中飛車研究所(将棋)掲示板
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その弐の続きになります。 初の全道大会に向けて気分は高揚していました。大会前日、当時勤務校で美術部の技術指導をしていた私の絵の先生がJRの駅まで送ってくれることになっていました。その日は季節外れの低気圧で風雨が強く、嵐に呼ばれた男になってしまいました(なんのこっちゃ?)。何とか特急に乗り込んだものの、苫小牧の近くの「あおば」駅で止まってしまいました。なんと風で駅の屋根が吹き飛ばされたということです。結局、札幌のホテルに着いたのは日付が変わった時刻でした。 翌朝は睡眠不足で朝食をかき込みましたが、対局場に辿り着くとギアが入りました。初戦は釧路代表の小学生。相振りになり、9筋から6筋の位を取って、圧倒。快調な滑り出しです。次戦も相振りになりました。相手は偶然、函館で2局戦ったことがあり、上手く指せた記憶があります。八強です。 ここから対局場を移動して、板折り畳み盤&プラスチック駒から五寸盤&木の駒に変わります。情けない話ですが、これで雰囲気にすっかり飲まれてしまった感がありました。本日初めての対抗形になりましたが、相手の居飛穴に立石流で臨んだものの力の差が大きく完敗でした。感想戦は結構長く、相手(十勝代表)の応援団が加わりました。別に馬鹿にされたとかは無くて、ポイントを押さえた良い検討であったと思いました。帰りは棋書を頂戴して帰りましたが、それはもう手元にありません(苦笑)。「思ったより戦えたのでは?」と「負けて悔しい」という相反する思いが交錯する帰路でした。
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