中飛車研究所(将棋)掲示板
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始めに、嫌いなユーチューブの番組をブロックしようと思い、色々調べたのですが、結局「アカウントを新たに作らなければならない」ことに行き着き、諦めました。ヘボが将棋の番組を観るので、必然的に○村八段や○田九段の番組が目立つところに現れるんですよね。(>_<) 悩ましいところですが、某○マゾンを騙るような迷惑メールがこれ以上増えても困るので、我慢ですかね。 (T_T) さて、竜王戦、宮嶋vs黒田戦を取り上げます。 宮嶋四段はプロ入りホヤホヤの人で居飛車党、黒田五段は割合順調に力を付け、結果も出しているオールラウンダーです。本局もその柔軟性が遺憾なく発揮されました(とヘボは思いました)。 宮嶋先手で態度を明らかにしないうちに、後手黒田は四間システム風に玉側の端を突き越しました。後の展開を考えると振り飛車が早くも一本取ったように感じました。結局居飛車陣はミレニアムになりました(居飛穴は危険、との判断か?)。 局面は進んで27手目▲2五歩に振り飛車は▽1三角と端に上がりました。これが機敏な一手で、居飛車の飛先保留を咎めた形になりました。黒田君は「してやったり」では?!ここから振り飛車の駒捌きが気持ち良かった。角を▽3五に進出させ、飛交換に成功、更に角を切って敵玉に迫ります。居飛車は詰められた端から反撃を試みますが、明らかに一手遅い。振り飛車は▽7一玉の早逃げから▽7六桂を間に合わせ(先の八代vs天彦戦でも現れた攻め筋)、万全の体勢です。 結局、振り飛車が居飛車の戦力不足の攻撃をキッチリ余し、快勝。「ミレニアムには▽7六桂(▲3四桂)が有効」と勉強をさせて頂きました。ヘボの実戦ではそんなに上手くいくとも思えませんが、覚えていて損は無いと思います。一局を通してみてみると、振り飛車の的確な対応と、盤面全てを観ている視線が良かったように感じます。黒田君は本譜のように相手の出方に適切に対応できる頭の柔らかさが持ち味ですが、軸になる戦型も確立しておいた方が良いように思いました(余計なお世話ですが)。 (>_<)
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