中飛車研究所(将棋)掲示板
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順位戦、狩山vs佐藤慎戦より。 狩山四段はついこの間プロ入りしたばかり、対する佐藤五段は苦労人です。両者居飛車党なので、相居飛車戦が予想されましたが、なんと後手の慎一五段が振り穴を採用しました。狩山四段は銀冠、▲8五歩型です。 序盤から中盤にかけてじっくり居飛車の攻めを受け止め、その間に左金を右に寄せていったのが好手順。機を見て飛角を叩き切り、食いつきに成功、総手数こそ160手となりましたが、穴熊手つかず、全く危なげの無い安定の指し回しで快勝となりました。慎一五段は著書を何冊か出版されている研究家ですが、たまにこいう形で飛を振るのは全く予想外で、良かったと思います。多くの居飛車党は対振り飛車戦まで研究していませんからね。若手相手に頭の反射神経戦は不利。ならば少しでも自分の土俵で、と考えるのはむしろ自然。これからも困ったら飛を振って勝って欲しいですね。v(^_^)v
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