中飛車研究所(将棋)掲示板
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少し前からバランス将棋の全盛、「矢倉は終わった」宣言、AIの占拠、坊やの台頭等により、穴熊は一部の人を除いて評価されなくなってきているようです(私自身はそうは思いませんが)。 ところが、先月旅行中に悪天候で間が持たなくなり、食事のついでに寄ったイオンの本屋で「穴熊道のすすめ」という本が目に入ったので買ってしまったんです。著者の一人、遠藤正樹氏(アマ界の実力者で、対プロにも良い勝負)はAI云々を受けて「全員が同じことをやるのではおもしろくない。(中略)自分のやりたいことをやるのが一番なのだ」とまえがきで書いておられます。 そもそも振り飛車自体の評価が低いのが周知の事実。しかし少数派ではあっても振り飛車党棋士は頑張っている。この間、暇に任せて全棋士の勝率を振り飛車党と居飛車党で比較しましたが、振り飛車党が僅かに勝ち越していました!AI信奉者や居飛車党はさぞかし怒り心頭でしょう。多くの人は「AIが正しい」という前提で将棋を考えているようですが、そのAIですら未だに振り飛車の捌きを正しく評価できていません(言語化できていないという点では人間も、ですが)。今更ながら、遠藤氏のお言葉に勇気づけられた次第。 ヘボの棋風が「玉を固めて攻めに専念」「中盤まで悪いながらもついていき、終盤で誤魔化す」であることもあり、暫く穴熊優先採用で道場を戦っていこうと思います。軌道に乗ったら?相振りでも潜れるようにしたい(笑)。そう、自分でやりたい将棋を指すことが一番。「好きこそものの上手なれ」とも言いますしね。
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