金が７八にいるのが特徴で、８筋からの攻めと、角交換に強い
のが特徴です。ツノ銀をやるときは持久戦に持ち込んで
徹底的に受けましょう。
ツノ銀の基本形は以下の ツノ銀基本図その１ のような形です。
金が７八にいるのが特徴で、８筋からの攻めと、角交換に強い
のが特徴です。ツノ銀をやるときは持久戦に持ち込んで
徹底的に受けましょう。
ただ、この形だと
①中央で歩交換した後、５五桂打ちが残る
②６、７筋から攻められたとき６六の地点がやや不安
③△３五歩 ▲同歩 △３六歩 ▲同銀
△２四桂 ▲４七銀 △３六歩
のように、３筋から攻める筋がある
と、いう欠点があります。
そこで、以下の ツノ銀基本図その２ の形が弱点をカバーしています
この形だと
①６筋から攻められたときに右銀が加勢できる
②３筋の桂頭を攻められる危険も低い
③４六角ののぞきがある
④最悪飛車を３一に退避して守り駒にできる
という長所があります。
と、いうわけで以降このツノ銀基本図２を採用します。
ちょっと戻って序盤から説明します。
何気ない序盤ですが相手が引き角の可能性がある場合は
注意が必要です。
失敗手順
棒銀は７五歩 から ８筋突破を狙ってきますが
カウンターパンチがあります。
正しい受け方
△８八歩から馬を作る手がありますがこれもうまい
かわしがあります。
正しい受け方
△８六歩 ▲同歩 △８五歩 は桂跳ねを狙っています。
△８五歩は取ってはいけません
失敗手順・正しい受け方
△８六歩 ▲同歩 △６五歩 は角交換から８筋突破を狙ってきます。
右銀を加勢しましょう
△５三金の棒金は中飛車対策用の戦法です。
火種は早めに消しましょう
△４四銀型は先手の角を捌かせないと同時に△６六への
銀の進出をを狙ってきます
△６五桂跳ねは単純な攻めですが対応を誤ると
一気に敗勢になってしまいます。