中飛車研究所(将棋)掲示板
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なにかのタイミングで書こうと思っていたことをここで晒します。 色んな個人にあった勉強法がありますが、ヘボは棋譜並べをお勧めします。自分がそれで強くなったという自覚があるからで、少し実戦から遠ざかっている今でも続けています。一応「見る将」でもありますから。 ヘボの致命的な欠点は、棋書(特に定跡書)の理解が遅いことですが、強くなりたい。そこで無い頭で考えたのが「完全コピー」。プロの勝局集を覚えて真似すれば少なくとも途中までは互角の形勢で指せるはずです。ヘボは典型的な終盤まくり型(?)なので、裏を返せば序盤に難があるということです。そんな中で目に入ってきたのが森雞二九段の手による「必勝四間飛車!!」(急戦編・持久戦編)でした。今でも「大山康晴全集」と並んでヘボのバイブルです。但し、20年以上前の本なので、手に入りにくい。今であれば「振り飛車年鑑」(2021・2022)が良いかもしれません。四間飛車だけでなくて色々な戦型(筋)が楽しめます。何より現代の振り飛車党棋士の嗜好(思考)がリアルタイムで分かります。また、殆ど振り飛車の勝局集になっているので「名局集」(三間・四間・中)も良いでしょう。 まあ、ヘボのレベルでは中盤までに多少不利になっても辛抱して終盤に引っくり返せることもあるのですが、理想は序盤からリードを奪って「(相手が)何を指しても形勢が悪くなる」状態に追い込むことですから(笑)。とにかく強い人の将棋を良く観て勉強することはプロにおいても有効な上達手段になっているようです。
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