中飛車研究所(将棋)掲示板
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ガッツポーズをして、親に呆れられました。(>_<) 菅井vs聡太戦(A級)より。菅井君は対羽生戦(日本シリーズ)、対髙見戦(竜王戦)等、ここ数局、将棋が荒れていました。これに対して聡太君は棋聖を防衛するなど順調に見えました。良い予感はしなかったですが、将棋は指してみなければ分からない! 昨晩、Abemaを点けたら菅井先手で中飛車、それなのに居飛車に5筋の位を取られており振り飛車陣は一見すると窮屈でした。「駒の裏を取れればなあ」と思いながら観ていましたが、今は一人暮らしではないので、10時前には寝てしまいました。それで、朝起きてYouTubeで棋譜チェックをした結果から報告致します。 先手を引いたのが大きかったかな。得意技で臨むしかない訳で、部分的には少し古い将棋になりました。具体的には居飛車の繰り出した左銀に▲6五歩と突いて銀桂交換になるという形です。駒得にはなるのですが、歩切れになるのでバランスが取れているということですか。しかし改めて盤面を見ると端を詰められているのが痛い!振り飛車としては早い寄せ合いを、居飛車は押さえ込みを目指すという流れでしょう(ここで▽5六桂の場面に合流します)。互いの持ち時間は菅井残り1:44、聡太0:53くらいで、菅井君がじっくり時間を使っているのが印象的でした。画面から絶対勝つという気迫も伝わってきましたね。 その後、手厚く▲4五銀打ちとする順を選ばず、銀捨てから目障りだった桂を取り切り捌きに成功しました。この間、▲7四歩の垂らしから成り捨て、じっと伸ばした▲4五歩等、良い意味で菅井流でない指し回しが功を奏したと感じました。更に玉のコビンに味付けした後の端角が秀逸で、隠居していた角が守りに効いていた敵飛との交換になりました。そして最終盤の切り合い。流れるような寄せには感動しました。▲6五銀出の空き王手などは涙モノでしたよ。(ToT)/ これに安心せず、挑戦を目指して精進して頂きたい。少しだけですが、溜飲が下がった一局でした。 本局の観戦はYouTubeからだったので、コメも見ることができましたが、全国の振り飛車党同志の喜びの声が嬉しかったですね。一方で、聡太ファンや居飛車党は癪に障ったらしく「これだから振り飛車嫌い、こんな奇襲戦法」というコメントもありました。AIで解決できないから将棋は面白いんですよ。v(^_^)v
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