中飛車研究所(将棋)掲示板
Back
記事編集
投稿者
メール
題名
内容
やはりテンテーですね。やってくれます。 藤井vs屋敷戦(棋聖戦)より。 テンテーの先手初手は▲7六歩が99%ですが、最近は次の手から魅せてくれます(笑)。何と▽8四歩に対して▲5六歩!そして5筋位取り中飛車に進みました。多くの人が先手ゴキ中と称している形です。居飛車は超速模様の出だしで、角交換。馬作り定跡(但し、戦後逆)に進みます。でもこれは▲7四角で馬は消されるんですよね。居飛車はしつこくもう一度馬を作りますが、これも生飛との交換になり消えました。気が付くと▲5三にと金が出来、喉元に匕首を突き付けられ逃げ場のない形に。 本譜、印象に残ったのは振り飛車の右金の動きですね。飛頭に叩かれた▽5八歩、これを美濃囲いの金で取り、機を見て▲4八金→▲4九金と直し、終局図では何事も無かったかのように片美濃が残っている。「相手の力を利用して、投げる」振り飛車の奥義が存分に展開された美しい棋譜でした。(^_^)
URL
更新キー