図１が相振り中飛車の駒組み例です。
５三の地点に勢力を集中させて隙あらば殺到を狙います。
一見金が遊んでいて駒組みがバラバラのようですが、
中央での駒の交換後、△６九に飛車打ちの後▲５八に銀を打てば全ての駒がつながり、
遊びゴマがなくなります。
また、相手が振り飛車穴熊のときは、図２のように
組むと、中央での駒の交換後、こちらの陣地には取られる駒がありません。
相振りで高美濃の攻略手順です。
相手が１歩を手駒にしていないのが仕掛けの条件です。
６四の地点を矢倉に組んで金銀２枚で守ってきたときの攻略手順です。
それでも対高美濃編と同様に仕掛けます。
先程と同様に相手が１歩を手駒にしていないのが仕掛けの条件です。
対振り飛車穴熊のとき、よくあるのが、中央から戦いを仕掛けたときに
銀や飛車をぶつけてきて堅さにものを言わせて攻め合う手順です。
飛車の打ち合いになっても困らないように、戦いが起こる前に駒組みで
事前準備をしておきましょう。
相中飛車も左桂馬で中央にくさびを作って制圧します。
端から角を除いて中央を一気に制圧、相手を粉砕します。。
