中飛車研究所(将棋)掲示板
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関係の無い話ですが、今月10日に大相撲十一月場所が始まります。九州場所は一年納めの場所。その中日(なかび)に漸く初日を出した力士のような人がいます。 A級順位戦、菅井vs中村太地戦を観ていきましょう。 「一体どうしたんだ?里見の結婚か?聡太様にやられたせいだろう」とアンチが面白おかしく騒ぎ立て、ヘボは煮えくり返る思いでいました。それほど菅井君はおかしくなっていましたが、先に紹介した王将戦リーグ辺りから本来の将棋が戻ってきたようです(いやまだ油断はできませんが)。太地君はまあこんなものではないですか。YouTuberなんかやっていないで将棋の勉強をしていれば良いのに。 さて、先手菅井が普通に角道を止めて三間に振ると、後手太地は急戦模様。▽7四を突かず先に▽6四歩としたのが研究か?早仕掛けの一変化でしょうか。菅井君も▲3八銀から素早く美濃に囲い迎え撃つ方針。 居飛車は早くも24手目に▽6五歩と突っかけました。振り飛車は▲6八飛と転回し、角交換。当然居飛車は▽8六歩から飛成を狙っていくのかと思いきや。▽7五歩??ヘボは正直「ありがたい」と感じましたね。居飛車は更に▽5五角と手放し、▽4六角と使いながら▲5七を目指します。ここで形に拘らず▲5八金右が振り飛車のしっかりした受け。自陣に憂い無く、8筋からの逆襲です。ここまで進むと居飛車には良いところが一つもありません。形を乱された右金を必死に使っていきますが、振り飛車の丁寧な受け(▲4九歩の底歩おかわり他)の前に切れ筋です。最後は即詰みに仕留められました。 菅井流は攻め潰すイメージでしたが、本譜は受け潰しが光りましたね。再び新しいアイデアが浮かぶまでは、定跡形を見直し勝利を求めるのもアリだと思います。(こんなことを言うのは不本意ですが)残留目指して頑張って下さい!
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