中飛車研究所(将棋)掲示板
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感じた快勝でした。(^o^) 糸谷vs久保戦(王座戦)より。 調子が下降線(勝率五割)の両者でした。二人の実力からすると、不本意な成績で、何よりご本人達が忸怩たる思いであることでしょう。ダニーの不調の原因は判りませんが、師匠がもがいているのは良く分かります。今風の将棋をぶつける一方で、昔の作戦を引っ張り出して試行錯誤を繰り返している。ヘボなりに苦悩が感じられて胸が痛みます。まだ降級一番手とは。(T_T) さて、でも本局は違いました。後手を引いた師匠、久方ぶりのゴキ中を持ってきました。ダニーは二枚銀です。居飛車の引き角から交換になりましたが、これが良かったのかも。2筋は謝ることになり、桂頭を狙われましたが、歩頭に跳ねだした▽4五桂がアートでした。取らせて▽6四角が厳しい。 居飛車は歩を成り捨てて飛を侵入させますが、打った角が攻防に良く利いています。更に頭を叩かれよろけた銀を食いちぎり、あっという間に居飛車玉は裸同然となりました。▲5四桂&▲6二銀と反撃されますが、取られそうだった金が▽5二に寄ってきたのがピッタリの守り。竜を弾き、手番を得ると寄せは再加速。早逃げの▲8八玉に▽5八銀が地味でしたが、確実な攻め手になりました。居飛車はなおも▲6一銀と打ち込んできてピンチを思わせますが、ここで▽9四歩と突いて懐を拡げ、一手勝ちが確実となりました。振り飛車はこういう風に指したいものですね。 何とか最終戦(順位戦)をモノにして生き残って下さい。味の良い年度末を。(-人-)
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