中飛車研究所(将棋)掲示板
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広瀬章人、大内延介、福崎文吾、森安秀光、西村一義、瀬戸博晴他、振り穴の勝局を集めて並べているところです。まだ「一通り」までも行っていませんが、色々なことが分かってきました。その一つが表題です。 振り穴の変遷も興味深い。既にスペシャリストと言われてきた棋士の皆さんが論じていることですが、大内九段が「穴熊囲い」を「穴熊戦法」に昇華させたことで振り飛車穴熊が棋界で認知されるようになりました。しかしながら現役棋士の将棋を観ても明らかですが、プロにおいても「振り穴に向いている人、向かない人」がいる。現時点では、ヘボはその理由を「攻めと受け、どちらが好きか」に求めています。 ヘボの心の師匠(将棋は殆ど真似できない)大山康晴は生涯2,000局を超える将棋において、振り穴を数えるほどしか用いていません。また最も将棋が似ていると称されていた森安秀光。当然調べたのですが、僭越ではありますが「(振り穴が)上手くない」。森安流とは相性が良くないように感じています。 一方、大内、福崎、広瀬の3巨頭は(まあ勝局ばかり集めていることもありますが)格好が良い。「美しい」と表現しても罰は当たらないでしょう。誤解の無いように申し添えますが、お三方は強烈な攻めの裏で強靱な受けの力も備えているということ。それを差し引いても「相手を攻め潰す」の気概を持つ人が「向いている人」なのかなあ、と考える次第。凡庸な結論ですが。(>_<)
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