中飛車研究所(将棋)掲示板
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新人王戦で(勝った方には失礼ですが)番狂わせが起こりました。 山根vs小山怜央戦を速報で?お伝えします。 先手山根四間飛車、後手小山の居飛穴で始まりました。 序盤、居飛車は早めに▽7四歩を突き、急戦を匂わせましたが、振り飛車は普通に美濃に組み、最近余り見られなくなった6筋位取り(▲6六銀型)を採用しました。高美濃に組み替え、39手目には▲5五歩と開戦!更にここで▲5七銀と引いて角道を通した手が柔軟でした。歩交換で▲5五角と飛び出して敵飛に当てることで自然に▲5六銀の好形を作り、早くも振り飛車十分の分かれとなりました。 振り飛車の指し手は冴えまくります。相手の駒を押し込んだ後、狙い澄ました端攻めを敢行。穴から敵玉を引きずり出しました。以降の指し手も決して焦らず、手厚いので居飛車は暴れることすらままなりません。ミスなく最後は即詰みに切って落としました。いや、天晴れです。(^_^) 正直、ヘボはあまり山根さんの振り飛車を評価していなかったのですが、ノーミスなら男性棋士をも倒してしまうまで実力が上がっていると言うことなのですね。 これは旦那さん(本田六段)の助言も大きかったのではないでしょうか?この勢いが続くのなら、ひょっとするかもしれませんよ? 小山四段は普通の強い棋士になってしまいましたね。「アマ最強」から立場が変わり、対戦相手は妙なプレッシャーを感じずに対戦できているためだと思います。これからが肝腎です。
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