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プロ棋界の危機?!   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/15(木) 10:02

AI、つまりコンピュータの発達で、将棋においても新しい考え方がもたらされました。詳細は居飛車党の方々に任せます(笑)。それで、面白くないのですが(苦笑)、「振り飛車は不利飛車」の烙印が押されています。
ここまでの歴史を全て押さえている訳ではありませんが、不利飛車の現実は、単に居飛車党・振り飛車党の間の層の差(男性棋士では居:振≒8:2と言われており、私も独自調査でほぼ同じ結果を得ております)によるもので、AIの台頭によるものではないというのが私の認識です。
あまりAIに頼り過ぎると、プロとはいえ自らの頭で考えることをしなくなる、却って技術面の停滞あるいは衰退につながるのではないかという危惧が私の意見です。
皆様、如何お考えでしょうか?
No.88 編集    削除

小山台風にご注意(棋象庁)   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/11(日) 06:39

小山氏の快進撃が続いています。
朝日オープンで広瀬八段をあと一歩のところまで追い詰めました。戦前に千田七段を千日手を経て下していたこともあり、ネット民は大盛り上がり(笑)。
私は、少し冷めていますね(笑)。短時間の将棋で、しかも一発勝負、何より「負けても失うものがない」気楽な立場。確かに編入試験も合格する確率が高そうですが、「その後」の瀬川六段、今泉五段、折田四段を拝見すると、プロ入りしたとして大活躍できるかというと、簡単ではないと思いますよ。私の意地悪なコメントを裏切ってくれると、勿論それはそれで痛快ですけれども。
皆さんはどうお感じですか?
No.87 編集    削除

遠征   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/11(日) 06:06

埼玉まで遠征してきました。片道鉄道で2時間超は流石に疲れました。道内で2時間車を走らせた方がマシかも。が、局後の飲み会まで含む「フルコース」はお釣りをもらった気分です。
初めに道場の住所が違っており(何と引っ越していた)、随分時間を損しました。不動産屋に飛び込み、教えてもらうという体たらく。(>_<)それでも1時間遅れで到着、漸く対局です。相手は室蘭時代に知り合った若者です。割と相性は良かったのですが、昨日は1勝2敗と負け越しました。
3局とも居飛車からの筋違い角を受けて立つことになり(敵さん、作戦を練ってきたのかも)、7筋(3筋)の歩を喰われると苦労することを実感しました。あと自分が角交換振り飛車がノーマル以上に向いていないことも分かりました。それも収穫かもしれません。「負けて覚える将棋かな」にしたいものです。
No.86 編集    削除

ご存じかもしれませんが   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 11:13

石田vs大山戦(1982、名将戦)は大山振り飛車の名局の一つに数えられると思います(私だけ?)。是非ご覧下さい!
No.85 編集    削除

管理人さんへ   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 10:59

そうですよね。確か▽3五角が▲6八飛に直射している場面がありましたが、ここは両者の読みが噛み合っていたのですね。
私も山本君の囲いに「おっ?」と思いました(笑)。金美濃?は中央に強みがありますね。大山名人が時々使っていました。
また、「銀将」(他所でも良いですが)で一局教えて頂きたいものです。
No.84 編集    削除

AIの及ばない世界   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/08(木) 10:51

順位戦、稲葉vs菅井戦より。
生き残りを懸けた後半の戦いになってきたA級ですが、本局は兄弟弟子対決です。師弟対決でもそうですが、大概下の方がやり易いものです(古くは木見門の3人)。このカードも本局前の対戦成績は菅井9勝、稲葉3勝(だったかな?)となっていました。

さて、予想通り相穴熊戦となり、菅井君はこの戦型では珍しく四間飛車の出だしでした。本譜でも出てきますが、居飛車からの▲8六角が気になるためだと思われます。菅井君が棋風通り攻めますが、歩が足りないのが痛い。稲葉八段も前局の会長戦に見せたような手堅い指し回しで優位を築きました。しかし中盤角交換になった時に▽7七角成を同銀と取った手が、やや端攻めを軽視した対応に映りました。当然、振り飛車は9筋から突撃します。AIによる判断はずっと居飛車優勢を示していましたが、私は十分いけると思って観ていました(既に大局観がおかしい?)。端のややこしい対応を誤ると盤面の右側で得たポイントが全てパーになるのが相穴熊戦の恐ろしい所(金銀が配置されているので反対側に逃げられない)。本譜でも最終盤で居飛車がうっかり▲8七の空間を開けてしまい、大逆転(とは言え、流れは振り飛車でしたが)。
菅井君が挑戦権に残りました。まだ星一つの差なので、あの方がコケる可能性も十分にあります。AIよりも、またレーティングよりも相性や得意戦型の組み合わせがモノを言うのが人間同士の戦いなのです。
私も不利飛車党から振り飛車党に看板を掛け換えられるように結果を出したい。(^_^)
No.83 編集    削除

レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2022/12/08(木) 08:41

>大山命さん
山本 vs 徳田戦見ました。
勝率9割男というのはすごいですね。。
中盤居飛車側から飛車を取ることもできたけど、飛車打ちの隙が少ないからとらなかったんですかね。それでも飛車角交換になった後の振り飛車側の指す手が思いつかなかったけど指せるんですね。
山本四段の囲いは私も好んで使うので指してくれてちょっと嬉しかったですね。
振り飛車がよく指せた将棋でした。
No.82 編集    削除

ミスター三間飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/05(月) 14:37

ミスター四間飛車は森安秀光九段ですが、三間飛車はコーヤンこと中田功八段かこの方でしょう。山本博志四段です。この度、叡王戦予選の四段戦を勝ち抜き、本戦トーナメント出場となりました。ご同慶の至り。振り飛車の優秀性を存分に知らしめて頂きたい。

さて、将棋ですが、準決勝から。対戦相手の古賀四段は中田功門下、天彦九段の弟弟子になります。フリークラスから出発し、現在は順位戦に参戦しており、勝率も今期.750、順調と言って良いでしょう。
将棋は、山本先手で初手▲7八飛、角交換振り飛車に進みました。対する居飛車はミレニアムに組み、堅さで勝負。振り飛車は向飛車に振り直し、逆棒銀で8筋を突破、古賀君はこの順を軽視していたのでは。叡王戦は持ち時間が短いので、修正の余地がなく、文字通り潰れてしまいました。総手数69手、山本君の快勝となりました。

次は決勝です。お相手は将棋ファンの間で話題の勝率9割男、徳田四段です。徳田君については、香奈ちゃんの挑戦の件で触れました。確かに弱くはないですが、確か戦前の時点で四つしか負けていないのに、対振り飛車戦で2敗(対今泉、対久保)しているので、譜を観る前から断然山本有利と見ていました(同志として当然)。
果たして、またもや角交換振り飛車に進みました。居飛車は中盤、振り飛車の撒き餌に食いつき、▽4五銀が浮いてしまいました。この辺りの手損が祟り、振り飛車の突撃をまともに受ける形になります。さらに勝負を懸けた端攻めも逆用され、飛を召し取られて勝負あり。これも山本君が上手く指しましたね。

山本君には終盤、攻めが雑な所(と私は感じます)を修正して、C2を早く抜けられるように頑張って頂きたい(今期も2敗なのでチャンスはあると思います)。v(^_^)v
No.81 編集    削除

相振りの面白さ   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/03(土) 10:21

相振りが上がっていたので取り上げます。順位戦、古森vs窪田戦より。
振り飛車党同士の激突となりました。勿体ないですね。どちらかが負けるから(苦笑)。古森君は順位戦では星が上がっており、現在1敗で伊藤匠君を追いかけています。対する窪田七段は両目も開いておらず厳しいですね。

先手古森が初手▲7八飛、気合ですね。これが杉本和君辺りだと「どうぞ振って下さい」という感じになりますが、後手▽3三角・2二飛と必然的に相振りになりました。序盤、古森君の指し回しが地味に上手かった一方、七段側に誤算があったようで、先手が指し易い模様になりました(少なくとも私は)。先手陣がまとまり、後手陣が右の金銀が遅れ、左は盛り上がりと分裂気味なのがその理由です。後手の方針は敵玉頭の強襲以外にないですが、先手はこれを上手く受け止め力を吸収していきます。終盤はバラバラの後手陣に切り込み、即詰みに仕留めました。

今は3人上がれるので十分チャンスはあると思います。次を狙っていきましょう。しかし、窪田七段は精彩を欠いており、どうしたのですかね。
プロの将棋が、タイトル戦で70手封じ手になるような対局にならないよう、振り飛車党の一層の活躍が期待されます。
No.80 編集    削除

対策を模索中?   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/12/03(土) 06:33

現在の女流棋界をリードするのは里見&西山であると、殆どの人が認めていますが、この二人に続く、いや割って入る人の出現が待たれます。現実的には伊藤沙恵と加藤桃子になると思いますが(異論、大いに結構です)、今回は桃ちゃんの将棋について。

脇田vs加藤桃戦(マイナビ)より。
脇田さんは、私は知りませんが、一応調べました。居飛車党だそうです。出だしは先手の居飛車が相振りを誘ったような形(▲7六歩、6六歩、5六歩、4八銀)になり、後手がそれに乗っかって三間飛車となりました。ただ、普通の形でなく、ミレニアムをやりたいのか、何をやりたいのかさっぱりで、鳥刺し擬きの居飛車に先攻されました。もみ合っているうちに居飛車に指し過ぎが出て、振り飛車のカウンターが決まり、逆転勝ちという将棋でした。

桃ちゃんは以前も後手番で振り穴(レグスペ?)を採用し、良い所までいっています(終盤逆転負け)。二人の牙城を崩すには、まず相手の得意戦法を試してみる。十分ある対策ですが、本当にヘボの考察通りなのかなあ?是非、ご本人に聞いたみたい。そして今後の推移を見守りたい。
No.79 編集    削除

振り飛車は使えますよ   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/29(火) 13:59

順位戦、狩山vs佐藤慎戦より。
狩山四段はついこの間プロ入りしたばかり、対する佐藤五段は苦労人です。両者居飛車党なので、相居飛車戦が予想されましたが、なんと後手の慎一五段が振り穴を採用しました。狩山四段は銀冠、▲8五歩型です。
序盤から中盤にかけてじっくり居飛車の攻めを受け止め、その間に左金を右に寄せていったのが好手順。機を見て飛角を叩き切り、食いつきに成功、総手数こそ160手となりましたが、穴熊手つかず、全く危なげの無い安定の指し回しで快勝となりました。慎一五段は著書を何冊か出版されている研究家ですが、たまにこいう形で飛を振るのは全く予想外で、良かったと思います。多くの居飛車党は対振り飛車戦まで研究していませんからね。若手相手に頭の反射神経戦は不利。ならば少しでも自分の土俵で、と考えるのはむしろ自然。これからも困ったら飛を振って勝って欲しいですね。v(^_^)v
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私も同意見ですね   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/27(日) 22:53

一度は失敗した方が彼のためにもなると思いますね。
それにしても他の人たちの情けなさよ。(>_<)
今日は決着をつけるために先週の道場を訪ねました。
強い人は席主で、2局戦い1勝1敗でまたもや持ち越しとなってしまいました(笑)。今日は2局とも穴熊を採用、まあまあ上手く指せたと思いましたが、1局目、金気が1枚足りず勿体ないことをしました。2局目は超急戦!▽8二銀(私が後手)も上がらないうちに戦いが始まり、早々に飛交換、更に▽2二角・▽3二銀の形で居飛車が▲4四角と踏み込んできました。ここで▽4五桂と跳ねて敵桂を取ったのが決断の一手。角はタダですが、▲5七の銀を手に入れたのでまずまずの分れ。飛を下ろす機会を与えず攻め切ったという将棋でした。少し勘が戻ってきたようです。
結局10局以上指しました。どうしても私に勝ちたい人が居て、離してくれなかったんです(全部勝ちましたけど)。かつて私も祖父や父に稽古を付けてもらった時代にそういうこと(勝つまで同じ相手と指す)があったかな?でも酒飲みに負ける訳にはいかないですよね。(>_<)
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レスレス♪   投稿者: tsuka000jp   投稿日: 2022/11/27(日) 16:43

>大山命さん
リハビリおつかれさまでした。
まずまずの成績でしたね。
次も良い成績だといいですね。

羽生九段が藤井君に挑戦することになるとは思っていませんでした。
自分の力で1手1手考えたねじり合いの将棋に期待したいです。
藤井くんと羽生九段のどちらを応援しようか迷うけれど
私は今回は羽生九段を応援したいですね。
No.76 編集    削除

100期成るか???   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/23(水) 07:36

羽生九段が王将戦の挑戦権を獲得しました。難敵を次々に下して、「夢よ、もう一度」という感じでしょうか。
私はつい厳しい見方をしてしまいますが、九段にとって有利な点は経験以外にありませんね。反対に不利な点は数多い。まず、年齢差、番勝負であること、一日制より二日制が苦手なこと、同じ居飛車党であること、(最近)かつて得意にしていた中終盤でこけていること、相手が強力な応援団を持つ藤井聡太であること等々。
僭越ではありますが、ヘボが一つ策を授けるとすれば、できるだけ早く力戦・手将棋に持ち込むことですね。それには飛を振ることが一番です(結局言いたいことはそこですね)。かつてセンスの良い振り飛車を指されていた永世七冠、昔取った杵柄で頑張って下さい。
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リハビリ?   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/23(水) 06:17

一昨日、7ヶ月ぶりに指してきました。都内某道場は囲碁も兼ねており、しかも将棋が少数派。一瞬帰ろうかと思いましたが、結局8局、4人の方々にお相手して頂くことが出来ました。(^_^)
結果は、初戦で逆転負け(▲3六桂を喰らう)の後は6勝1分けなので、リハビリとしてはまずまずでしょうか。1分は実はその日に最も強い人と当たった対局で、玉頭位取りとの戦いでした。作戦負けからかなり悪くして、いつ投げようか考えていたところ、「テレビを観るから引き分けで」と余裕の申し出があり、やむなく?了承。そういう訳で、ツイていたのかな??
まだまだ勘が戻らない感じで、大会参加は先の話になりそうです。(>_<)
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このような感じの将棋   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/20(日) 06:33

が好き(笑)。
普段、相居飛車戦を酷評?している私ですが、「では、どういう将棋が好きなのか?」という問いに対して一つのサンプルのような対局が上がっていましたので取り上げます。

田中悠vs高田戦(順位戦)より。
田中君は五段になるのは割合早かったですが、その後鳴かず飛ばず。残念です。一方の高田四段、マシン(聡太)と同い年ということで話題になり、剣玉で自己紹介をされ、私も時折飛を振るので注目しています。もっともご本人は居飛車の方が好きのようですが。(>_<)

初手▲7八飛から、居飛車は定法通り飛先を決め、角道を開けます。ここで振り飛車は角道を止めずに▲6八銀。角交換されたらどうするのでしょうか。恐らく▲7七同桂と取るのでしょうけれど。そうすると8筋を交換されて▲7九金。ああ、多分定跡なんでしょうけどね。結局▲5八金と上がる展開になり、事なきを得ました?が、振り飛車は流れを利用して穴熊に潜りました。
居飛車は4筋の位を取り、▽4四角と大砲を好位置に据えます。振り飛車も力を足して▲7七角と手放し、結局角道を止めたノーマルな対抗形に戻った感じですが、▲6六歩を突かなかった分、手得??で振り飛車が得をしたということですか??私は(振り飛車が)十分のように思いますが。「不満無し」というやつですね(笑)。
居飛車が左桂を跳ね、振り飛車は▲7七桂と交換します。これは割合最近現れた手筋のように思いますが、詳細は中飛車研究所長にお任せします(笑)。どちらも玉頭戦に桂を使えるので損得は微妙。
果たして、▽2四桂から居飛車が端攻めを敢行し、振り飛車から見て右辺における局地戦(接近戦)が始まります。この捻じり合いが対抗形の醍醐味。「切った貼った」が見どころだと思うのです。将棋は殆ど互角に進みましたが、角を先に取られた振り飛車が▲7四香と取り返しにいった辺りから振り飛車に形勢が傾いていったようです。相穴熊戦ではなく、堅さ(遠さ)に差がありましたからね。振り飛車が攻め急がず、最後まで間違えず勝ち切れた将棋でした。

一日目から終盤に突入するタイトル戦は観たくない。しかし、そのためには振り飛車党が奮起するしかない。ヘボは、流れをこちらにもってくる技術の習得とともに、凡庸ではありますが大局観を磨くことが大事だと思います。「釈迦に説法」と笑い飛ばして下さることを念じております。
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慎にも注目!   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/18(金) 10:01

棋士の佐々木と言えば、勇気・大地両七段が有名ですが、慎七段も忘れてはいけません(特に振り飛車党は)。しかし、書く言う私も慎七段の棋風というか特徴には余り詳しくない。「特徴が無いのが特徴」ではご本人に失礼ですよね。成績もB2&3組と安定しています。大勝こそしないが、連敗もしない堅実無比な棋士かもしれません。

さて、順位戦の対大石七段戦を観戦しましょう。
大石七段は師匠(久保九段)の著書の監修も務めているので、素直な居飛車党ではありません。本局も細かい駆け引きの末に、エルモ囲いからの急戦を採用しました。慎七段は四間飛車、▲7八金と左に使う大山流、さらに中飛車に転換しました。中盤、手に乗って4筋を伸ばせたことが大きかったように感じました。エルモを含む船囲いは玉のコビンが急所。本譜でもそこを衝くことで攻めが繋がりました。駒損から攻めが思うようにいかない居飛車をガッチリ受け止め、▲7一角&▲1一角を鮮やかに決めた慎七段の勝利となりました。これで5勝1敗、全勝を続けている大橋六段を追う展開を維持しています(対北浜戦が痛かったですが)。そろそろ表立った活躍を期待したい人の一人ですね。(^_^)
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対抗形?   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/18(金) 06:03

昨晩の棋王戦トーナメントは結構盛り上がったと思います。レジェンド対マスク事件被害者?の戦いだったからです。私は天彦九段を応援しています。哲学の違い?から、私は余り居飛車党の棋士を応援することはありませんが、例えば十七世名人には以前から共感していました。谷川将棋は鋭い切れで、網に掛ったらまず逃げられない光速の寄せがあります。それと、今回の十九世名人もそうですが、振り飛車にも課題を見つけ、実戦で答えを出そうとしていた姿勢ですね。

話がずれてしまいました。棋王戦に戻ります。
横歩取りに進みました。ただ、羽生九段が、自らが最近勝ち星を稼いでいる形の反対(先手)を持つことになりました。相居飛車戦は観る気がしないのですが、この形の一変化は「観てやるか」という気持ちになります(笑)。なぜなら後手ひねり飛車に近い形になるからです。そして先手は家鴨戦法!で対抗する形となりました。
先手▲7九金▲6八銀▲4八銀▲3九金+中住まいですが、私も一度だけ戦ったことがあります。急所は玉頭ですが、後手は上手く▽3五角と▽6五桂を配置し、▲5七の地点を狙う形が出来ました。寄せでぐずって危ない場面もありましたが、天彦九段が何とか押し切ったという将棋でした。一つだけ疑問があります。89手目に先手が▲9九香と▲9五香に紐を付けた局面、▽4九金打ちで決まっていないでしょうか?どなたかご教示下さい。

反対の山(敗者戦)における羽生九段、伊藤五段の健闘をお祈りしております。色んな意味で、いつも聡太ではつまらない。
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会長の振り飛車   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/17(木) 05:40

佐藤会長は(マスク事件がありましたが)まずまず良くやっていると思います。以前は「強いが、羽生に勝てない」「テンテーや師匠が痛い目に遭っている」等、どちらかというと少しネガティブな思いがありましたが、最近は飛を振った時(笑)には応援しています。

昨晩の順位戦、惜しかったですね。後手の▽4四角戦法を応用した▲6六角からの向飛車、さらにレグスペ風に角交換穴熊に進みます。対する稲葉八段は固めるよりもバランス重視、懐の深さを主張した布陣で対抗しました。
居飛車からの桂交換→▽7七角の打ち込みに上手く対応し、(微差ではありましたが)態勢を入れ替え振り飛車が指し易くなりました。敵飛を隠居させ、こちらは竜を作り左辺を詰めたのが大成果。右辺にも▲2四桂の楔が入りましたが、しかし振り飛車側から見て左側のこじ開け方に少し難があったが、重い攻めになり、楔も外されてしまいました。終盤にも一失があり、受けの利かない形になり投了。5戦全敗は苦しくなりました。

A級は勝ち越さないと残留が保証されない最強リーグです。ですから逆に考えれば、残りを全勝すれば望みが十分にあるということです。挑戦は菅井君に期待しますが、まあ、食傷気味の(勿論私が、です)あの人以外なら誰でも良いな(笑)。
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振り飛車も   投稿者: 大山命   投稿日: 2022/11/15(火) 10:11

後手は難しいのですかね。さっき徳田vs久保戦を見ました。師匠が負けていたので、振り返りませんが。(>_<)
そもそも徳田君、殆ど負けていないですね。その数少ない敗戦が対今泉戦なので、彼に勝つための取っ掛かりがあるとすれば対抗形です。対聡太戦の同志討ち?を待望しています。(>_<)
弱気になっていますが、今後も振り飛車党に期待です!私自身も暫く実戦から離れているのでうずうずしています(苦笑)。
No.69 編集    削除

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