中飛車研究所(将棋)掲示板
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森下vs谷合戦(順位戦)より。 森下九段は私より1つ下位の歳。「駒得は裏切らない」の名言で有名でしたが、名人挑戦時に精神的な甘さから好局を落とし、以降、トーナメント決勝等の肝腎な勝負を落とすことが続きました。人間的には大変真面目・誠実な方です。私が以前将棋世界のQ&Aへ投書した際に、わざわざ直筆のお葉書でご返事を下さいました。因みに内容は「阿部vs加藤一二三(銀河戦)において『待った』をなぜ認めたのか?」でした。直接の担当は矢内女流でしたが、九段は当時理事だったと思います。今もヒフミンは全然懲りていないですね。(>_<) 一方の谷合君。何度か彼の将棋は取り上げましたが、ネット民にも私と同じ疑問&要望をお持ちの方が少ないようです。曰く「AIの研究に熱心だけど、自分の将棋で勝っているのを見たことが無い」「勝又教授のようなスタンスではなく、プレイヤーとして活躍して欲しい」。谷合君、見ましたか?(笑) 将棋は対抗形、お互いの持ち味が出た壮絶な玉頭戦となりました。先手森下が四枚銀冠の堅陣を築いたのに対し、谷合君は金無双から上部に厚い右玉?のような形で、先手から見て一貫して盤の左側(振り飛車から見て右側)で百手以上続く捻じり合いとなりました。恐らく双方秒も読まれていたのでしょう。逆転に次ぐ逆転で150手を過ぎた辺りで漸く局面がほぐれ、居飛車勝勢。谷合玉は▽2一まで追われましたが、最後に頓死を喰らったのは居飛車でした。谷合君命拾い! ネットのコメントで「悪手のオンパレードで観る気がしない」。それに対するツッコミ「(全部)観て、ご丁寧にコメントまでしてるじゃんw」。人間同士の将棋に悪手はつきものです(実感)。(>_<)
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