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誤解されているようですが   投稿者: 清止作   投稿日: 2023/01/03(火) 21:29

あ、いや、私は地方の人間です。去年は地方とその近辺のローカル大会でたまたま優勝しただけなので。岡部四段と子供時代指していたのも地方にいたからです。まあ私の場合は物を覚えるのが苦手なので定跡を忘れて中終盤勝負という体たらくな将棋なので。頭のいい大山命さんと一緒にされても(笑)

https://twitter.com/gggnezumi

No.100 編集    削除

お願い   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/03(火) 16:50

清止作さんへ。
私(大山命)昨春北海道から東京に帰還して、現在所属道場を探しています。良い道場をご存じであればご教示下さい(要するに大会に出たいのです)。
No.99 編集    削除

新年早々   投稿者: 大山命   投稿日: 2023/01/03(火) 16:26

怒ります(笑)。
まず清止作さん、おめでとうございます。本年もご指導・ご鞭撻の程お願い致します。聡太君の棋譜並べはすごいですね。私は不利飛車党なので、必要最小限になると思いますが。私も貴兄のように二十、三十台にもっと将棋に精進していれば良かったと思いますよ。そうすれば「向こう十年は棋界の暗黒時代」などという珍説を吠えないで済むのに。ハハハッ。

さて、本題。ネットで「なぜ女性棋士が出てこないのか」と日本蒸し返し話が展開されていましたが。確かに「男女の層の違い」はあると思いますね。「女流棋士制度があること」これも冷静な分析ですね。でもこれは無くならないでしょう。弱い男性棋士が困るから。棋戦の解説など、聞き手を女流棋士が引き受けてくれるから自分のプライドが保てる訳ですって邪推かな?
で、私の考えを開陳すると、まず連盟は早急にLPSA(日本女子プロ将棋協会)と和解し、これを取り込むことですね。わだかまりを取り除き、一枚岩を築くこと。次に我々男性の将棋愛好者の女性への偏見を解消することです。今年度、香奈ちゃんと小山さんが編入試験に挑んでいますが、連盟の香奈ちゃんに対する仕打ち?が酷かったですね。タイトル戦の真っ最中に試験を受けさせますか、普通?上級学校の入学試験の最中に在籍校の定期考査をやっているような。また、ネットの記事(本欄でも書きましたが)、女たらしの元会長(故人)が香奈ちゃんの棋士挑戦を師匠を通して阻止したという一件。どう考えても一段下に女性(女流棋士)を見ている上から目線。男性というか人として恥ずかしいと思います。加えてアマ愛好家も女性に対しては厳しいですね。そんなに女性の進出が気に障るのかな。
結論として、女性棋士が難産な理由は日本社会の問題です。もし、私の見立てが正しいとすると向こう三十年は引き摺りそうな雰囲気ですね。聡太に対する過保護のエネルギーの一割でも女性棋士誕生に注いでくれれば良いのにと思いますよ。
ネット記事に戻りますと、「振り飛車がダメ」(事実として女流棋士には振り飛車党が多い)とのたまうバカが居ましたが、そういう輩がAIの代理戦争のようなつまらない将棋を有難がっているんでしょうね。こういう問題こそ逆張りを主張する気骨のあるプロ棋士が居て欲しいですね。
No.98 編集    削除

明けましておめでとうございます。   投稿者: 清止作   投稿日: 2023/01/02(月) 22:06

去年はネット将棋1局も指していません。代わりに藤井5冠の棋譜並べをしていますが難解で先に進めません。去年はたまに対局で大会3回優勝できたので良かったのですが。今年も将棋に関してはぼちぼち指そうと思っています。50台になったことですし。
なんか岡部四段王位リーグ入りしたみたいですけどそれを知っているだけで他は何も知りません。プロの将棋もほとんど見てないんですよね。
No.97 編集    削除

久保の高飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/31(土) 10:15

として語り継がれることでしょう(笑)。実際、あの中段飛車が受けに効いていて、▲5六金でなくて敵飛を追う▲3六金であればまだ先手が指せるということだったかな?私も▲3六金は真っ先に考えていました。で、その後▲4六金と寄る(笑)。おっと、▽5七銀がピッタリですねえ。

今年最後のコメとして、佐藤康vs髙見戦を取り上げようと思いましたが、他にやることもあるので、これで店仕舞い。一年間有難うございました。来年もよろしくお願いします。皆さん、良いお年を。(^_^)
No.96 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2022/12/31(土) 08:20

>大山命さん
梅津vs久保翔子見ました。
軽く捌く振り飛車というより、金銀で手厚く指す振り飛車のようなイメージがしました。
見て面白い将棋でした。

丸山vs山崎戦見ました。
山崎さんは受けが強いですね。山崎さん側を持ったらドキドキの展開の将棋ですね。笑
No.95 編集    削除

明日は斎藤か   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/25(日) 09:54

王座戦、伊藤匠vs斎藤明日斗戦より。
匠君は聡太君と同い年、将来が期待されている若手の一人です。対する明日斗君も私が注目している人の一人。例によって慌てて調べてみると、この二人は宮田八段の兄弟弟子なんですね。なぜ、明日斗君なのかというと、彼は居飛車党ですが、時折相掛かりからひねり飛車を指しているからです。そして、本局、角交換振り飛車を採用しました。

居飛車党同士の将棋は飛を振る以外は何でもありで、お互いの思惑が交錯します。二人の普段の関係は分かりませんが、後手の明日斗五段が注文を付けた感じで、向飛車に進みました。
グズグズしていると飛先からガンガン来られるので、居飛車は中央から玉頭にかけて動いていくことになりますが、振り飛車が▽6二玉で堪えているのに注目。居飛車党の振り飛車のように感じました(なんのこっちゃ?)。私なんか最低でも▲3九(▽7一)まで玉を移動しないと怖くて開戦できません。
中盤からのやり取りは意地のぶつかり合いで面白く、居飛車の仕掛けた攻撃を振り飛車側がそっくりそのまま(活用する駒まで)お返しする展開。先に城に火が付いたのは居飛車の方でした。玉頭からあぶり出され、中央で捕まりました。そうなると遊び駒に見えた左翼の駒が俄かに光っていますね。兄弟子に一日の長があったということですか。

何でも、明日斗君は自らの長所を「想像力」と仰っているようで、これからも観ていて面白い将棋をお願いします。ドンドン振って下さいね!(^_^)
No.94 編集    削除

相穴熊   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/24(土) 10:54

竜王戦、深浦vs菅井戦より。
菅井君は先日痛い星を落としました(王位戦予選決勝)。その影響が懸念されましたが。深浦九段は「地球代表」という渾名を冠する聡太キラーとして知られています。体力のある将棋ですね。

後手番の菅井君がどのような戦型を持ってくるのか興味津々でしたが、早々に飛先を決められたので、▲7六歩に▽3二金と上がる菅井スペシャルをぶつけました。先手が角交換に応じなかったので、中飛車に。以降、両者穴熊に潜り、力比べの将棋に進みました。まず3、4筋で銀桂交換、そして銀を自陣に打ち合う(笑)。さらに振り飛車が▽6四銀と上がらず、▽6二飛から6筋を交換する流れとなりました。
結論から見ると、居飛車が金銀を先に剥がされたのが痛かったのですが、玉頭戦を見越して序盤で▲7八金と上がっていれば良かったのかな、という感想です(それはそれで一局の将棋。そうなれば大駒のブッチは先の話になったでしょう)。終始菅井ペースで進んだ将棋でした。これで少しは気を取り直せたかな?
No.93 編集    削除

ツノ銀中飛車?   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/22(木) 16:41

少し前の対局になりますが、B1の丸山vs山崎戦を観てみましょう。B1と言えば、大事件が起こりました。プロでもこういうことがあるのですね。しかも、まずやらなさそうな人が...(以下略)。
本局は無事将棋になり、普通に?負けた方が投了した対局です。

相掛かりか角換わりになるやと思いきや、いきなり後手の山ちゃんが飛を振りましたね。昔懐かしツノ銀中飛車ですよ(笑)。しかも対居飛穴で、と言えば大山名人の名人戦で中原穴熊を撃破した将棋が思い出されます。
2枚穴熊が完成して丸山九段が仕掛けます。しかしこれは山ちゃんの思う壺だったような気がします。丸ちゃんが「こんなに攻め将棋だったっけ?」と感じるほどの剛直な突撃を繰り返しますが、振り飛車は上手く受け流し、▽9五歩を伸ばした懐の深さを活かして手を稼ぎます。居飛車の足が止まった所で、▽7七桂の継桂のおかわりを決め、寄せ切ったという将棋でした。山ちゃんの受けの強さが際立ちましたね。
No.92 編集    削除

一応見ておきましょう。   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/22(木) 11:08

名人戦予選、梅津vs久保翔子戦より。
初戦は相振りとなりました。先手梅津:三間美濃vs後手久保:向矢倉模様で始まりました。終始、先手が動いていき、後手がそれを許さない展開でしたが、(ネットの他所でも観戦記が上がっていましたが)翔子ちゃんの腕っぷしの強さが印象に残りましたね。例えて言えば、かつての大内延介、現在では佐藤康光の匂いがしました(笑)。特に右金がスルスル出て行って強烈なブロックをかまし、先手の大駒を押さえ込んだ動きは凄かった。普通は自陣の金と敵の攻め銀の交換は良くないとしたものですが(実際評価値も先手に振れていた)、既に未知の局面でした。梅津さんが根負け?して▲5六金と打ってしまった所から形勢が急激に後手に傾きましたが、なかなか見応えのある将棋でした。これが利明の娘なんですね。早くも対里見、対西山戦が楽しみです。(^_^)
No.91 編集    削除

指すと思います。   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/20(火) 12:40

「振り飛車は楽しい。将棋の基本が詰まっている」by藤井猛(振り飛車年鑑2021より)
No.90 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2022/12/20(火) 07:56

>大山命さん
石田vs大山戦見ました。
左の銀2枚を取らせている間に攻めるための時間をかせいだり、
底歩からまた金を打って守りを再構築するところは
さすがという感じですね。
振り飛車側は桂馬の攻めがよく効いていました。

>「振り飛車は不利飛車」
最近将棋を始めたアマの人はどうなんでしょうか。
振り飛車を指さないんですかね。
No.89 編集    削除

プロ棋界の危機?!   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/15(木) 10:02

AI、つまりコンピュータの発達で、将棋においても新しい考え方がもたらされました。詳細は居飛車党の方々に任せます(笑)。それで、面白くないのですが(苦笑)、「振り飛車は不利飛車」の烙印が押されています。
ここまでの歴史を全て押さえている訳ではありませんが、不利飛車の現実は、単に居飛車党・振り飛車党の間の層の差(男性棋士では居:振≒8:2と言われており、私も独自調査でほぼ同じ結果を得ております)によるもので、AIの台頭によるものではないというのが私の認識です。
あまりAIに頼り過ぎると、プロとはいえ自らの頭で考えることをしなくなる、却って技術面の停滞あるいは衰退につながるのではないかという危惧が私の意見です。
皆様、如何お考えでしょうか?
No.88 編集    削除

小山台風にご注意(棋象庁)   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/11(日) 06:39

小山氏の快進撃が続いています。
朝日オープンで広瀬八段をあと一歩のところまで追い詰めました。戦前に千田七段を千日手を経て下していたこともあり、ネット民は大盛り上がり(笑)。
私は、少し冷めていますね(笑)。短時間の将棋で、しかも一発勝負、何より「負けても失うものがない」気楽な立場。確かに編入試験も合格する確率が高そうですが、「その後」の瀬川六段、今泉五段、折田四段を拝見すると、プロ入りしたとして大活躍できるかというと、簡単ではないと思いますよ。私の意地悪なコメントを裏切ってくれると、勿論それはそれで痛快ですけれども。
皆さんはどうお感じですか?
No.87 編集    削除

遠征   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/11(日) 06:06

埼玉まで遠征してきました。片道鉄道で2時間超は流石に疲れました。道内で2時間車を走らせた方がマシかも。が、局後の飲み会まで含む「フルコース」はお釣りをもらった気分です。
初めに道場の住所が違っており(何と引っ越していた)、随分時間を損しました。不動産屋に飛び込み、教えてもらうという体たらく。(>_<)それでも1時間遅れで到着、漸く対局です。相手は室蘭時代に知り合った若者です。割と相性は良かったのですが、昨日は1勝2敗と負け越しました。
3局とも居飛車からの筋違い角を受けて立つことになり(敵さん、作戦を練ってきたのかも)、7筋(3筋)の歩を喰われると苦労することを実感しました。あと自分が角交換振り飛車がノーマル以上に向いていないことも分かりました。それも収穫かもしれません。「負けて覚える将棋かな」にしたいものです。
No.86 編集    削除

ご存じかもしれませんが   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 11:13

石田vs大山戦(1982、名将戦)は大山振り飛車の名局の一つに数えられると思います(私だけ?)。是非ご覧下さい!
No.85 編集    削除

管理人さんへ   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 10:59

そうですよね。確か▽3五角が▲6八飛に直射している場面がありましたが、ここは両者の読みが噛み合っていたのですね。
私も山本君の囲いに「おっ?」と思いました(笑)。金美濃?は中央に強みがありますね。大山名人が時々使っていました。
また、「銀将」(他所でも良いですが)で一局教えて頂きたいものです。
No.84 編集    削除

AIの及ばない世界   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 10:51

順位戦、稲葉vs菅井戦より。
生き残りを懸けた後半の戦いになってきたA級ですが、本局は兄弟弟子対決です。師弟対決でもそうですが、大概下の方がやり易いものです(古くは木見門の3人)。このカードも本局前の対戦成績は菅井9勝、稲葉3勝(だったかな?)となっていました。

さて、予想通り相穴熊戦となり、菅井君はこの戦型では珍しく四間飛車の出だしでした。本譜でも出てきますが、居飛車からの▲8六角が気になるためだと思われます。菅井君が棋風通り攻めますが、歩が足りないのが痛い。稲葉八段も前局の会長戦に見せたような手堅い指し回しで優位を築きました。しかし中盤角交換になった時に▽7七角成を同銀と取った手が、やや端攻めを軽視した対応に映りました。当然、振り飛車は9筋から突撃します。AIによる判断はずっと居飛車優勢を示していましたが、私は十分いけると思って観ていました(既に大局観がおかしい?)。端のややこしい対応を誤ると盤面の右側で得たポイントが全てパーになるのが相穴熊戦の恐ろしい所(金銀が配置されているので反対側に逃げられない)。本譜でも最終盤で居飛車がうっかり▲8七の空間を開けてしまい、大逆転(とは言え、流れは振り飛車でしたが)。
菅井君が挑戦権に残りました。まだ星一つの差なので、あの方がコケる可能性も十分にあります。AIよりも、またレーティングよりも相性や得意戦型の組み合わせがモノを言うのが人間同士の戦いなのです。
私も不利飛車党から振り飛車党に看板を掛け換えられるように結果を出したい。(^_^)
No.83 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2022/12/08(木) 08:41

>大山命さん
山本 vs 徳田戦見ました。
勝率9割男というのはすごいですね。。
中盤居飛車側から飛車を取ることもできたけど、飛車打ちの隙が少ないからとらなかったんですかね。それでも飛車角交換になった後の振り飛車側の指す手が思いつかなかったけど指せるんですね。
山本四段の囲いは私も好んで使うので指してくれてちょっと嬉しかったですね。
振り飛車がよく指せた将棋でした。
No.82 編集    削除

ミスター三間飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/05(月) 14:37

ミスター四間飛車は森安秀光九段ですが、三間飛車はコーヤンこと中田功八段かこの方でしょう。山本博志四段です。この度、叡王戦予選の四段戦を勝ち抜き、本戦トーナメント出場となりました。ご同慶の至り。振り飛車の優秀性を存分に知らしめて頂きたい。

さて、将棋ですが、準決勝から。対戦相手の古賀四段は中田功門下、天彦九段の弟弟子になります。フリークラスから出発し、現在は順位戦に参戦しており、勝率も今期.750、順調と言って良いでしょう。
将棋は、山本先手で初手▲7八飛、角交換振り飛車に進みました。対する居飛車はミレニアムに組み、堅さで勝負。振り飛車は向飛車に振り直し、逆棒銀で8筋を突破、古賀君はこの順を軽視していたのでは。叡王戦は持ち時間が短いので、修正の余地がなく、文字通り潰れてしまいました。総手数69手、山本君の快勝となりました。

次は決勝です。お相手は将棋ファンの間で話題の勝率9割男、徳田四段です。徳田君については、香奈ちゃんの挑戦の件で触れました。確かに弱くはないですが、確か戦前の時点で四つしか負けていないのに、対振り飛車戦で2敗(対今泉、対久保)しているので、譜を観る前から断然山本有利と見ていました(同志として当然)。
果たして、またもや角交換振り飛車に進みました。居飛車は中盤、振り飛車の撒き餌に食いつき、▽4五銀が浮いてしまいました。この辺りの手損が祟り、振り飛車の突撃をまともに受ける形になります。さらに勝負を懸けた端攻めも逆用され、飛を召し取られて勝負あり。これも山本君が上手く指しましたね。

山本君には終盤、攻めが雑な所(と私は感じます)を修正して、C2を早く抜けられるように頑張って頂きたい(今期も2敗なのでチャンスはあると思います)。v(^_^)v
No.81 編集    削除

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