中飛車研究所(将棋)掲示板
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振り飛車党員でも相振りを避けない人と対抗形に持ち込む人(つまり相手が振ったら譲る)の二つのタイプがあります。因みにヘボは前者で、エレキングさんはどちらでしょうか? ヘボが偉そうなことを言う資格は無いですが、「こう指してはいけない」という将棋を見つけましたので、一緒に見ていきましょう。女流王位戦予選、鎌田vs上田戦です。女流棋士は振り飛車党が多いので、相振りのサンプルは女流棋戦を漁るのが良いでしょう。因みに男性棋士間の対局では相振りは少ないです(原因の一つが居飛車党:振り飛車党≒4:1)。 鎌田さんは振り飛車党であると思っていたら居飛車党でした。居飛車党員が振り飛車党員に対して相振りで挑むとは豪胆ですねえ。上田さんはまあ女流棋士では強い方の振り飛車党。香奈ちゃんとタイトル戦を戦ったこともありましたね。因みに旦那さんは及川七段です。 さて、漸く将棋。先手鎌田は向かい飛車で金無双に、後手上田は三間飛車&美濃囲いで対抗です。これ自体は何も問題は無いのですが、その後の先手の指し手に問題有り。金無双は端攻めに対してやや頑張りが利く他は脆い囲いで、進展性が無い。つまり早くに決着(急戦)を付けないとダメなのです。しかし実際には不急の手を沢山指していて立ち遅れ、後手の先攻を許してしまいました。先にも書きましたが相振りのキモは「先攻」です。そして金無双は平べったい囲いなので、飛の横利きを活かす「浮き飛車」を軸に攻撃を組み立てなければなりません。準備不足&勉強不足ですね。「相振りを舐めんなよ!」と言いたい。(>_<)
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