中飛車研究所(将棋)掲示板
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順位戦、渡辺和vs久保戦を観ていきましょう。 ヘボの心の(将棋もですが、真似が難しい)師匠、久保九段。菅井君もそうですが、天彦「貴族」九段以外はあまり振り飛車党員が勝っていない。もう一花咲かせて欲しいという、ファンの願いです。 最近の久保師匠の将棋を(僭越ながら)ヘボなりに眺めると、序中盤の失敗を取り返せずズルズル後退することが多いです。中盤まで互角で行けば卓越した終盤力が持ち味ですから結果も付いてくると信じています。極端に言うと、新しい型の模索が続いていて、それが実を結ばない状態がずっと出ていない。そのような感じです。 さて、先手渡辺七段は急戦・持久戦どちらも指しますが、本譜は居飛穴を目指します。後手久保は途中ミレニアムの可能性も残しながら、結局▽9二香。お互い穴熊が完成してから戦いかと思いきや、36手目の▽3五歩が波瀾を呼びました。居飛穴が▲6六銀型なので、▲5五歩の開戦が痛かった。銀交換で駒の損得はありませんが、振り飛車は手薄の中央がいかにも寂しい。▽4三金と反対側に上がらされて不満どころの騒ぎではありません。(>_<) 更に、ここで居飛車らしい一手が出ます。▲3五銀!敵飛の捌きを押さえながら▲4四銀出を見せており、振り飛車が困る手です。押さえ込まれては「捌きのアーティスト」の名が廃るということで、勢い▽3五飛▽6九馬と切って捨て、居飛穴陣に食らいつきました。 AIの評価値は全然ダメですが、(ヘボが振り穴推しなので)流れは振り飛車に来ているように見えます。固めながら▽5一香▽5三金と活用し、74手目の▽6三金打ちから勝負手▽5四飛が通り、完全に逆転しました。形勢がこちらに振れてからの指し回しは盤石で、▽6七馬と取った歩が▽5一に底歩で使えるという巡り合わせの良さ。久保師匠大好きな角(馬)を二枚使いながら、嫌みな▲7二成香を削除して受け無しに追い込みました。「これぞ振り飛車、これぞ穴熊」という将棋は久々の目の保養です。立ち直りのきっかけにして欲しいです。(-人-)
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