中飛車研究所(将棋)掲示板
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マイナビ女王を防衛しました。その西山vs大島戦(第3局)を見ていきましょう。 西やんは攻める振り飛車党員の代表で、積極的な指し回しに定評があります。男性棋士も何人もが剛腕の餌食となっています。一方の挑戦者大島さんは最近頭角を現してきた居飛車党ファン期待の星。男性棋界はハ冠が君臨していて安泰なので(不利飛車党員としては悔しい限りですが)、女流のツートップが振り飛車党員であることは気に食わないのでしょう。欲張りですね。(^^; さて、注目の序盤ですが、西やんは三間飛車でした。注目され始めの時期は中飛車の採用が殆どでしたが、最近は三間飛車が多いようです。しかし本譜はギリギリまで囲いの態度を保留し、居飛車が銀冠に構えたと見るや、彼女としては珍しい穴熊に潜りました。嬉しいです。(^_^) 居飛車は更に、こちらも穴熊に組み替えますが、どうも指し手がぎこちない。(>_<) 右金が囲いから離れたままで決戦となりました。この後は西やん得意の殴り込みで、胸をすく捌きから一気に敵玉に殺到、受け無しに追い込みました。大島さんが一所懸命に研究してきた流れとは思えず、不慣れな戦型をついフラフラと選んでしまったように感じました。 振り穴は西やんに合っている戦法だと思いますので、是非今後多用することを願っています。ヘボも棋譜を並べてコツを吸収したいです。
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