中飛車研究所(将棋)掲示板
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ヘボが駒の動かし方を覚えたのは小学校入学の直前でしたが、たまたま父と祖父が将棋を指せたので、「道場通い」という発想自体がありませんでした。勿体ないことをしたものです。(>_<) 最近のヘボの投稿は道場の話題が多いので、少し過去を振り返ってみましたら、最初に道場と言われる場所に足を踏み入れたのは2004年(場所は旭川)のことでした。それ以降、一見さんも含め、数えてみたら20近くの道場で指していることが判明しました。私のこれまでの引っ越しの回数よりも多かったです(苦笑)。 最近、神様の影響で小学生を始めとする若い層にも将棋に関心を持つ人が増えてきました。それ自体は同じ愛好家としても喜ばしいことですが、観る将の方々は皆「指し将」であって頂きたいという思いがあります。この欄でも度々書いていますが、ユーチューブ等SNSに棋譜や棋士個人の活躍が紹介されることで、将棋への理解は深まります。さらにソフトの普及で素人でもある程度の形勢判断もできるようになりました。その結果、歓迎されないことも生じています。具体的には負けた棋士への誹謗中傷です。「勝てば官軍」とは良く言ったもので、多くの人は勝者には(他に問題があったとしても)批判めいたことも口にしません(ヘボは性格がひねくれているので例外です)。その反動なのでしょうか、敗者をボロクソにこき下ろすのは。(T_T) 多分、そのような人達の多くは将棋を指さないのではないでしょうか?指したとしても、負けるのが嫌な人が多いのだと邪推します。棋力向上を目指す人が将棋を指して負けると、本当に辛いです。そこで敗者への労りの気持ちが醸成されるのだと思います。 ですから、そのような皆さんに特にお願いします。道場に足を運んで下さい。ネットではダメです。対面で勝負を経験しないと、今指している相手の背景等には思いが至らないでしょう。勝てば勿論楽しいのですが、「負けて覚える将棋かな」で、上達以外にも得られるものが多いです。 二十年ほど前、「将棋世界」の付録に全国道場一覧が出ましたが、最近の事情は激変しており、潰れた道場も少なくありません。ヘボ自身は何とか1回でも多く通って、オーソドックスな将棋文化の維持に貢献したいと思っています。
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