中飛車研究所(将棋)掲示板
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女流順位戦、野原vs福間戦を取り上げます。 情報を繰り返しますが、野原さんは森内門下ですが実質鈴木英春氏が師匠です。鈴木元奨励会三段はヘボ(来月還暦)が小学生の時にリーグで戦っていました。最近YouTubeを始められたようなので、いつか将棋を観ていく機会があればと思います。おっと、得意の脇見運転。 先手野原はかなりクセのある居飛車党らしく、なかなか角道を開けない急戦模様。対する福間はいつものように定番の中飛車。但しゴキ中ではなく「オヤジ中飛車」と揶揄されたこともある所謂ノーマル中飛車です。居飛車は▲5七銀・▲3七桂を決めて▲4五歩から開戦です。割合見る(かつて多かった?)形となりました。 角交換後、居飛車は▲4四歩で金銀の連絡を断ってから▲4一角の割打ち。部分的にはある形で竜を作りました。しかし振り飛車の指し回しが玄妙。弱い桂頭を攻め、▽6四角の反撃。敵飛の侵入に対しても攻撃目標の飛を逃しながらの▽7一角を足して二枚角を駆使しながらの防御壁の構築。竜を勝手口に止めることに成功しました。 居飛車は指す手が無くなっていきました。せめて一太刀と▲9五歩ですが、振り飛車の光速の寄せに為す術無し。90手で寄せ切られてしまいました。一局を通して、ヘボは久しぶりに大山名人の将棋を見た思いでした。丁寧な受けで相手の攻めを無力化した後の平凡(これが難しい)で理に適った寄せ。いや、名人であれば形も作らせなかったかな?大山全集がバイブルの香奈ちゃん。ここでもDNAは21世紀に受け継がれているようです。(^_^)
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