中飛車研究所(将棋)掲示板
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ヘボは大山康晴に心酔して振り飛車党を志し(現状、不利飛車ですが)、受けが下手なので攻め将棋になり、覚えることが少なそうに見えたので振り穴党になりました。そして対抗形の居飛車側に回ると失着が多いので、相振りだけは勉強することにしました。 最初はそもそもどう指せば良いのか判らず、経験値の差でひねられていました。そのうち金無双がどうにも好きになれなかったので、美濃で玉を▲3九(▽7一)に留めたままの四間飛車を愛用するようになりました。これも最近上手くいかなくなることが増え、基本に立ち戻って金無双向かい飛車を多用するようになりました。また相手が格下の時は穴熊を使うこともあります。相振りは所謂力将棋で、相手の指し手を見ながら玉の囲いや攻撃の形を決めていくので、後手番有利な戦型です(?)。少なくともヘボはそう思っています。 相振りはプロ間では振り飛車党ですら避ける傾向になります。その荒野に堂々と道を付けて行っているのが福間&西山の両巨頭です。それを見て「ガラパゴス」と揶揄するユーチューバー棋士N八段は許せませんね。ヘボは相振りが自在に指しこなせる人が最強だと信じています。このように相振りはお互いの棋力は勿論のこと気分や嗜好にも左右される戦いになるので、格上のみぞおちに一発パンチを入れるチャンスがある将棋にもなります(よって振り飛車党の半分以上は相振りを避けることになります)。テンテーが定跡本を出しましたが、いずれは藤井システムのように体系立った戦型になっていくのでしょうか? いつものように前振りが長くなりましたが、今回のサンプルはそういう訳で女流棋戦から拾ってきました。女流王位リーグ、山根vs小高戦です。 山根女流三段はプロ入り後の小山れお君に勝つなど、力は付いてきているようですが、好不調の波が激しい印象。対する小高女流初段は中飛車が得意らしい。まだまだだと思いますが、本譜は先輩の胸を借りるということで。 さて、先手山根は向かい飛車&金無双の布陣を敷きます。山根さんはこれが大好き?で、ヘボは他の組み合わせを観た記憶がありません。一方の後手小高は三間飛車から美濃囲い。よくある「対抗形」です。今丁度、相金無双の棋譜を並べているのですが、どうも三間飛車と金無双の相性がよろしくないように感じます。また相振りは余程の無理攻めでない限り、先攻した側がかなりの確率で勝ちます(あくまでヘボのレベルですが)。本譜も先に仕掛けた小高さんがペースを握り、途中すっぽ抜けそうになった場面はあったものの、そのまま攻め潰しました。山根さんは経験値は優っているはずですが、折角の浮き飛車を仕掛けの直前にわざわざ下段まで引いたりとちぐはぐな待ち方が徒となったようです。確かに「四枚の攻め」は切れませんね。 このように均衡を保つのが難しい戦型で粘りが利きにくいこともあり、大山名人は振り飛車党になってから10局も指していないと思います。中盤の押したり引いたりが好きで自分の嫌な形で戦うのは危険だという名人らしい考えです。ヘボは逆に、序盤の作戦負けが極めて稀な名人ほど相振りを上手く指しこなせそうな人はいないと思っているのですが、どうでしょうか?
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