中飛車研究所(将棋)掲示板
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ユーチューブに棋譜が上がっていたので山口vs西山戦を観ましたが、西やんの完敗でした。山口さんから見れば「これしかない」という勝ち方で、対早石田のお手本となるような将棋でした。 早石田に限らず振り飛車は「一手損?」なので、多くの場合その代償は玉の堅さに求めている訳です。ところが角交換振り飛車は角の打ち込みに備えて序盤はある程度バランスを取らなければならず、「堅さ」は二の次になります。その点、佐藤康光九段は受けも強くその辺りの備えが完璧で勉強することが多いですね。戻って本譜はペラペラな片美濃のコビンを衝かれ、チャンスを逃さず攻めた山口さんは素晴らしいものでした。 ヘボは「人読み」が好きなせいもありますが、勝負には「相性も」あると思います。何年か前に西やんは必勝の将棋を山口さんにひっくり返されていました。二言目にはレーティングで結果を説明したがる人がネット民の中にも散見されますが、それだけでは済まないと考えます。 改めて石田流は自分に向いていないなと思いました。特に升田式様の戦型は飛が狭く、(本譜では現れませんでしたが)▲5六角のような手が含みにあるので、細かい折衝を経て(振り飛車から見て)左辺から捌いていく指し方はできません。もう少し振り穴を頑張ってみるしかなさそうです。(>_<)
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