中飛車研究所(将棋)掲示板
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以前から札幌に住んでみたいという思いがあったので、希望地も校長にそのように話しましたが、結果は胆振、室蘭でした。引っ越しによる部屋の片付けもそこそこに、道場を訪ねました。場所は以前別件で室蘭を訪問した折に確認していたからです。折悪しく、丁度活動が終わったタイミングでした。しかし一人の有段者が残ってヘボの相手をしてくれることになりました。相手が何者かも判らないのに、無意識に穴熊に潜っていました。それまで(振り穴は)殆ど使ったことが無かったのに、「負けたくない」という思いが強かったのか?将棋は負けました。しかし「実戦から遠ざかっていた割には、やれる」と自信が付きました。翌週から毎土曜に道場に顔を出す生活習慣となりました。 室蘭は私が赴任した当時、既に人口8万数千人、それでも二つの道場がありました。1年余り経って、先記の道場は活動を停止し、(それ以降)ヘボが通うようになるもう一つの道場に一本化されました。暫くして生活ペースが落ち着くと、ヘボは活動開始の前に早めに会場に出向き、準備をするようになりました。理由の一つに小さな事件がありました。ヘボが感想戦の際にエラそうな口を叩いたようなのです(本人は覚えていない)。それを席主に咎められたので、反省の意味も込めて、退職で室蘭を離れるまで続けました。会場は市の商工会議所のような建物(席主が年度の使用予定を予め提出)で、準備といっても、折り畳み机を10余り拡げ、盤駒時計を載せていくだけです。コロナになって、作業にアルコール消毒が加わりましたが。メンバーは殆ど固定されていましたが、良い人ばかりで気持ち良く将棋が指せました。マンネリで物足りない分は、札幌に出た時に駅前の道場で補っていました。規模(30人ほどの会員で、1回の活動参加人数は通常10人前後)の割には年齢層が幅広かったので、席主は運営に気を遣い、例えば年に一度の「青空対局」や忘年会もありました。青空対局とは公園の一角でシートを広げ、酒を飲みながら将棋を指すのです。楽しかったです。(~o~)u 今は大きな道場に通っているので、運営の心配は要らなくなりましたが、席主をはじめそこで働いている人の苦労は何となく分かるようになりました(だから何か特別なことをしなければならない訳ではないですが)。せいぜい出入禁止の烙印を押されないようにしたいものです。(>_<)
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