中飛車研究所(将棋)掲示板
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良くない流れが続いています。菅井君もそうですが、ヘボの将棋も。(>_<) それにしても「明日からも頑張って生きていくしかない」は何とも辛い叫びでしたね。「臥薪嘗胆」「捲土重来」を送りたいです。ヘボなら泣いてしまうかも。(T_T) 道場で一人、勝手にこちらで自分の実力のバロメーターにしている高学年の小学生がいて、もう7、8回対戦しています。人間はAIと違って、純粋に将棋に勝つことだけでなく自分の置かれている状況?なんかも考えてしまう。ヘボの場合では、「小学生に教えて貰うなんて屈辱だあ」とか。 その道場では、恐らく聡太ブームの恩恵?で小学生が沢山来ていて、1年前は相手のペースに乗っかってしまい、惨敗が続いていました。それが最近になって漸く彼らのペースを崩すにはどうしたらよいのかおぼろげながら分かってきて、同格であれば指し分けくらいにはなってきた訳です。 さて、N君は「負けると感想戦を放棄するような」連中から一歩抜け出して自分の言葉で会話ができる数少ない小学生で、そういう意味でもヘボは「基準に」しているのです。 その日の将棋は、私が先手で中飛車から潜ろうと思っていましたが、銀対抗になり、(ヘボは)穴熊の暇は無いと判断し、積極的に攻めていこうと思いました。しかし「自分では分からない」悪手&疑問手を連発し、気が付くと指し切り寸前の局面になっていました。 正確には覚えていませんが、角金くらいの大きな駒損で、敵陣はほぼ無傷、自分の拠り所は自陣が手付かずの銀美濃で、竜が要所に居て、金桂と歩が3、4枚手駒にあることでした。ここで▽5七桂と竜・金の褌を掛けられていたら終わりでしたが、敵さんの指し手は▽7六歩!次にと金を作ろうという手ですが、ヘボはそれを防ぐ手段が無い。意地悪なおっさんの思考回路を感じました。 時間が少し残っていたので、せめて一太刀の方法を考えました。そこでまず竜を▲6五に逃がし、船囲い崩れの敵陣に▲4四歩と嫌みを付けていきました。ここでヘボに幸いしたのは「活路がこれしかない」と手段が限られていたことです。対してN君は「最後の突撃をいなせば勝ち」と瞬間的に「盤面が狭くなって」いたことが災いしていました。 ▲4三歩の叩きから▲5五桂を決め、(ここで素直に相手をされていたら本当に指し切っていましたが、そうならず)竜の再侵入が叶い、完全に逆転です。最後はヘボとしては珍しい「ピッタリ即詰み」に敵玉を仕留めました。 ヘボは垂れ歩に触れた後、「交通事故だから忘れれば良い」と感想戦で話しましたが、彼はその真意を理解したでしょうね。ほぼボロボロの一日でしたが、こうして格上をひっくり返す将棋もポツポツ出てきたので、それを「自分に力が付いてきた」と良いように解釈して、勉強に励もうと思います。 (^_^) お約束のお粗末でした。
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