中飛車研究所(将棋)掲示板
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仕事を持っているとまず平日の道場には行けませんが、暇人になったので、物は試しと足を運びました。 昼過ぎに到着しましたが、土日の賑わいが嘘のようにガランとしており、準席主が一人いるだけ。その方に教えてもらえることに。 序盤、定跡とは違うルートを辿りましたが、結局相銀冠に。敵玉は端です。互いにやや手詰まり気味の中盤「飛を7筋に回っていこうか」と打開を考えていた矢先、角切りの強攻に動揺、一気に局面が動きました。 こちらの反撃は4筋と端攻めですが、まず飛成を防がなくてはならない。端を絡め馬を作り敵玉を▽1三に引きずり出しましたが、1枚金気が足りないんですね。「もう一押し」が出来ず敗局。 2局目、先に書いた▲6八金を採用。5筋の位を取り、筋違い角を打つ展開に。中央を突破しましたが、駒損。敵玉の右側面を壁にしたので、端攻めに勝負を賭けますが、ここでも1枚足りなかった。左金が遊んでしまい終局となりました。 長めの感想戦をしていると小学生とその母親、それからマスクで良く判らなかったですが、30代くらいの女性が入室。私はまず小学生の女の子と戦うことに。飛香落ちです。居玉棒銀でガンガン来ました。私は1、2筋は放棄して駒が入るのを待ちました。Kさんは飛当たりにも目もくれず、二枚替えに。大体棋力が分かって落ち着きました。感想戦では居玉を避け、分岐点で少し立ち止まって考えるように話しました。 この日の最終局はマスクの女性です。Mさんは某大棋士と同じ苗字(笑)。Kさんを香落ちで軽くいなしていたので、警戒です。手合いは私の角落ちです。将棋を始めた時、ゴキ中を最初に覚えたのでしょう。中飛車で来ました。私は駒の交換をされないように注意して攻撃を待ちました。中盤からの彼女の構想が秀逸でした。飛を6段目に浮き、美濃のコビンを突いて位を取った空間に回ってきました。「嫌だな」と思いつつ、敵角頭をいじめに行きます。ところが大きな読み抜けに愕然!金が浮いたタイミングで王手で玉頭の歩を交換され、十字飛車が受かりません。飛成を甘受し、▽5一に底歩を打って耐えます。そこからはMさんの攻め急ぎもあって逆転しましたが、脂汗の将棋でした。 感想戦は褒めることが多かったですが、Kさんと言い、Mさんと言い、攻めが大好き。私も受けが下手で、やむを得ず攻めることが多いので偉そうなことは言えませんが、これで受けを勉強し、「一手ためる」ことを覚えると強くなるのでしょうね(上から目線、お許しを)。 小学生、苦手ですが、やっぱり休日に来るしかないか。(>_<)
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