中飛車研究所(将棋)掲示板
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とは穏やかでないですが(苦笑)。 棋聖戦予選、小倉vs谷合戦を観ていきます。 先にも書いたように、振り飛車党の棋士が(数で?!)頭を押さえられている現状なので、振り飛車の棋譜が少ない。そして相振りのサンプルも少なくなります。殆ど最近は女流の棋譜に頼っている状態です。 さて、先手小倉の角道止めた四間、後手谷合の▽3三角(向)になりました。私は自分で先手を持って相振りになると似たような形になるので、注目です。 6筋の歩交換後谷合君は歩を謝らなかったので、小倉八段は過激に交換した角を▲6三に打ち込みました。このような展開はヘボレベルだと攻めている側の勝ちになることが多いです。短い持ち時間では正確な受けを繰り出すのが難しいから。でも流石はプロですね。谷合君の指し手は的確で、逆に即詰みに仕留めましたので、結果は多くの人が思った通りになりました(?)。 ただ、ここで肚が立ったのは、ある外野のコメに「プロをリスペクトする気はあるが、さすがにこれは(低レベルの将棋指しやがって→私の憶測です)」があったこと。以降も私の邪推になりますが、この方はもしかすると角換わりこそ将棋の王道と考えていらっしゃるのか、さらには藤井聡太や羽生善治が指す将棋こそ理想とされているのか。まあ、ヘボにとっては勉強になったので構わないのですが、(この方が仮に「指し将」であるとすると)痛い目に遭いますよ、と感じた次第。 この将棋は相振りですが、6(4)筋を突いていく流れは、ヘボの実戦、特に右四間対策で効果があります。右四間を採用する人はほぼ攻め好き。攻め好きが嫌がることは「自分が攻撃できないストレス」です。つまりこちらから攻めていき「受けを強要」すれば少なくとも気持ちでは優位に立てる。早めに角交換すれば丸い頭も狙われない。筋違い角と組み合わせて必殺の▲6三歩(▽4七歩)の叩きが待っています(笑)。現在、後手番を引いた時の手順を勉強中(やはり序盤の一手の差は大きい)。てんてー(猛九段)も昔やっていたので皆さんも如何ですか?(^_^)
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