていませんが、この時の十九世名人の対応にも疑問手以上の罪がありました。しかもその尻ぬぐいに何で奥さんが出てくるかな?私は腹をくくって会長を引き受けるべき人は羽生善治であったと今でも思います。しかし残念ながら、彼にはそういう才は無かったんですね。何よりやる気が無かった。自分の将棋以外の面倒を極度に嫌う。大局観を持とうとしない。そうは言っても、所謂「羽生世代」から責任者を出さないことには、事は収まらない。そうなると佐藤康光しかいないんですね。

勿論、これは私見ですが、康光は会館建て直しの目途が付いたら、永世七冠に禅譲を打診してみると良いでしょう。彼とてもうA級には永久に戻れないでしょうから、引退してもらう。そして佐藤康光は自分の将棋に専念する。私は康光流振り飛車をもっともっと観たいのです。AIなんかクソくらえ!!
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三間飛車超急戦   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/12(木) 16:40

面白かったので紹介します。順位戦、北浜vs木村戦より。
木村一基九段は大橋六段を追って2番手グループ、北浜八段はやや苦しめ?!対抗形が予想されました。

先手の八段は元々は居飛車党でしたが、攻めに逸る棋風を変えたいと振り飛車党に転向しました。中飛車が多い印象ですが、本譜は初手▲7八飛。
さらに振り飛車は注文を付けます。6手目▽3四歩に対して角道を止めずに▲6八銀!居飛車は売られた喧嘩は買うとばかりに角交換後▽4五角と打ち付けました。これで角成が受かりません。しかし振り飛車も空成りではありましたが、馬を作り、天王山に引き付けます。更に敵馬の退路を塞ぎ生飛との交換に持ち込んだのが好判断でした。振り飛車陣は意外に隙が無く、大将も美濃に収まりました。そして馬を小刻みに動かして狙いすました▲1二角の強打。▽3一金と寄られて大したことがないように思われましたが、▽2一桂を食いちぎり、▲3三馬と突入し二枚替えです。なおも▲5五桂を決め、敵玉を危ない状況に追い込みました。千駄ヶ谷の受け師も受けが難しくなり、攻め合うしかなくなりました。ここで振り飛車の放った▲6九金が私には渋い手に映りました。タダで取られますが、敵の攻めを遅らせたのです。そうして最後は一手勝ちに持ち込みました。

振り飛車側はハメられたように見えて、実は居飛車をハメていた、そんな将棋のように思います。受けの強い人でも筋に入るとどうしようもなくなるのですね。(>_<)
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残った!   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/12(木) 14:03

順位戦も各クラス大詰めを迎えています。特にA級では星の上がっている人と冴えない人がはっきり分かれており、早くも降級者が決定する厳しい展開になっています。その中で昨日菅井vs糸谷戦が行われました。

糸谷八段は不本意ながら降級争い、菅井君は挑戦争いに残れるか否かという状況です。
先手の菅井君はエースの中飛車、但し、糸谷八段が超速+二枚銀?を選択したこともあり、美濃に囲いました。このところ穴熊で失敗が続いていたためでしょうか。振り飛車が5筋交換から▲5四歩と垂らし、敵桂頭を目指したところから戦いが始まりました。両者強気の応酬で、振り飛車の銀+桂対角の駒得も歩切れなので良い勝負。居飛車が得た角を自陣に放ち第2ラウンド。派手な駒のぶつかり合いから居飛車が駒得し、リード。しかしながら、その後の端攻めがやや欲張ったか、逆用され囲いから燻りだされる形となりました。入玉が得意とされる糸谷八段ですから、形勢は微妙ですが、振り飛車ペースになったことは否めません。
ここで、敵陣に下した▽7八飛が拙く、振り飛車が竜を切って得た金を▲8九に貼られ死んでしまいました。ここから振り飛車の堅実な寄せにより大将が討ち取られました。総手数151の熱戦でした。

天彦九段との直接対決は終わっているので、糸谷君は苦しくなりましたね。対する菅井君も他の人が援護射撃(!)をしてくれない限り挑戦権は難しい。残り二つを確実にモノにすることが必須の状況は変わりません。私は(聡太戦を残している)残りのお三方に期待しましょう。(^_^)
No.105 編集    削除

王将戦第1局   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/09(月) 20:11

私の父親が見入っていたので、チラ見していました(時折感想を求められるので)。
残念ながらヘボの予想通りの結果になりましたね。最近の永世七冠は頑固ですね。相居飛車では若者にまず勝てませんよ。そもそも作戦の選択が間違っている。かつて無敵を誇った頃はオールラウンダーで柔軟性が最強の武器だったのに。ネットの応援団も「いきなりの迷局」失礼「いきなりの名局」などとサムネに貼って盛り上げるのに苦労していますね(羽生ファンと聡太ファンは重なっていることが多い)。リーグ戦で(今や)おじさん挑戦者の独走を許した面々には反省して頂かないと。(>_<)
No.104 編集    削除

近頃少ない逆転勝ち?   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/08(日) 22:13

プロ棋界では、皆序盤に辛くなり逆転勝ちが少なくなってと言われていますが、本当にそうでしょうか。

佐々木大vs菅井戦(NHK杯)より。
最近珍しく先手の佐々木君が初手に角道を開けたので、少し変わった手順を経て、佐々木君の左美濃、菅井君の中飛車穴熊になりました。居飛車の銀の繰り替えと機敏な仕掛けが功を奏し、振り飛車が2枚穴熊が薄く、左辺の重い形になりました。やはり陣形の差で模様が悪い。果たして振り飛車は端を攻められ、▲3七に角を覗かれ、私の目には相当勝てそうもない形に追い込まれたように映りました。しかし捌けなかった飛と遊んでいた金銀を玉側に近づけたのは流石です。さらに評価値こそ悪かったものの飛を縦横に活用し、端攻めを逆用しチャンスを待ちます。居飛車は決めに出て▲7三歩成と手筋とばかりに成り捨てましたが、これが大悪手。一瞬にして形勢が入れ替わりました。後は振り飛車の鮮やかな寄せを見るばかり。佐々木君無念の投了となった将棋でした。終局直後、マスク越しにも呆然自失の体は伝わってきて気の毒でした。

しかし、局後のインタビューを敗者にもするのは、NHKの番組担当さん、頂けないですね。(>_<)
No.103 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2023/01/04(水) 17:44

>大山命さん、
あけましておめでとうございます。
去年は女性棋士誕生のチャンスを逃してしましましたが、西やんも里見さんも将棋の内容は面白いので
今年も引き続き応援したいですね。
今年も宜しくお願いします。m(_ _)m

>清止作さん 
あけましておめでとうございます。
ネット将棋はあまり指していなかったんですね。
私は隙間時間で将棋ウオーズの10秒を指したりしていました。
10秒だとじっくり考えられないのであまり棋力向上にはつながらなかったですね。勝ったら嬉しいけど。笑

目の前の1局に勝つだけでも大変なのに3回優勝はすごいですね。
去年に続いて今年も良い結果がのこせるといいですね。
今年も宜しくお願いします。m(_ _)m
No.102 編集    削除

大変失礼致しました。   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/04(水) 06:26

確かに東北は少し遠いですね。以前、将棋部の顧問として生徒の大会(白石市)にお供したことがあります。そう言えば鶴岡市は大変なことになりましたね。早く復旧して欲しいですね。

いや、頭が良ければ今頃小山さんを負かして話題になっていますよ(笑)。物を覚えるのもどちらかというと苦手で、定跡書は何冊か買いましたが、序盤で良く失敗します。悪いながらもしがみついて終盤に誤魔化すのが唯一の勝ちパタン(あれ?棋風似ています?)。
ただ、振り飛車が認められない現状、AI・聡太崇拝の風潮が面白くないだけです。

また話、戻りますが、岡部四段には偶然某将棋バーで昨春お目に掛りました。居飛車党なので将棋の印象はありませんが、頑張ってC2を抜けて、それからですね。(連盟はC3を作っても良いと思うのですが)
将棋を趣味とする者として天童で将棋を指してみたいという思いはありますね。
No.101 編集    削除

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