中飛車研究所(将棋)掲示板
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角交換振り飛車自体は昔からありました。所謂「B級戦法」と言われていてアマの人の採用は少なくなかったそうです。藤井システムやゴキゲン中飛車の猛威が一段落して、十年前くらいに一度流行って、藤井猛九段が定跡をまとめました。ヘボも何局か試しましたが、長期戦には向かない戦法です。主導権は握り易いとされていますが、ヘボのようなボンヤリしている人間は指すべきではないですね。序盤早々は攻撃手段が限られるので定跡をしっかり勉強して臨んで下さい。 さて、ご質問に戻りますが。四手目は▽同銀でしょう。▽同飛は▲4五角や▲6五角が受かりませんからね。その後ヘボが良く指していた形は四間飛車でしたね。しかしながら、そもそも(先手からの)3手目の角交換はあまり推奨されない指し方です。単なる手損ですので。ですから喜んで振り飛車にして構いません。具体的には▽3三銀から▽4二飛、玉を右に囲ってずんずん4筋の歩を突いていく感じでしょうか。プロは向かい飛車にする人が多いようですが。角交換振り飛車一般に言えることは相手に角を持たれている訳ですから相手からの角の打ち込みに十二分に気を付けることです。囲いは銀冠か木村美濃で迷いますが、穴熊(これを白色レグホンスペシャル=レグスペと言います)もありますね。 二つ目には持久戦になると玉頭周辺の位を取られ動きが取りづらくなる危険があるので頭に入れておいて下さい(そこで銀冠に組む訳です)。平美濃に組んだとすると▲7四歩のようなコビンを狙う手が非常に厳しくなりますので。またバランスを取る指し方が要求されるのために玉を深く堅く囲うことが難しいので、ヘボは諦めて振り穴党になりました(苦笑)。
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