中飛車研究所(将棋)掲示板
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A級の広瀬vs菅井戦を取り上げます。 対本田、対永瀬と、振り穴で滑った菅井君、今日は美濃で臨みました。相手が元振り穴王子ですから、頭を冷やす意味でも賢明な選択でしょう。 果たして、広瀬八段は居飛穴でした。八段は今日勝つと九段昇段だそうです。でもタイトル3期で上がりたかったですよね。一方の菅井君も勝てば通算400勝。 私もこれまでは美濃(銀冠)で居飛穴退治を模索してきた側ですが、そもそも穴熊は駒が偏っているため、大駒を1枚隠居を強いられると相当勝ちにくいんです(天彦九段は勿体なかった)。大山名人のように受けが桁違いに強いと、穴熊相手は有難かったでしょうね。 本譜は、居飛車の飛が働かず、これが最後まで響きました。また拾った香を二段ロケットにできたのも大きかった。穴熊は金銀以外の小駒(最強はと金)の攻めに弱いです。 最後は敵玉を穴から引きずりだし、上から金を被せて終局。「ああ、こんな勝ち方してみたい」とウットリするような収束でした。 これで3勝1敗ですか。早くあと2勝して残留を確定させましょう。挑戦はそれからゆっくり考えればよろしい。沢山いる居飛車党棋士が全然ダメ(力が及ばないというか、むしろ諦め感が強いですね)。ですから、坊やを倒せるのは理屈から言っても菅井君しかいません。坊やは脳内に将棋盤が無いそうで、将棋の理解は全て棋譜なのです。謂わば人間の皮を被ったAIということです。AIを倒せるのはAIが理解不能な振り飛車しかありません。力勝負を制して坊やを号泣させましょう。匠君も相居飛車戦を諦めれば道が開けるかも?!
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